フレデリック・フォーサイス

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ジャッカルの日 下 角川文庫

フレデリック・フォーサイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041131336
ISBN 10 : 4041131332
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

改造銃と偽造身分証を手にパリを目指す、暗殺者ジャッカル。英国警察の全面協力によりその正体をつかんだ捜査陣は、ターゲットを猛追、潜伏先で殺人を犯したジャッカルを指名手配する。10万人規模に膨れ上がる捜査、組織スパイからの情報も途絶えるなか、厳戒態勢の下で迎えた“決行の日”。ジャッカルは大統領に照準を合わせる―。暗殺者と官憲の攻防を圧倒的リアリティで描く、国際諜報小説の金字塔。

【著者紹介】
フレデリック・フォーサイス : 1938年イギリス生まれ。英空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を務めた後、71年『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界情勢の現在を切り取り続けている

篠原慎 : 1934年生まれ。青山学院大学英米文学科卒。文芸翻訳家。映画・テレビの字幕、吹替翻訳で活躍した後、文芸翻訳家になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちゃま坊

    安部元首相事件の後に新装版として発行されたと解説にある。 この名作を思い出した人がけっこういたのだろう。もしかすると捜査陣や犯人も読んでいたかもしれない。 オリジナルの銃を作成して予行演習しているところが似ている。 こちらは事前に計画が漏れているので警備は厳重だ。その捜査の手から逃れる逃走劇はぐいぐい引き込まれる。 ★★★

  • きゃれら

    下巻は一気。追うものと追われるものの攻防が本を手から離させない。何度か聞き覚えのある会話があり、あれ?再読だっけ?と思ったけれど、細部に全然記憶がないから、きっとこの作品を元に作られたほかのスリラーの会話が記憶から呼び出されたのだろう。本作が古典なのだ。日本のそうした仕事の関係者はこれを読んで勉強したりしてるのかな。

  • カツ

    下巻にはいると追う者と追われる者の一進一退の攻防にページを捲る手が止まらなくなる。どんな状況でも冷静沈着なプロのスナイパーの凄さを存分に味わえた。ジャッカルとはいったい誰だったのかという余韻を残すラストもいい。これがデビュー作とはお見事としか言いようがない。他の作品も読んでみようと思う。

  • 更夜

    とうとうドゴール大統領暗殺の日が近づいてきて、ますます用意周到なジャッカル。そんなジャッカルを追うフランス県警、もう一人の主役ルベル刑事。どんどんリアルにスリリングになっていく様子が読んでいて気持いい。ジャッカルは人殺しも厭わないのですが、そのエレガントさが際立っていていつも何人になっても優雅さを持っている。そしてついに運命の日を迎える。映画版も大好き。読了した後の余韻がまた素晴らしいノンフィクション・クライム小説。G1000

  • Booske40

    30数年ぶりに読んでも、ようでけた話やなぁ思いますわ。なんちゅうても、最後は真面目な奴が勝つんやちゅうことですわ、ホンマに。ジャッカルはと言うたら、やっぱり作戦の一部やと言いよるかも知れませんけど、ヨコシマナな気持ちが抑えられへんと言いますか、不真面目な態度がそこここに見られますわなぁ。

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