フレデリック・フィリップス・ブルックス

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人月の神話

フレデリック・フィリップス・ブルックス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784621066089
ISBN 10 : 4621066080
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : タールの沼/ 人月の神話/ 外科手術チーム/ 貴族政治、民主政治、そしてシステムデザイン/ セカンドシステム症候群/ 命令を伝える/ バベルの塔は、なぜ失敗に終わったか?/ 予告宣言する/ 5ポンド袋に詰め込んだ10ポンド/ 文書の前提/ 1つは捨石にするつもりで/ 切れ味のいい道具/ 全体と部分/ 破局を生み出すこと/ もう1つの顔/ 銀の弾などない―ソフトウェアエンジニアリングの本質と偶有的事項/ 「銀の弾などない」再発射/ 『人月の神話』の命題―真か偽か/ 『人月の神話』から20年を経て

【著者紹介】
滝沢徹 : 1976年早稲田大学理工学部数学科卒業。現在、株式会社エスアイビー・アクセス、フェロー

牧野祐子 : 1986年国際基督教大学教養学部語学学科卒業。現在、翻訳家

富沢昇 : 1978年早稲田大学大学院数学専攻修了。現在、株式会社エスアイビー・アクセス代表取締役社長、情報処理学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    恥ずかしながら、有澤先生の「ソフトウェア工学」を読んでブルックスがソフトウェア工学の大家であることを知りました。この本はその前から読んでいたかもしれません。プログラマには当たり前のことが書かれていて納得感あり。ソフトウェア工学の大家の書いたことと、この本とが一致したのは何年か後のこと。仕事で何か行き詰ったときに、この本を読み返すとよい。ソフトウェアを書かずに、現場の役にも立とうとする人は必読。管理者や大学の先生は現場の意見を聞く前に本書を読んでおくとよい。本書を読んで何がわかったかがリトマス試験紙かも。

  • Kiyoshi Utsugi

    著者は、IBMでシステム/360とそのオペレーティングシステム/360を開発した人として有名な方です。 ソフトウェア開発における「あるある」を19のエッセイとしてまとめたものですが、初版は1975年なので今となっては当てはまらないものもあれば、今でもあてはまるものももあります。 エッセイとしては、本の題名にもなった「人月の神話」、「外科手術チーム」、「銀の弾などない」が面白かったです。 銀の弾(シルバーブレット)って、名探偵コナンで初めて知ったんですが、こちらの方が早かったんですね。

  • Don2

    ソフトウェア開発の古典。いつか読んでみたいと思っていた。私、全くの非エンジニアで、とはいえプロジェクトマネジメントについて何か学べないかと思い読んだ。意外と(当然?)デバッグの話とかメモリ容量管理の話等専門的な内容の比重が重く、私、思ってた以上に対象読者じゃなかったな、という感じ。とはいえ、アーキテクチャは一貫性を保つためにごく少数名で組むべし、外科医的にエース+補佐のチーム編成にすべし、等、勉強になる箇所はあった。もう50年前とかの本なので、出てくるメモリの単位が1MBとかだったりして時代を感じる。

  • calicalikoume

    20年以上も前に書かれた本で、正に古典の本を読んでいる感覚。例えや言い回しなど難解と感じる部分はありつつ、現代に通じる内容が綴られていることに驚く。特に13章「全体と部分」でのデバッグに対する考え方が、昨今のテスト駆動に通じる種を見つけたように感じ一番印象に残った。

  • 大道寺

    ソフトウェア工学の古典。本書からの引用については私の人生において何十回何百回と触れる機会があったが、これまで本書を通読したことはなかった。古典あるあるで、書かれていることにはもはや新鮮味はないけれど、現代においても重要な課題について語られている。自分の直近の仕事と照らし合わせると「マイルストーンを鋭利な刃のようにあいまいなところをなくすこと」はほんとそれと思った。原著初版は1975年、増訂版ですら1995年の著作なので具体的な用語や事例は古いが、大きな問題ではない。

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