フレッド・C.アダムズ

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宇宙のエンドゲ-ム 誕生から終焉までの銀河の歴史

フレッド・C.アダムズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480091406
ISBN 10 : 4480091408
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代の多くの宇宙論は、その焦点を宇宙の誕生という過去に絞ってきた。全米で話題になった本書は、天体・宇宙物理学の成果を駆使して、その〈終焉〉までを大胆に予測。誰にでもわかりやすく説くスペース・ドキュメント。ビッグバン後の原始の時代、現在の宇宙、星が銀河から蒸発する縮退の時代、ブラックホールだけが散らばる薄明の時代、ブラックホールすら消滅する暗黒の時代…この5つの時代の先には何が待っているか?もう一度あたらしい宇宙が誕生するのか?生命と知性体の運命は?永遠は真に存在するのか?未来の哲学を予感させるスリリングな挑戦。キーワード索引・簡易年表付き。

目次 : 序章/ 第1章 原始の時代/ 第2章 星たちが輝く時代/ 第3章 縮退の時代/ 第4章 ブラックホールの時代/ 第5章 暗黒の時代/ 結論

【著者紹介】
フレッド・アダムズ : カルフォルニア大学にて博士号取得。太平洋天文学会からR・J・トランプラー賞、アメリカ天文学会からH・B・ワーナー賞、米国立科学財団から若手研究者賞受賞。現在、ミシガン大学の物理学の教授

グレッグ・ラフリン : カルフォルニア大学にて博士号取得。国立科学財団の特別研究員として日本の国立天文台に在職していたこともある。現在、カルフォルニア大学サンタクルーズ校の助教授

竹内薫 : 東京大学教養学部教養学科卒業。専攻は科学史・科学哲学。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。専攻は高エネルギー物理学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • へくとぱすかる

    宇宙のはじまりを論じた本は多いけれど、宇宙の未来・終わりを論じた本は、そうないだろう。はるかな未来といっても、数十億年後、地球が太陽に飲み込まれる程度の話で終わるのが多い。その先は人類には関係ないというわけか? しかし本書では、その先、超超超……未来までの予測が語られる。これまでの宇宙の137億年の歴史の100けた(100倍ではない!)以上先の話である。星の輝き、美しい銀河のすがたが、宇宙の歴史上、実は一瞬にもならない短かさであり、それでも語られる未来の生命のありかたを聞くと、思わず慄然とする。

  • いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

    **理論物理学**科学ネタSF読解の為読了。多くの宇宙論は、その焦点を宇宙の誕生という過去に絞ってきた。しかし本書は、天体・宇宙物理学の成果を駆使し、その〈終焉〉に手を伸ばした。現在の宇宙構造の先に予想される5つの可能性をスリリングに挑戦した意欲作!――SFの大きなテーマの一つに『宇宙滅亡』があります。数百億年というあまりにも長大な為、そのガジェットに最新科学が用いられることも多々ある今回のテーマ。さて、この絶望的な未来をもちろん"救う"方がSFのお題ですが、どうひっくり返すのか今から期待が膨らみます!

  • syota

    宇宙がビッグバンで始まったことは知っていても、終わりがどうなるかは初めて知った。20世紀末に物理学と天文学の大進歩があり、かつてない明瞭さで宇宙を理解できるようになったらしい。確かに、あっと驚く事実の連続でただただ目をみはるばかり。恒星の原料となるガスは数兆年で枯渇し、100兆年後には夜空を彩る恒星は完全に姿を消す。物質の素になっている陽子と中性子も崩壊し、最後に残ったブラックホールも(1の後に0が百個並んだ数)年後までにはすべて消滅。宇宙は素粒子と放射だけの世界に戻る・・それまで生きてないからいいけどw

  • Yoshitomo Kurokawa

    どこまで信じて良いのかわからないが、良くぞここまで先のことが細かく判るものだな、と。Feが安定している、と言う話は覚えた。

  • あかつや

    宇宙はどのように始まって、どのように終焉を迎えるのか、現代の天体・宇宙物理学の知見から予測した本。ものすごく遠大な時間のスケールで語られる宇宙の物語は知らないことがたくさん詰まっていて面白い。ブラックホールの時代とかもう最高。あんなのキン肉マンのおなら程度では脱出できねえな。あとがきを読むと訳者はこの宇宙と生命の永遠性に感動しているみたいだけど、私としては人間にとっては永遠に等しいようなものにさえ、ちゃんと終わりの時がやってくるということに、物事の正しいあり方みたいなものが見える気がして感動しちゃうなあ。

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