フリーマン・ウィルズ・クロフツ

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フレンチ警部と漂う死体

フリーマン・ウィルズ・クロフツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784846005177
ISBN 10 : 4846005178
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリス大富豪の一族を襲った謎の殺人事件。フレンチ警部は緻密かつ地道な捜査で証拠を集め、数々の仮説を立て、検証の果てに遂に真相に辿り着く。フレンチ警部シリーズ中、待望の未訳作品のヴェールが今開かれる。

【著者紹介】
F・W・クロフツ : 1879〜1957。アイルランドのダブリンに生まれる。17歳からイギリスの鉄道会社に勤務し、40歳のとき大病を患い、療養中、退屈しのぎに書いた小説『樽』が1920年に出版され、ミステリ作家としてデビュー。“アリバイ崩し”がクロフツ作品の特徴であり、「フレンチ警部」シリーズでは、綿密な現場捜査に基づき、推論・検証を積み重ねて、真相に到達することから“足の探偵”と称された

井伊順彦 : 1955年東京生まれ。早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。トマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会(いずれも英国)各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夢追人009

    論創海外ミステリ4冊目は初の本格ミステリで、今まで読んだ中で最高の出来でしたね。著者のクロフツは嘗て欧米では、クリスティー・ヴァン・ダイン、クイーン、カーと並ぶ五大本格ミステリ作家と呼ばれていたとの事で本当に素晴らしい実力者の方だったのですね。私が思うにこれまでは他の四人に比べると少し地味で派手なパフォーマンスの面でやや劣る様な印象でしたね。でも本書を読んで認識を改めまして流石だなあと感じた次第で他の本も読んでみようかなと思いましたね。この時点で殆どが訳され未訳作品は僅かでしたが残り物に福がありましたよ。

  • 星落秋風五丈原

    豪華客船で殺人事件なんてクリスティみたい。「庭を変えたら妻が怒るかな」と『山師タラント』で心配してるので恐妻家かと思ったら仲いいじゃん!

  • ホームズ

    後書きにも書いてあったけど推理小説としては単純な感じですね。登場人物も少ないし犯人の可能性があるのも限られていますから(笑)とりあえず旅行気分で捜査してるようなフレンチや久々のフレンチ夫妻の会話が楽しめたから良かったかな(笑)

  • bapaksejahtera

    いつもの重厚な語り口と異なり、本作は軽快で読み易い。全体の3分の2過ぎた頃フレンチ警部の不在に気がつく。英国の家電会社のモーレツ社長が突然引退して、その職を豪州にの甥に引き渡す。同族会社として勤めてきた他の家族の間に不協和音が生ずる。そのうち恒例の家族夕食会の席で毒物によると見られる中毒事件が出来。前社長の姪で後に婚約する医者が治療に当たる。この予後が思わしくない事から、一族は遊覧船で地中海クルーズに向かう。犯人と被害者は共に参加する不自然さが拭えないが、フレンチの威力に恐れ犯人は自殺して真相を書き遺す。

  • α0350α

    最初から怪しさ爆発のジム、フレンチ警部が推理を始めてからどんどん怪しくなるダグデール夫妻といかにもな感じでしたが、このシリーズはこういう人がそのまま犯人ということもあるので気を抜かずに読みました(結果は…)。あとは船での旅が良いですね。キャリントン一族の旅は同じ行程を辿ってみたくなりました。そしてフレンチ警部まで同じ船の人と仲良くなったり、色々な都市を観光したりと旅行を楽しんでいて面白かったです。

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