フリードリヒ・ハイエク

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日経bpクラシックス隷従への道

フリードリヒ・ハイエク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784822251734
ISBN 10 : 482225173X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ケインズと対極に立つ20世紀を代表する経済学者の社会主義批判。ナチスと闘った英国人に、「法の支配」に基づく自由民主主義がいかに大切か、社会主義を含む集産主義がなぜ全体主義に行き着くのかを説いた自由主義のバイブル。

目次 : 放棄された道/ 偉大なユートピア/ 個人主義と集産主義/ 計画の「必然性」/ 計画と民主主義/ 計画と法の支配/ 経済の管理と全体主義/ 誰が、誰を?/ 保障と自由/ 最悪の人間が指導者になるのはなぜか/ 真実の終わり/ ナチズムを生んだ社会主義/ いまここにいる全体主義者/ 物質的な条件と観念的な目標/ 国際秩序の展望

【著者紹介】
フリードリヒ・ハイエク : 1899〜1992。オーストリア・ハンガリー帝国の首都ウィーン生まれの経済学者、哲学者。ウィーン大学で法学と政治学の博士号を取得。ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスらの流れを汲むオーストリア学派の一員として、景気循環をめぐってケインズ、社会主義経済計算をめぐってオスカー・ランゲらと論争を展開。1931年にロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授に就任。1944年刊行の『隷従への道』は英米でベストセラーに。1950年にシカゴ大学教授、1962年からフライブルク大学教授

村井章子 : 翻訳家。上智大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • absinthe

    ハイエクは経済学の巨人だが、本書に経済はあまり出てこない。全体主義思想がいかに魅力的に見えてしまうか、そしてその実態が以下に恐ろしいものであるか訴える書。個人の幸福の定義は権力に預けてはならないと説く。集産主義を批判しつつもそれが理性を欠いた狂気であるとみなす考えは誤りだと説く。誤った信じこみは逆に本質を見誤らせる。全体主義を目指すものは悪に染まっているわけではない。かつての社会主義、共産主義の失敗は、たまたま愚かな指導者に導かれたからではない。

  • Uncle.Tom

    マルクスの資本主義批判に感銘を受け、以前には社会主義にちょっと理想を抱いていました。が、今では全く賛成できないですね。計画はその都度の修正が必要なことなのでしょう。革新的なアイデアは常に計画の範囲外にあります。失敗の積み重ねが、その次の成功につながる。そう考えれば、計画遂行のために強制力を発動させることはかなり非効率的なことなのだと感じました。平等を実現するために、各人の自由を犠牲にしてるのでは元も子もない。表面的に見れば素晴らしく見える集産主義ですが、実態は極めて悲惨なものだと考えさせられました。

  • イボンヌ

    今まで読んでこなかった経済学分野の本です。全体主義は自由を奪う。自由こそ最も大切で、「過去に文明が発展したのは、人格を持たない市場の力に人間が従ってきたからである」P466

  • まるさ

    書かれてる内容が今の日本に恐ろしくなるくらい当てはまる

  • Hiroshi

    18世紀にイギリスは第1次産業革命で発展した。19世紀後半にアメリカとドイツが第2次産業革命で発展した。イギリスは自由放任(レッセフェール)の国であったが、ビスマルクの手腕で成長したドイツを羨む。イギリスも計画経済にした方が良いとの声が強くなる中で、「ファシズムも共産主義も全体主義の変種であり、どれも計画経済の落とし子だ」と主張した本。終戦間際の44年に刊行。佐藤幸治の『憲法』の行政国家の所で“隷従への道”とあり、それ以来気になっていた本なので読めて良かった。フリードマンの師であるが、新自由主義ではない。

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