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シラー戯曲傑作選 メアリー・ステュアート ルリユール叢書

フリードリヒ・シラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864882804
ISBN 10 : 4864882800
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

16世紀のスコットランド女王メアリーの生涯の“最後の三日間”を舞台に、カトリック対プロテスタントの宗教・政治的対立を描いて波紋を呼んだシラーの歴史劇。メアリーの「精神的自由」という理念のドラマを、古典主義規範によって理性と感性の調和として厳密に構成した、全五幕の傑作悲劇。

【著者紹介】
フリードリヒ・シラー : 1759‐1805。ドイツの作家、思想家。ゲーテと並ぶドイツ・ヴァイマル古典主義の代表的人物。1781年、戯曲『群盗』でデビュー。1788年に上梓した『オランダ独立戦争史』によりイェーナ大学歴史学教授として招聘される。1790年代にはカント研究の成果として『カリアス書簡』、『人間の美的教育について』などを出版し、美学者としても思想史に名を残した。1794年から始まったゲーテとの交流は、後期の詩作品や戯曲にも影響を与え、シラーの歿年まで続いた往復書簡は千通にも及んだ

津崎正行 : 1973年、東京生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。慶應義塾大学、東京理科大学、東京藝術大学非常勤講師。近代ドイツ演劇を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 月音

    エリザベス一世により処刑されるスコットランド女王メアリー・ステュアートの最後の三日間を描く戯曲。後は刑の執行書にサインするだけという段階で、宮殿は諸外国と民の反応への危惧、教皇派・反対勢力への警戒、公的な立場と私的な感情が入り混じる複雑な様相を呈する。処刑に逡巡するのは演技か良心の咎めからか。エリザベスはじめ人々の本心がどこにあるか容易に読み取れず、腹の探り合いと駆け引きの心理ドラマにメアリーはむしろ狂言回しの役と思われた。史実にはない女王二人の直接対決は見どころのひとつ。⇒続

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