フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット

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小公子 岩波少年文庫

フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001142099
ISBN 10 : 4001142090
フォーマット
出版社
発行年月
2011年11月
日本
追加情報
:
368

内容詳細

アメリカで生まれ育った少年セドリックは、一度も会ったことのない祖父の跡継ぎになるために、イギリスに渡ることに。貴族である祖父は高慢で頑固な人物だったが…。生き生きとした新訳で蘇る不朽の名作。

【著者紹介】
フランシス・ホジソン・バーネット : 1849‐1924。イギリスのマンチェスター生まれ。幼いうちに父親が亡くなり、1865年、母親と兄妹とともに伯父をたよってアメリカへ移住。貧しい家計を助けるために物語を書いて雑誌に投稿し、それが掲載されたのをきっかけに作家活動をはじめる。24歳で結婚した後もつぎつぎと作品を発表し、大人向けの長編『ローリーの娘』によって、アメリカとイギリス両国で高く評価されるようになる

脇明子 : 児童文学者・翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    ”天は二物を与えず”と申しますが、小公子フォントルロイ(セドリック)は、まるで天使のような男の子(直喩・シミター)というよりも天使そのものだ(隠喩・メタファー)。この物語はシミターな物語ではなく、メタファーな物語だと思う。では何のメタファーだろうか?それはたぶん幸福や喜び・笑いは伝染するというまたファーなのだろう。もちろん逆もありうる。セドリックに出会う前のドリンコート伯爵である。小公子フォントルロイの周りの人々は曇りのから次第に晴れわたり、暖かな太陽に照らせれる。まるでアランの『幸福論』の世界に通ずる。

  • はるき さん

     大昔にアニメで見た印象が強い。文章にすると信じ難いくらい何もかも揃った天使みたいな男の子が主人公。清らかすぎて共感する余地があまり無い…。読者は彼よりも周囲の大人の方に感情移入するんじゃないかな。

  • さゆ さん

    子どもの頃に読んだのは誰の訳だったんだろう。その時は、なんか天使みたいな子だなと、天の邪鬼な私はセドリックにあんまりいい印象をもてなかった。脇さんの訳のこの本は、セドリックが全然天使みたいじゃなく描かれていて、むしろ、愛情一杯に育てられた素直な子どもらしい子、という感じだった。セドリックの母が人格者だと思うけれど、おじいさんが、なんていっても可愛い。やっぱり脇さんの訳は素晴らしいと思った。

  • ちゃちゃ さん

    久しぶりにきらきらのセドリックに会えて嬉しかったです。人の善意を疑わない真っ直ぐさ。癒やされます。いやあ,大人としてこれは真っ直ぐに生きなくてはいかんということやね。初読の時にはセドリック目線だったけれど,どっちかというと気分は伯爵様・・・の今日この頃。(年はまだそこまでいってない!)

  • かもめ通信 さん

    #岩波少年文庫 #創刊70周年 ネット読書会に参加すべく,読んでみた。この話,子どもの頃はすごく苦手だったけれど,今回約40年ぶりに読んでみたらいろいろな意味でなかなか面白かった。

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フランセス・エリザ・ホジソン・バーネット

1849年、イギリス・マンチェスター生まれ。4歳のとき、父をなくし、のちにアメリカに渡る。1873年、医師スワン・バーネットと結婚。生涯、旅行しながら50冊以上もの作品を残す。代表的作品に『小公子』『秘密の花園』など。1924年に亡くなる

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