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給食営業マン サバイバル戦記 カスハラ地獄、失注連鎖、米の仕入れも赤信号

フミコフミオ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784259568498
ISBN 10 : 4259568493
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

凝縮されたサラリーマンの悲哀。
それは、氷河期世代の給食営業マンが歩んだ、30年の戦場。

社員食堂、病院、老人ホーム、保育園、映画館――
社会のあらゆる場面で「給食会社」は静かに稼働している。
しかし、その裏側には、理不尽すぎる値上げ交渉、親子でカスハラをするクライアント、
土壇場でひっくり返る入札、会社の上層部と現場との板挟み‥‥
まさに「報われなさ」と「やめられなさ」が交差する、サラリーマン地獄があった。

本書は、そんな給食業界の最前線で30年以上戦ってきた氷河期世代の営業部長による、哀しき実録エッセイ。
著者は、ユーモアと皮肉を武器に業界の裏側を綴る人気ブロガー・フミコフミオ。
一見ニッチな世界のはずが、なぜかページをめくる手が止まらない。
それはきっと、今日もどこかで自分のように苦しみながら働いている誰かの姿を、見てみたくなるからだ。




【著者紹介】
フミコフミオ : 1974年2月生まれ。神奈川の湘南爆走族エリアに生息する、小さな給食会社の営業部長、その実態は上下からの圧力に悩む中間管理職。営業マン人生30年、そのうち給食業界に転じて20数年間を、給食営業という誰も見ていない地味な戦場で戦い続けている。仕事で蓄積したストレスの発散とお友達づくりのためにインターネットに文章を書き続けた結果、中高年男性を中心としたごく少数の熱烈なファンと強烈なアンチに囲まれて身動きが取れなくなっていて、最近、身の振り方を真剣に考えている、プロ野球とガンダムとテレビゲームが大好きなおじさんでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nobu23

    社食など給食業界の営業を行っている著者による業界エッセイ。理不尽な客や値上げによる契約破棄など、大変さが伝わってくる。

  • しぇるぱ

    会社の食堂、老人施設の食堂、などには業者が常駐している。業者側の営業だ。切り替えはそんなに頻繁にあるもんじゃない。基本3年が原則だ。入札だから、そんなにかけ離れた応札を入れるわけはない。ところがあるのです。常識外れの低額入札もある。契約期間の3年も持たないケースもある。わがふるさとでの学校給食「ホーユー」これが出てきたので驚いた。自爆的な安値受注で空中分解して投げ出した。食中毒と遺物混入にオビエながら操業しているんですねぇ。この世界、パートが強いのがよく分かる。働くか働かないかはわたしの勝手、正社員なんか

  • Junk

    給食といえば学校のイメージだが、学校以外にも様々なところに給食はあり、需要は増えている。しかし、立場は弱く、非常に大変な業界であることが読んでよく分かった。 年収の壁が上がれば、その分働く人を確保しやすくなるイメージだったが、そうとは限らないのだと気づかされた。 確かに最低賃金はバラバラなのに年収の壁は同じなのはどうなのだろう。 そもそも最低賃金は統一すべきでは?年収の壁はなくせば?なども考えてしまう

  • KikuchiKohei

    給食業者の裏側と、給食営業の悲哀。文章は土屋賢二のようで面白い。

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