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ISBN 10 : 4624934415
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日本の文化に深い関心を寄せたイタリアの人類学者フォスコ・マライーニ。1950年代に記録映画撮影のため日本各地を訪れた著者にとって、舳倉島の人びとの生活は「詩的」であり「偽善とタブー」から解放してくれるものだった。
目次 : 腕、頭、脚、包み、子ども、袋、お尻、靴などの大洪水/ “ヒツジ雲”の空は、“ウロコ雲”の空/ 海の子、海女/ ほんものの海女を探し求めて/ うさん臭さを、見て見ないふり/ 黒く険阻で、不気味な七つ島/ 土地を耕すですって?なんて恥ずかしいことだろう!/ 岩の筏に乗ってる人間と神様/ 灰色の石ころ道/ “島の王さま”の家で/ タイが海士、海女の心をやらわげる/ イロリのそばに坐って/ 海底で、海女たちと/ わずかな撮影にたいした苦労/ 一握りの土で、深淵を満たす/ 大鍋での入浴/ ミコシは神さまのおぼしめしで踊る/ 死者たちは海へ帰る/ 美人、妙子の岩礁、御厨島/ 儀礼的なあいさつと心からのあいさつ
【著者紹介】
フォスコ・マライーニ : 1912年イタリア・フィレンツェ生まれ。写真家、登山家、人類学者、東洋学者。2004年逝去。1930年代後半に日本に留学。北海道大学医学部に所属し、アイヌの信仰やイクパスイについて研究した。1946年イタリアに帰国、1953年再来日、日本各地をまわり記録映画を撮影した。京都帝国大学(現京都大学)でイタリア語を、フィレンツェ大学では日本文学を教えた。1987年〜88年、国際日本文化研究センター客員教授。1986年に国際交流基金賞受賞
牧野文子 : 1904年大阪市生まれ。神戸女学院卒業。「東京時事新報」記者を経て詩人として活動、翻訳なども手がける。1984年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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rubyring
読了日:2015/02/19
めーてる
読了日:2017/05/18
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