フェーリクス・メラー

Individuals/organizations Page

Books

映画大臣 ゲッベルスとナチ時代の映画

フェーリクス・メラー

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560080023
ISBN 10 : 456008002X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メディア支配の実像とは。ゲッベルスの残した克明な日記を分析しつつ、その天才的なメディア戦略を浮き彫りにする画期的な労作。映画製作や検閲の実態、権力闘争で揺れるその人間像などに多角的に迫る。

【著者紹介】
フェーリクス・メラー : 1965年ミュンヒェン生まれ。映画史家、映画監督、プロデューサー、ミュンヒェン大学とベルリン自由大学で歴史、政治学、コミュニケーション理論を学ぶ。94年、ベルリン自由大学で博士号を取得。ナチ時代の映画に関する論文を多数発表している。また映画監督としても、ドイツ映画史を緻密に検証するドキュメンタリーを発表し高い評価を受けている

瀬川裕司 : 明治大学国際日本学部教授。ドイツ文学・文化史、映画学専攻

水野光二 : 明治大学理工学部教授。ドイツ文学専攻

渡辺徳美 : 明治大学商学部教授。ドイツ文学専攻

山下眞緒 : 翻訳家。現代ドイツ文化の紹介を中心に広く翻訳活動に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • garth

    ゲッベルス日記を徹底的に読み解き、第三帝国の映画政策を再現する労作。趣味の悪い上司(ヒトラー)と無責任なディレッタント(ゲーリング)の板挟みになって右往左往するインテリ、みたいなイメージになってしまうのがおかしい。ウディ・アレンに演じさせるといいかもしれない。

  • fritzng4

    労作。約20年に及ぶ膨大なゲッベルスの日記を解読しながら第三帝国と映画について浮き彫りにする試み。ナチス政権下において映画はもっと統制されていたのかと思ったらそうでもなく、ゲッベルスは総統と製作そして市場の板挟みになりながら立ち回っていたようだ。更に意外にも戦時下においてもプロパガンダ映画はさほど多くなく且つヒットもせず、娯楽映画が多く製作されていたのだそう。それでもニュースフィルムに環境映像を加える趣向や士気を高める技術的工夫が他国の映画に影響を与えていることもまた事実。ナチ時代の映画を少し見てみたい。

  • ひろただでござる

    プロパガンダはさり気なく…

  • あまたあるほし

    確かにいま見ても第三帝国の映画って印象に残る。歴史を超越した恐ろしさ。

  • ラガードー

    ナチス時代の映画は、プロパガンダ映画といえど政権が作ったものとは限らない。製作会社が作った映画に対してゲッベルスがどう関わったか、作品・時期ごとに紹介されている。 ゲッベルスは、単に規制のために検閲したり、宣伝色を強めたりしたのみではない。むしろ逆のことも行っていた。ゲッベルスの関与は、映画のメディアとしての効果を熟知していたからこそのものだったことが伺える。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items