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コクルおばあさんとねこ

フィリパ・ピアス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198646141
ISBN 10 : 4198646147
Format
Books
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

名手フィリパ・ピアスの心あたたまる短編を、グリーナウェイ賞受賞画家メイトランドの絵を添えて復刊!

【著者紹介】
フィリパ・ピアス : 1920年‐2006年。英国の児童文学作家。『トムは真夜中の庭で』(岩崎書店)でカーネギー賞を受賞、「時」を扱った児童文学の古典と評された。物語の名手であり、「二十世紀の児童文学作家の中でもっとも優れ、もっとも愛された一人」と賞賛された

アントニー・メイトランド : 1935年イギリス生まれ。ウェスト・オブ・イングランド・カレッジ・オブ・アートで絵画とデザインを学び、デビュー作である絵本版の『コクルおばあさんとねこ』で、1961年、ケイト・グリーナウェイ賞を受賞。以後、フィリパ・ピアスの『まぼろしの小さい犬』をはじめ、レオン・ガーフィールド、エリナー・ファージョン、ジョーン・エイキンなどの作品にさし絵を描き、高く評価されている

前田三恵子 : 1930年東京生まれ。お茶の水女子大学英文科卒業後、児童文学を研究。みずから英米で児童文学の作品をさがし、翻訳を多数手がけた。2017年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    猫のピーターとの二人暮らしに満足していた風船売りのおばあさんですが、ピーターが家出をしてしまいます。残されたおばあさんは落胆します。二人の暮らしや、ねこの気持ち、おばあさんの気持ちが、フィリバ・ピアスならではのやさしさで、ていねいに描かれています。おばあさんが、思いがけなくピーターに再会してみんなが幸せになるラストまで、物語がきちんと積み上がっていて、はらはらしながらも楽しく読めます。雲の上の散歩、してみたいですね。

  • ケロリーヌ@ベルばら同盟

    【猫本を読もう読書会】🌸【生誕100年フィリパ・ピアスを読む】階段を84段も上がったてっぺんの部屋に住む風船売りのコクルおばあさんと黒猫のピーターは、お互いが大好きで、ささやかながら幸せに暮らしていましたが、ロンドンに雨が降り続き、新鮮な魚のおやつを食べられなくなってしまったピーターは、拗ねて家出をしてしまいます。おばあさんの悲しむ事!すっかり痩せて、風に煽られた風船ごと雲の上に飛び上がってしまいました。ファンタジーと現実的な猫の行動が見事に融和した、ピアスならではの作品。最後の大団円ににっこりでした。

  • ベーグルグル (感想、本登録のみ)

    コクルおばあさんが風船で飛んで行ってどうなるかと思ったら、最後はめでたしめでたしですね。必要とされる生き方。猫のピーターの表情がいい。

  • ☆よいこ

    ロンドンで風船売りをしているコクルおばあさん。飼っていたネコのピーターが家出してしまい、おばあさんは落ち込んで痩せてしまう。風の強い日、いつもより多くの風船を膨らませたおばあさんは、風に吹き飛ばされて雲の上まで上がっていった。川沿いに海に出たおばあさんは漁師の船に助けられる。その船には懐かしいピーターが乗っていた。▽『おばあさん空を飛ぶ』の改題復刊。作者は『トムは真夜中の庭で』のフィリパ・ピアス。面白いわけだ、間違いないな。小学校中学年向き。

  • みよちゃん

    ピアスとは感じられず、でも、ねこもおばあさんも、ハッピーな終わり方で面白く読めた。空を飛ぶおばあさんがメアリーポピンズに見えた。

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