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毛沢東 下 ある人生

フィリップ ショート

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784560080825
ISBN 10 : 4560080828
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

抗日から文化大革命、死後まで、成長と変化を丹念に辿り、思想の変遷、世界情勢の中にも位置づけて描く、本格的伝記。新資料と綿密な取材を基に、偏見や扇情を排し、20世紀の巨人・毛沢東の実像に迫る。

【著者紹介】
フィリップ・ショート : BBCの海外特派員として40年間、ワシントン、モスクワ、パリ、東京、北京に駐在した。特に北京には1970年代と80年代に滞在して以来、定期的に訪問している。現在、南仏で暮らしている

山形浩生 : 1964年生。東京大学工学系研究科都市工学科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了

守岡桜 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Francis

    下巻は抗日戦から死までを扱う。ユン・チアン「マオ」に比べると明らかに客観的で、こちらの方が優れた評伝。しばらくはこの本が日本語で読める毛沢東伝の決定版の扱いを受けるだろう。とは言え、大躍進、文化大革命での彼の行動が祖国中国にもたらした災厄は身の毛がよだつとしか言いようがない。そんな人物か今なお「誤りが3割」としながらも建国の父として評価され、共産党支配の正当化に用いられているのだから悲しくなる。

  • てれまこし

    他の成功した革命家同様、毛にはヴィジョナリーと現実的な政治・軍事指導者という二つの側面がある。国民党軍と戦っているときは、誤った判断が破滅につながるということでリアリティ・チェックとなったが、革命国家の最高指導者としての地位を得てしまうとこのチェックが利かなくなる。夢想家の側面が暴走する。自分の後継者に対して権力闘争をしかけ、革命政府を更なる革命で揺るがそうとする。中央への反逆、失脚、権力闘争、復帰という革命以前のパターンを継続してしまう。他の独裁者同様、生身の人間は抽象的哲学の駒としかその目には映らない

  • CCC

    毛沢東の伝記は一冊目が『マオ』で、これが二冊目になったけれど、こっちから読んだほうが良かったかもしれないなあと、訳者あとがきを読んでて思った。確かに客観性に対する意識、功罪両面を取り上げようという姿勢はこちらの方が強かったような気がする。ただそれはそれとして、意図的ではないにしても、個人的には膨大な民衆が死んでいる時点で毛沢東は評価できない。正直、もし自分がこの人が支配してた時の中国にいたらと思うと、生き延びられる自信がないんだよなあ……。

  • takao

    ふむ

  • 湯豆腐

    下巻は長征終了直後から毛の死去まで。管見の限りでは、邦語で読める最も中立な毛沢東の伝記。毛のみならず、中共がいかなる歴史を歩んできたのかをかなり詳しく知ることができる。

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