フィリップ・マティザック

Individuals/organizations Page

Books

古代ギリシア・ローマの魔術のある日常

フィリップ・マティザック

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784562074662
ISBN 10 : 4562074663
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古代ギリシア・ローマの人々にとって魔術は身近なものだった。媚薬をつくり、気に入らない人に呪いをかけ、死者と対話し、悪霊から身を守る魔術や呪術は暮らしの中にあった。文献と史実からひもとく魔術的日常。

【著者紹介】
フィリップ・マティザック : オックスフォード大学セントジョンズ・カレッジにおいてローマ史で博士号を取得。ケンブリッジ大学成人教育校のeラーニングコースで古代ローマ史を教えている

上京恵 : 英米文学翻訳家。2004年より書籍翻訳に携わり、小説、ノンフィクションなど訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • たらちゃん

    魔法って、かけたら少し安心する。自己暗示の要素があるかも。昔から変わらないのね。恨んだ人が亡くなったら怖いわ。私には面白い本でした。

  • gibbelin

    過度におどろおどろしい感じがなく、(意外にも)寝る前に読むのにちょうど良かった。

  • Fumitaka

    ギリシア・ローマ世界における、そういったものが「日常」として捉えられていた時代の魔術や魔術師やその感覚などを紹介している。古代人は愛情と性的執着心とを区別しなかった(p. 90)とか、「月を下ろす」ことのできる魔法使いは月蝕の周期を計算していたのではないか(p. 62)とか予言の巫女ピュティアは狭い世界で客の事情も把握していたのではないか(p. 208)などは面白い。そして藤原潤子先生の『呪われたナターシャ』と同じく、単に古代に限った話でもない。「最悪の場合は──成功するかもしれないのだ」(p. 12)。

  • 未完AAA

    図書館。魔術が日常だった、あらゆるものが不可思議だったからって素晴らしいなと思った一方で、現代の知の高速道路に乗せさせて頂いた幸福を噛み締める。死体、冥界についての考え方・付き合い方が面白いと思った。死者にとって未来は過去と同じぐらい明確であるとか、運命の考え方とか。愛の呪文が暴力だ、古代人にはロマンスがないとか、現代の価値観で切った時の赤裸々な感じもいい。時々呪文の紹介がある一方で、フェイク入れて振り落としてくるやついるから注意な!って言われるの、どうすればいいの〜!ってなる。深いなぁ!

  • 古代ギリシアローマの胡散臭いものあれこれ。 タイトル通り、特定の時代というよりは古代ギリシアから帝政初期くらい。一部ユリアヌス帝の話もある。 事故物件は昔も安い。何等かの儀式で死体を使う時は、死んだばかりのものや、戦場の跡地などが適当。 クラウディウス帝時代に、使徒ペテロと戦うシモン・マグス。浮遊するマグス墜落するように祈るペテロ。 絵面だけ考えると笑えるが、膝を付いた敷石部分がへこむ程の祈りだったという。空中浮遊するマグスも、一心不乱に祈るペテロも似たようなものだが、片や魔術師もう片方は使徒。古代ローマ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items