Product Details
ISBN 10 : 4759820698
Content Description
量子論における直感に反することや不可解なこと。それらを「奇妙」とはもはや言っていられない。「奇妙」からの脱却の時はもう来ている。
目次 : 量子力学が何を意味しているかを言える者はいない(これが本書の主張である)/ 量子力学は、本当は量子の話ではない/ 量子物体は波動でも粒子でもない(が、そのようなこともある)/ 量子粒子は一度に二つの状態にはない(が、そのようなこともある)/ 何が「起こる」かは、それについて何を見いだすかによる/ 量子論の解釈の仕方にもいろいろある(そして、どれもどうも意味をなさない)/ どのような問いも、答えは「イエス」だ(「ノー」でない限り)/ すべてを一度に知ることはできない/ 量子物体の性質がその物体だけに収まっている必要はない/ 「不気味な遠隔作用」はない/ 日常世界は量子世界の人間スケールにおける現れである/ 経験するすべてはそれを引き起こしている何かの(部分的な)複製である/ シュレーディンガーの猫には子がいる/ 量子力学はテクノロジーに活かせる/ 量子コンピューターが「多くの計算を一度に」実行するとは限らない/ 「量子」あなたはほかにいない/ 物事はさらにいっそう「量子的」になりえた(ならば、なぜそうではないのか?)/ 量子力学の基本法則は思ったよりシンプルかもしれない/ 底へはたどり着けるのか?
【著者紹介】
フィリップ・ボール : サイエンスライター。「ネイチャー」誌で20年以上編集に携わったのち、著名な新聞・雑誌で科学全般について幅広い執筆活動を行っている
松井信彦 : 翻訳家。慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻前期博士課程(修士課程)修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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アドソ
読了日:2024/11/30
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読了日:2024/05/07
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