Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• mike

  読了日：2025/11/02

  韓国の高校生活は苛烈だと聞く。”良い大学”に入るために朝から晩まで勉強漬けの日々。進学校にトップで入学した優等生のジュノを通して彼らが感じる不安と疑問が描かれている。そして”良い大学”に入った大人たちの未来がどんなものなのかシビアな現実も垣間見られる。ジュノは親友ゴヌや恋心を抱くユビンと過ごす中で自分の運命は自分が握っている事に気付き成長していく。ユビンがいい。「今の自分がただ気に入ってる」と言い切る姿はカッコいい。この子たちの未来に幸あれと願いたくなるような爽やかな青春小説だ。

• 名古屋ケムンパス

  読了日：2024/07/15

  「青春まっしぐら」です。夏の課題図書に選定されたので読んでみました。韓国の優等生も受験競争の最中、劣等感に打ち拉がれ、自らの恋愛感情に戸惑いながら高校生活を送ります。爽やかさと瑞々しさを兼ね備えた作品です。

• えんちゃん

  読了日：2024/07/02

  韓国のトップ進学校に通う高校生たちの忙しい青春物語。いやあ素晴らしい。勉強・部活・ボランティア・恋・友情。青春の1ページを彩る要素はひとつじゃない。自分の頭でじっくり考えて、全部を全力で頑張っちゃうのが凄い。2024の読書感想文課題図書。日本の高校生はどんな感想文を書くんだろう。受賞感想文を読んでみたい。キラキラしていて眩しかった。

• たまきら

  読了日：2024/08/12

  今夏、娘が読書感想文用に選んだ本です。読み終わって「無茶苦茶面白かった！」と渡されて初めて、韓国の高校生の話と知りました。日本以上の受検戦争で知られる韓国の超進学校に主席で入学した子が主人公です。彼の日々の悩みも、彼を取り巻く環境も、友人たちの悩みも共感できるのは、やはり似た環境だからかな？信頼できる人たちとの出会いを経て大きく成長する優等生たちにエールを送りたいです。今日を楽しんでほしい。学ぶ喜びも持ち続けてほしい。アンチは所詮アンチ。笑って味方を増やしてほしい。鳩の目玉、バンザイ！面白かったです。

• yumiha

  読了日：2024/11/24

  日本より受験競争が厳しいと聞いた気がする韓国、その名門高校に入学したジュノの物語。「高校生活の3年間はテストの3年間」とか、夜間自習のための正読室（利用できるのは選抜30名）などなど、日本とはずいぶん違う高校生活（私の高校が甘かっただけ？）が描かれるけれど、人間関係に振り回されるのは同じ。そんな時の両親や叔父さんの的確なアドバイスもあり、いろいろ悩みながらも自分を見出してゆく、青春物語とも言える。

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