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ロウソクの科学 光文社古典新訳文庫

ファラデー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334754686
ISBN 10 : 4334754686
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

科学者ファラデーが少年少女を相手に行った連続講義録。ロウソクの種類、製法、燃える仕組みから、燃えるときに起こる物理・化学現象までを、さまざまな角度からやさしく解説する。原著出版から160年以上経たいまでも、ノーベル賞受賞者ほか世界中で読み継がれてきた不朽の名著。

目次 : 第1回 ロウソク/ 第2回 ロウソク(つづき)/ 第3回 燃焼の産物/ 第4回 ロウソクの中の水素/ 第5回 大気の正体/ 第6回 呼吸とロウソクの燃焼

【著者紹介】
マイケル・ファラデー : 1791‐1867。イギリスの科学者。ロンドンで、貧しい鍛冶職人の息子として生まれる。13歳でリーボー書店の徒弟となり、読書によって独学を重ねる。1813年にロイヤル・インスティチューションの実験助手となり、’25年には所長に就任。化学と物理学の分野で数々の業績をあげた。’26年からは、インスティチューションにて金曜講話とクリスマス・レクチャーを開始するなど、科学教育にも熱心に取り組んだ。’67年に自宅にて死去。本書は、’60/’61年のクリスマス休暇に自ら行ったクリスマス・レクチャーの連続講義をまとめたもの

渡辺政隆 : 1955年生まれ。サイエンスライター、同志社大学特別客員教授、東北大学特任教授。専門は進化生物学、科学史、サイエンスコミュニケーション(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ねこ

    光文社古典新訳文庫3冊目。「いま、息をしている言葉でもういちど古典を」がこのレーベルのモットーであるとの事。ファラデーの「ロウソクの科学」は1860〜1861年に69歳のファラデーが15歳~20歳向けに開催した全6回の大人気レクチャー。160年程前の実話です!実験道具を、使ってロウソクの火が燃える原理から水素の話、固定空気(炭酸ガス)の話、引いては人の命をロウソクの火にたとえています。また、この記事を載せた世界最初の一般向け科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」が今も発行されているのは驚きですね。

  • ごへいもち

    本文は字面を追うだけで精一杯。あとがきのファラデーの生涯がすごいなぁ

  • ハルト

    読了:◎ 科学者ファラデーが、子供たちに向けて行った講義の内容、全六回が収められている。▼実験を主にし、難しい言葉を使わず、子供たちが理解できるよう、ロウソクの燃焼について解説する。子供についてはもちろん、大人についても、新しい知識を知ることへのワクワク感がある。▼科学に対する「なぜ?」をうまく表現してある。ロウソクの炎から疑問が広がり、最後には人の呼吸についてで終わる、その驚き。科学とは、新しい驚きの連続なんだなと思った。大人が読んでも楽しめる名著。

  • barcarola

    科学本ではあるが、これを読んで知識を得るという類のものではなく、実験や科学的な考察について教えてくれるというものである。

  • エジー@中小企業診断士

    マイケル・ファラデーが69歳(1860年)の時のクリスマス休暇中に実施した6回シリーズの公開実験講座を書籍化した名著。ロウソクの燃焼から水素、窒素、酸素、二酸化炭素などの気体を電気分解なども織り交ぜながら実験で示していく様を活字と実験装置の図で表している。(現代であれば動画で観ることも可能だが)二酸化炭素の説明では人間の呼吸も「燃焼」であり植物の育成に必要なものとして地球上の生き物はみな互いに依存し合っていることを語るのである。若い世代はまさにロウソクのような存在。学びの「炎を絶やすな」

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