ファブリーツィオ・アルティエーリ

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デュポン書店の奇妙な事件

ファブリーツィオ・アルティエーリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784877145033
ISBN 10 : 4877145036
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「本はなんの役にたつ?」「本は、夢を実現させるのに役だつ!」
舞台は1900年代初頭のパリ。
孤児院がつらくて逃げだしたマックスは、通行人の財布を盗んで小さな仲間たちと廃墟で暮らしていた。
警察から追われるマックスは、香水屋の娘デジレの発案で、7年前に閉店した小さな本屋に逃げこむ。
だが、無人と思われていたこのデュポン書店には、なにやら人の気配が‥‥。
一方、通りの向かいには、客の好みなどおかまいなしに売りたい本を押し売りする大書店が出現。
その店のオーナーは、本を愛する街の人たちでにぎわうデュポン書店を敵視して、あれやこれやと意地悪をしかけてきた。
今度こそ本当の閉店の危機におちいったデュポン書店。はたして小さな本屋の運命はいかに?!
マックスとデジレと仲間たちの荒唐無稽な大作戦がはじまる!

【著者紹介】
ファブリーツィオ・アルティエーリ : 1965年、イタリア・トスカーナ州の都市ピサに生まれる。エンジニア、工業高等技術専門学校の講師を経て作家に。2006年より子ども向けに書くようになり、これまでに多くの作品を出版している。ナチスの手から逃れるためダウン症の妹をつれて連合軍が駐屯するピサを目指して旅するようすを描いた『Ridere come gli uomini(男たちのように笑う)』(2018年、未邦訳)が、2019年IBBYバリアフリー児童図書に選ばれた。本書は、著者の初の邦訳作品になる

クラウディア・ペトラッツィ : 1985年、イタリア・トスカーナ州のアレッツォ県に生まれる。大学で舞台美術を学んだあと、ミラノのスタジオ・ユサキで、クレイアニメのアニメーターとして働くと同時に、子どもむけの本のイラストを描きはじめる。現在イラストレーター・漫画家として活動している

よしとみあや : イタリア語講師・翻訳者。大阪外国語大学大学院イタリア語学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ

    児童書。フランスパリの本屋通りに香水店を営む母娘。12歳のデジレは、孤児院を逃げ出し財布を盗んでくらしている少年マックスと知り合う。ロシャール刑事に追われたマックスは7年前から閉められている「デュポン書店」に逃げ込む。無人だと思われていた書店には、死んだ息子の帰りを待ちわびるデュポンさんが隠れ住んでいた。再開したデュポン書店に魔の手が伸びる▽痛快少年小説。勇敢な少年少女と怪しい大人、醜悪な悪人など登場人物は魅力的。2025.5刊

  • タンタン

    面白かった。イタリア人作家なのに舞台は1900年代のパリ。孤児の少年マックスと香水店の娘デジレが活躍する。長い話だけど読みやす登場人物も魅力的。

  • のんたろう

    財布泥棒をしながら孤児仲間を養うマックス、母親の香水店を手伝うデジレを中心に、謎多きデュポン書店をめぐって繰り広げられる冒険の物語。いくつもの謎がちりばめられ、推理小説としても楽しめる。登場人物が魅力的で、こずるい刑事や、いかにも悪役の大型書店経営者、一見こわそうだが実は面倒見のよい目利きの老婦人など飽きさせない。書店が舞台というのもいい。こういうおはなしの舞台になりそうな書店、町に1軒は残っていてほしいなあ。

  • りろ.

    図書館本:児童書らしくよみやすく、わかりやすい。ちょっと毒のあるキャラクターや、こいつゼッタイ悪いヤツ!!って感じのホントに悪いヤツ。楽しい時間をもらえた。

  • かはほり

    2015年のイタリア作家の作品。第一次世界大戦終戦から数年後のパリを舞台に、閉店した本屋の再開を軸に話が展開される。元教師のマダム・マーシャンのキャラクターが、物凄く強烈でひっくり返った。駄作の本を屋外に投げ捨てたりする描写などちょっとついていけないところもあるけど、ちょっと毒のあるユーモア満載で、テンポよく読むことができる面白い本(好き嫌いが分かれると思うけど)だった。

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