ピーター・H.レイノルズ

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てん

ピーター・H.レイノルズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784751522639
ISBN 10 : 4751522639
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2004
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お絵描きなんて大嫌い。そんなワシテが苦しまぎれに描いたのは、ちっぽけな「てん」ひとつ。そのちっぽけな「てん」に隠された大きな意味を知って、ワシテは変わり始める…。世の図画ぎらいを勇気づける楽しい絵本。

【著者紹介】
ピーター・レイノルズ : 1961年、カナダ生まれ。小さいころから物語や漫画をかいて育つ。学校向けのコンピュータソフトなどを販売する会社で副社長を務めた後、独立してアニメーションの会社をおこし、子ども向けのテレビ番組や教育ビデオを制作。マサチューセッツ州在住

谷川俊太郎 : 1931年、東京生まれ。1952年、第一詩集「二十億光年の孤独」を発表し、注目を集める。以後、文筆業を生業として幅広い分野で活躍。主な著書に『マザーグースのうた1〜5』(日本翻訳文化賞受賞・草思社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • やすらぎ

    絵が上手く描けなくて、表現する気持ちを失ってしまった人が、また描いてみようかなと思える絵本。絵心のまったくない私もそのひとり。表紙からは想像できなかったその物語は、繊細でも大胆でも、華やかでも飾らなくても、どんなものでも美しく、感動する力が秘められているんだって教えてくれる。真っ白な紙の前に座って何も浮かんでこなかったのに、たったひとつの「てん」が創作への扉を開けるなんて驚き。変われるきっかけって、そんなものなのかもしれない。もしかしたら、点と点が線になる、そんなメッセージも込められていたのかもしれない。

  • お絵かきの時間、絵を描く気になれないワシテ。先生はひとつの提案をする。この先生の押し付けがましくないやる気の引き出し方が、すごく自然で素敵なのだけど、それ以上にひとつの点から始まっていくやる気と成長の連鎖が素晴らしかった。また同時に、ワシテの自由な発想と負けん気の強さも重要なポイントだ。読みながら、真昼の空を水色に、雲は白く塗らないと全否定してきた先生を思い出した。ワシテの先生みたいな人に子どもの頃出会いたかった。

  • masa@レビューお休み中

    お絵描きの時間が大嫌いなワシテ。授業が終わっても、何も描けず白紙のまま、ふてくされています。そんな彼女を先生は見つけます。そして、こんな言葉をかけるのです。「なにかしるしをつけてみて。」はじめ、その言葉にも反発していたワシテが最後に「これでどう!」と言ってしるしをつけます。力一杯に、紙に点を描くのです。それを見た先生の反応は…。あぁ、このお話を読んでいると、子どもの成長って、大人の接し方ひとつでいかようにも変わるんだなと思いましたね。成長の芽を伸ばすのも、芽を摘むのも言葉ひとつで変わるんですよね。

  • Willie the Wildcat

    次男とは初めて。「点が絵になるところが面白い!」とのこと。そうなんだよなぁ。特に子供の場合、親はもちろんだが、周囲の人たちが皆で子供を”楽しませる”かが大切な気がする。この”楽しむ”気持ちを育んでいきたい、と感じる。子供には、”無限の可能性”を楽しんで欲しいと感じる。ワシテくんの表情の変化も見ていると、うれしくなりますね。

  • 紫綺

    何を描いたらいいか思い付かず、白い紙に描いたのは点ひとつ。これに対する、先生のステキな評価で無限に広がる可能性。子どもの才能が花開く。

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