ピーター・M・センゲ

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学習する学校

ピーター・M・センゲ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862761408
ISBN 10 : 4862761402
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan

Content Description

本書は、今日の教育システムを取り巻く諸課題を踏まえ、教室、学校、地域コミュニティにおける教育改革の指針を提示する。世界中で導入が進む「学習する組織」の理論に基づくその内容は、小手先の「応急処置」的な改善策とは一線を画す広がりと深みを持っている。教員、生徒、親、コミュニティの構成員一人ひとりが学校の直面する課題を理解し、未来の「学び」の創造のために協働することが求められる今、多様な専門家の知見を凝縮した本書はその最良のガイドとなるだろう。

目次 : スタート(オリエンテーション/ 5つのディシプリン入門)/ 第1部 教室(教室のドアを開ける/ 学習者を理解する/ 実践/ 生産的な会話/ 教室におけるシステム思考)/ 第2部 学校(学校に入っていく/ 学校のビジョン/ 今の現実/ 能力開発/ リーダーシップ)/ 第3部 コミュニティ(コミュニティに入る/ アイデンティティ/ つながり/ 持続可能性)

【著者紹介】
ピーター・M・センゲ : マサチューセッツ工科大学(MIT)経営大学院上級講師。システム変革のために共同して働く人と機関をつなぐグローバル・ネットワーク・組織学習協会(SoL)創設者。著書『学習する組織』(英治出版)は全世界で200万部を突破し、ハーバード・ビジネス・レビュー誌で「過去75年で最も影響力ある経営書の一つ」、ファイナンシャル・タイムズ誌で「最も重要な5大マネジメント書」の一つと絶賛された。ジャーナル・オブ・ビジネス・ストラテジー誌は、彼を、20世紀のビジネス戦略に最大の影響を与えた24人のうちの一人とした

ネルダ・キャンブロン=マッケイブ : マイアミ大学(オハイオ州)教育リーダーシップ学部教授、教育心理学科長。全国教育長円卓会議の顧問委員かつファシリテーターとして、円卓会議に参加する教育長らと共に、彼らの学校区の学校制度変革のための支援プログラム策定に従事。オハイオ州在住

ティモシー・ルカス : 公立の初等・中等・高等教育機関で40年にわたり教員、管理職者、教育長などを経験。アメリカ、カナダ、ヨーロッパの学校リーダーや教育関係省庁とも協働。現在、ウィルクス大学で教鞭をとるほか、学校とコミュニティを支援する非営利団体Institute for the Future of Learning(学習の未来研究所)の役員を務める。ペンシルバニア州在住

ブライアン・スミス : リーダーシップ開発や組織学習に関するコンサルタント、著者、講演者。組織学習の分野で先進的に取り組んだ会社組織イノベーション・アソシエイツで18年間シニア・パートナーを務める。国連財団、国連事務総長局ほか、教育やビジネスに関連する政府及び非政府機関に協力してきた。トロント大学でMBAと博士号を取得。カナダ・トロント在住

ジャニス・ダットン : フリーランスの編集者、ライター、教育コンサルタント、コミュニティ活動家。「フィールドブック学習する組織」の編集者代表。マイアミ大学(オハイオ州)建築学部、シンシナティ環境啓発センター児童誌『カタリスト』などのプロダクション・プロジェクトをコーディネート。オハイオ州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きいち

    ほぼ900ページ、読んでも読んでも終わらなかったけれど、これが飽きない。経営学者と教育学者のコラボ、というだけじゃなく、そのネットワークにつながってそれぞれの課題に取り組んできた全米各地の当事者たちが入れ替わりたちかわり登場。当事者を問題解決のコンサルタントとしてリクルートするくだり、コロンビアやミシガンでの子供たちの高次の学び、ぞくぞくした。◇でも「学習する組織」と共通する5つのディシプリンは一貫。システムシンキングに自己マスタリー…、尺度が複数あって時間軸が長い教育というテーマにはなるほど相性がいい。

  • 編集兼発行人

    学校を巡る各集合体の組織化に関する指南書。生徒教員保護者行政地域企業等々関係者がコミュニティとして優れた問いを発見し其れを共有して答えを導こうとする仕組みを如何に成就するのか米国を中心とした様々な事例でもって解説。時間の経過に伴い形式的にも実質的にも固着化した学校の文脈を各集合体間との相互作用を通じて編み直すことで生徒は無論のこと他の主体に対しても学習する意義の再確認を促す構え。数々の思考や技術が紹介される中で概念「パラプロフェッショナル」に主体の時空間を調整したり往還したりする際のマナーを垣間見て合点。

  • hideko

    学びを生むヒントが沢山ある。現実に何からどのように繋げるかが課題です。

  • Kyo

    グループで読了。 もうちょい読んで、自分なりの気付きとして深めたい。 教師の役割が変わる。 leadingからdesigningへ。 主役は生徒で、教師は設計者。 方針は、知識の自主的な学習。 移行する際の弊害(20世紀の工業時代の大量生産品の製造プロセスのようなインプット型の画一的教育方法)を理解しつつ、生徒主役として、コミュニティ(権威者、両親など)、システム、そのシステムを動かすための組織の共働作業、そのときのコツ。

  • nobinobi

    ボリュームがすごい。一通り目は通したが...という感じ。書いてある内容は参考になることが多く、適宜参照するといった形で使っていきたい。

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