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群れのル-ル 群衆の叡智を賢く活用する方法

ピーター・ミラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492532720
ISBN 10 : 4492532722
Format
Books
Release Date
July/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

進化により磨き抜かれた賢い群れは、不確実さや複雑さ、変化などに驚くほど巧みに対処する。本書では虫や鳥たちなど、賢い群れの秘密を解き明かし、その秘密をビジネスや人間社会にうまく応用する方法を考える。

【著者紹介】
ピーター・ミラー : 1992年から米誌『ナショナルジオグラフィック』のシニアエディターを務める。原子力発電からチンパンジーの生態、医療技術から古代エジプトの古墳まで、広範なテーマを取材。その過程でネパールの山を歩き、ルシタニア人の末裔にインタビューをしたほか、北極ではホッキョクグマを追いかけ、メキシコでは殺人バチに追いかけられるなど、幅広い経験を積んできた。長いキャリアを通じて、マーティン・C・スミス、エドモンド・ヒラリー卿など一流の作家、探検家と活動をともにしてきた。2冊の本の編集経験があるほか、2作の映画の脚本も担当し、高い評価を得ている。ABCの看板ニュース番組『ワールドニュース・トゥナイト』をはじめ、CNNなど主要テレビ局や新聞からのインタビューも多数。カリフォルニア大学アーバイン校で批判理論の博士号(Ph.D.)を取得している。『群れのルール―群衆の叡智を賢く活用する方法』が初の著作となる

土方奈美訳 : 翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業。1995年日本経済新聞社入社、『日本経済新聞』、『日経ビジネス』などの記者を務める。2008年同社を退社。米国公認会計士、ファイナンシャル・プランナーの資格を生かし、経済・金融分野を中心に翻訳活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • マエダ

    アリ、ハチ、鳥、バッタ、現代の昆虫の社会から学ぶべきことが人間にあるのであろうか。本当に企業が昆虫の群れの習性から解を導き出している。”アリは賢くないが統一するシステムは賢い”人間の企業と一緒である。群れといっても一様ではなく例えばサバクバッタは普段大人しいが乾季に大量発生すると一斉に暴れだす緑を食べ尽くし見境がない。かたやアリはハチは無数にいるが各々の仕事をこなし統率がとれている。ここには共食いの有無等あるのだが、昆虫の生態はなんとも面白い。

  • りょうみや

    7年ぶり再読だが内容をほとんど覚えていなかったので新規の感覚。ぱっと読み。アリ:自己組織化で最適化問題を解く、ミツバチ:集合知で賢い判断、シロアリ:ものすごい巣作り、鳥:群れが一つの頭脳、最後のバッタは暴走する悪い例で紹介。本書に図がまったくないように動物の生態よりも、そのアルゴリズムの人間社会との共通点・応用の方に主眼がある。また、多くの参考図書が登場するので、それらの著者の考えを度々引用するのが本書の寄せ集め感を強くしている。

  • 手押し戦車

    昆虫の集団と違って、人間は本能的に集団に貢献しようとする生き物ではない。集団に属する重要性を理解していて絆が失われる事を惜しむ。アリは効率力、役割分担に強くミツバチは集団意思決定が強くシロアリは間接的協業で組織力と規則力が強く鳥は知識的模倣力が強くバッタは危機になると破壊的行動で共食いを始める。凶暴、攻撃的になる悲劇が有る。人間、金融市場みたいに正確に予測が出来ない。そこには心理が有る。昆虫マネジメント!

  • テキィ

    ネットワーク論、複雑性、などに関するエピソードを、アリやシロアリ、ミツバチなど群生動物の生態にフォーカスしてルールをテーマに章立てしている事がこの本の特徴。問題はその分類にそれほど必然性を感じられない点。軽く読むには読みやすくていいかも。引用している本をだいたい読んでいるので、この手のたまたま本はあらかた読んできたのかなと。

  • motoroid

    アリやムクドリに学ぶ社会システムについての研究本。認知システムや集団としての合意を得る仕組みについて、大変参考になった。集団が最適な選択をするのに複雑な思考が必ずしもいるわけではないと分かった。

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