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ISBN 10 : 4000611933
Content Description
なぜ政治は信用されないのか?いま多くの人々は、自分の言葉が政治に届いていないと感じている。階層や社会集団が崩れた現在、政党が社会を代表することはますます難しくなっているからだ。民主主義を担保するのは、選挙によって代表を送り込む「信任」と政治への監視・否定・審判という「不信」の二元性である。デモや集会、SNS、そしてメディアの機能など、代表制を補完し、支える「松葉杖」としての対抗民主主義を歴史的に論じた画期的著作。
目次 : 序論 不信と民主主義/ 第1章 監視の民主主義(監視、告発、評価/ 監視の当事者たち/ 歴史の糸/ 正当性をめぐる争い)/ 第2章 阻止する主権(抵抗の権利から複合的主権へ/ 自己批判的な民主主義/ 否定的政治)/ 第3章 判事としての民衆(歴史のための参照先/ 準・立法者/ 審判の優遇)/ 第4章 不得策な民主主義(無力感と脱政治化の形象/ ポピュリズムの誘惑/ 不得策な経済の教訓)/ 結論 近代の混成体制
【著者紹介】
ピエール・ロザンヴァロン : 1948年フランス生まれ。コレージュ・ド・フランス教授(政治史)。社会科学高等研究院の研究ディレクター、高等商業学校(HEC)卒業。労働組合CFDTの経済顧問、機関誌編集長を務めた後、社会科学高等研究院(EHESS)にて博士号取得
嶋崎正樹 : 1963年生まれ。仏語翻訳家・放送通訳。東京外国語大学卒業、同大学院外国語学研究科修了(ロマンス系言語専攻)。カナダ大使館勤務を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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BLACK無糖好き
読了日:2017/05/08
うーひー
読了日:2022/01/01
Ra
読了日:2021/04/27
すずき
読了日:2018/06/26
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