稀少ピアノ作品フェスティヴァル! フーズム城音楽祭ライヴ 2019
かつてのデンマーク領、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン(スレースヴィ=ホルステン)の港町フーズムで1987年に創設され、毎年8月に開催される「フーズム城音楽祭」(稀少ピアノ音楽祭)。知られざるピアノ作品を幅広く紹介し、批評家から愛好家まで毎年大きな注目を集めているこの音楽祭の2019年ライヴは、シプリアン・カツァリスやマルクス・ベッカーらベテラン・ヴィルトゥオーゾ達とともに、福間洸太朗、三浦謙司、エリアス・プロジャーン(ドイツ)、クラリース・テオ(シンガポール)、オヌテ・グラジーニテ(リトアニア)などの若き才能も多数参加。
作品の多くは世界初録音で、ビゼーやフォンタナ、アレンスキーの秘曲、ショパンやR.シュトラウス、J.S.バッハのレア・トランスクリプション、バリス・ドヴァリョーナスやリチャード・ダニエルプールなど20世紀の作曲家の作品を収録しています。(輸入元情報)
【収録情報】
● ビゼー:演奏会用大ワルツ
● テオドール・W・アドルノ:アダージェット〜ビゼーへのオマージュ
福間洸太朗(ピアノ)
● ユリアン・フォンタナ:マズルカ Op.21-2
● ショパン/カロル・A・ペンソン:舞い落ちる木の葉
シプリアン・カツァリス(ピアノ)
● ドニゼッティ/タールベルク:歌劇『ルクレツィア・ボルジア』による幻想曲
マーク・ヴァイナー(ピアノ)
● リスト:アヴェ・マリア(アルカデルトのシャンソン)
クリスティアン・G・ナーゲル(ピアノ)
● アレンスキー:忘れられたリズムに寄せて Op.28より第1番『Logaedes』、第4番『Sari』
マルコ・ラペッティ(ピアノ)
● R.シュトラウス/ギーゼキング:帰郷
エリアス・プロジャーン(ピアノ)
● バリス・ドヴァリョーナス:アイス・スケート・リンクにて(冬のスケッチ)
オヌテ・グラジーニテ(ピアノ)
● バンジャマン・ゴダール:マズルカ第2番 Op.54
三浦謙司(ピアノ)
● ジューリオ・リコルディ:ロマンス・プードレ
ロベルト・ピアーナ(ピアノ)
● ヴィリアム・セイメル:夏のスケッチ Op.11より第3番『太陽の目』〜少女の肖像
● ギュスターヴ・サマズイユ:夜想曲
ローランド・ペンティネン(ピアノ)
● アナトーリー・アレクサンドロフ:ピアノ・ソナタ第4番より第3楽章
クラリース・テオ(ピアノ)
● リチャード・ダニエルプール:バガテル第3番、私の部屋に幽霊が!(前奏曲集『魔法にかけられた庭』より)
シャイン・ワン(ピアノ)
● J.S.バッハ/レーガー:われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ BWV.639
マルクス・ベッカー(ピアノ)
録音時期:2019年8月
録音場所:ドイツ、フーズム城
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)