ジュリアス・カッチェン　デッカ・レコーディングス 1949-1968（8CD）

ジュリアス・カッチェン
デッカ・レコーディングス 1949-1968

ジュリアス・カッチェン（1926-69）のデッカ録音1942-69年を集成したセット。カッチェンは、アメリカのニュージャージー州に生まれ、11歳でオーマンディ指揮のフィラデルフィア管とモーツァルトのピアノ協奏曲第20番でデビューして神童と評判をとったピアニスト。その後、ヨーロッパを中心に国際的に広くコンサート活動を行いましたが、肺ガンを患い42歳の若さで他界しました。早逝を惜しまれたピアニスト、ジュリアス・カッチェンのあり余る才能をデッカに刻んだ珠玉のBOXセットです。インターナショナル初CD化を多数含みます。

DISC-1：
ベートーヴェン：
・ディアベッリの主題による33の変奏曲ハ長調 op.120*
・ポロネーズ ハ長調 op.89*
・ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 op.111*

DISC-2：
シューベルト：
・幻想曲ハ長調 D.760『さすらい人』*

シューマン：
・トッカータ ハ長調 op.7*
・謝肉祭 op.9*、
・交響的練習曲 op.13*

DISC-3：
ショパン：
・バラード第3番 変イ長調 op.47
・幻想曲 ヘ短調 op.49
・ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 op.35『葬送』*
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 op.58*、
・即興曲第4番嬰ハ短調 op.66『幻想即興曲』*
・ポロネーズ第6番変イ長調 op.53『英雄』*

DISC-4：
メンデルスゾーン：
・前奏曲とフーガ ホ短調 op.35-1*
・歌の翼に（リスト編） op.34-2*
・スケルツォ ホ短調 op.16-2
・ロンド・カプリチオーソ ホ長調 op.14*

フランク：
・前奏曲，コラールとフーガ

ブラームス：
・ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 op.100*
・ヴァイオリン・ソナタ第3番ニ短調 op.108*
　ルッジェーロ・リッチ（vn）

DISC-5：
ブラームス：
・ピアノ・ソナタ第5番ヘ短調 op.5
・ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ op.24*
・パガニーニの主題による変奏曲 op.35*"　　　　　　　　　　　　
DISC-6：
ラヴェル：
・左手のためのピアノ協奏曲ト長調
　ロンドン交響楽団
　ベンジャミン・ブリテン（指揮）

バルトーク：
・『ミクロコスモス』からの8曲*
・ピアノ協奏曲第3番*
　スイス・ロマンド管弦楽団
　エルネスト・アンセルメ（指揮）

DISC-7：
ガーシュウィン：
・ラプソディ・イン・ブルー
　ロンドン交響楽団
　イシュトヴァーン・ケルテス（指揮）

ロレム：
・ピアノ・ソナタ第2番

ブリテン：
・左手のピアノと管弦楽のための主題と変奏 op.21
　ロンドン交響楽団
　ベンジャミン・ブリテン（指揮）

プロコフィエフ：
・ピアノ協奏曲第3番ヘ長調 op.26
　ロンドン交響楽団
　イシュトヴァーン・ケルテス（指揮）

DISC-8：
ラフマニノフ：
・ピアノ協奏曲第2番ハ短調 op.18*
　新交響楽団
　アナトール・フィストゥラーリ（指揮）

・パガニーニの主題による変奏曲 op.43*
　ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
　サー・エードリアン・ボールト（指揮）

ドホナーニ：
・童謡の主題による変奏曲 op.25*
　ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
　サー・エードリアン・ボールト（指揮）

　ジュリアス・カッチェン（p）

　録音：1949-68年
　*＝インターナショナル初CD化