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Farnadi: The Art Of Edith Farnadi

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Item Details

Genre

Classical

Catalogue Number

SC840

Number of Discs

Label

Scribendum

Release Country

Europe

Format

Other

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Product Description

ミクロコスモスから協奏曲、室内楽まで大量に収録！

リストとバルトークのスペシャリスト、
エディト・ファルナディの芸術（21CD）

この21枚組セットには、1946年から1960年にかけて収録された主要な商業録音、放送録音、ライヴ録音が集められ、ソロだけでなく、ゲルハルト・タシュナーとの室内楽や、ヘルマン・シェルヘン、エードリアン・ボールトとの協奏曲も収録されており、ファルナディ全盛期の個性的演奏の数々を手軽に楽しむことができます。モノラル録音がほとんどで、中には板起こしなどもありますが、総じてピアノの音はよく録られているため、ファルナディの芸風はよくわかります。

激動すぎる時代に誕生
エディト・ファルナディは10歳になる年にリスト音楽院に入学し、12歳でベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番を弾き振りし、ピアノ科ではバルトークにも師事。在学中にリスト賞を2度受賞して奨学金を獲得するほど優秀だったファルナディは、2度の世界大戦や2度のハイパーインフレ、スペインかぜ、世界大恐慌、政治の異常な混乱、そしてユダヤ人迫害政策などもあって、当初は演奏機会にあまり恵まれませんでした。
　1944年にナチ占領下となり矢十字党による大虐殺がおこなわれたハンガリーで身を潜めて生き延びると、戦後はオーストリアへ移住。
　放送やウィーン・フィルとのコンサートでも注目され、Westminsterなどへの商業録音も開始。世界的な演奏活動もおこないます。
　しかし、1963年からはグラーツ音楽舞台芸術アカデミーの教授としての活動がメインになり、10年後には癌で亡くなっているため、商業録音ベースでの知名度はあまり高くありません。

芸風
ファルナディの演奏は、豪快なヴィルトゥオジティに加えて、細部まで表現し尽くす表情の豊かさが特徴的で、リストが好んだ間合いやため息的な音、沈黙といった要素の表現も見事で、「巡礼の年」も決して平板になることがありません。独特な凄みのあるリストのバラード第2番や第1番も絶品ですし、バルトークが郷土愛も盛り込んだ「ミクロコスモス」も飽かせず聴かせます。

　収録内容

CD1
◆ バルトーク：「子供のために」全曲（1956）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD2、CD3
◆ バルトーク：「ミクロコスモス」全曲（1955）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD4、CD5
◆ リスト：「巡礼の年」全曲（1960 ステレオ）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD6、CD7
◆ リスト：「ハンガリー狂詩曲」S.244 全曲（1953、1954）
◆ リスト：「スペイン狂詩曲」 S.254（1957）
◆ リスト：「3つの演奏会用練習曲」S.144～第2番「軽やかさ」（1957）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD8
◆ リスト（ヴェルディ）：「リゴレット・パラフレーズ」 S.434（1958）
◆ リスト（ワーグナー）：「さまよえるオランダ人」より「紡ぎ歌」 S.440（1958）
◆ リスト（グノー）：「ファウスト」よりワルツ S.407（1958）
◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」より「夕星の歌」 S.444（1958）
◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」より「ヴァルトグルク城への客人の入城」 S.445（1958）
◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」序曲 S.442（1958）
◆ ドホナーニ（ドリーブ）：ワルツ（「コッペリア」より）（1954）
◆ ドホナーニ（ドリーブ）：ナイラ・ワルツ（「花の踊り」より）（1954）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD9
◆ リスト（シューベルト）：ワルツ・カプリス「ウィーンの夜会」S.427（1955）
◆ リスト（シューベルト）：「即興ワルツ」 S.213（1955）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD10
◆ ゴドフスキー（J.シュトラウス）：「芸術家の生涯」（1955）
◆ ゴドフスキー（J.シュトラウス）：「こうもり」（1955）
◆ ゴドフスキー（J.シュトラウス）：「酒、女、そして歌」（1955）
◆ ドホナーニ（J.シュトラウス）：「ジプシー男爵」より「宝のワルツ」（1955）
◆ シュルホフ（J.シュトラウス）：「ピツィカート・ポルカ」（1955）
◆ リスト：メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514（1953）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD11
◆ ショパン：「華麗なる大円舞曲」変ホ長調 Op.18（1955）
◆ ショパン：「3つの華麗なワルツ」Op.34（1955）
◆ ショパン：ワルツ変イ長調 Op.42（1955）
◆ ショパン：マズルカハ長調 Op.33-3（1955）
◆ ショパン：「3つのワルツ」Op.64（1955）
◆ リスト：「3つの演奏会用練習曲」S.144（1954）
◆ リスト：「愛の夢（3つのノットゥルノ）」S.541（1955）
◆ リスト：「慰め」S.172（1954）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD12
◆ リスト：「ハンガリー幻想曲」S.123（1956）
◆ リスト：「死の舞踏」S.126（1956）
◆ リスト（シューベルト）：「さすらい人幻想曲」S.366（1956）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）
　フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団
　サー・エイドリアン・ボールト（指揮）

◆ バルトーク：「9つの小品」Sz.82（1956）
◆ バルトーク：「6つのルーマニア民俗舞曲」Sz.56（1956）
◆ バルトーク：「3つのブルレスク」Sz.47（1956）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD13
◆ リスト：「2つの伝説」（1954）
◆ リスト：バラード第1番変ニ長調「十字軍の歌」S.170（1954）
◆ リスト：バラード第2番ロ短調 S.171（1954）
◆ リスト（シューベルト）：「即興ワルツ」 S.213（1953）
◆ リスト：バラード第2番ロ短調 S.171（1957）
◆ バルトーク：「アレグロ・バルバロ」Sz.49（1946）
◆ バルトーク：「ミクロコスモス」より第128番、第113番、第142番、第109番（1946）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD14
◆ リスト：「スペイン狂詩曲（スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ）」S.254（1954）
◆ リスト：「愛の夢（3つのノットゥルノ）」S.541（1954）
◆ リスト：「パガニーニによる大練習曲」S.141（1961）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD15
◆ ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」（1955）
◆ ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12（1955）
◆ ドヴォルザーク：ヴァイオリンとピアノのためのソナチネト長調 Op.100（1955）
　ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD16
◆ グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45（1956）
◆ グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13（1960）
◆ ドヴォルザーク：ヴァイオリンとピアノのためのソナチネト長調 Op.100（1955）
　ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD17
◆ リスト：ピアノ・ソナタロ短調 S.178（1954）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

◆ シェック：ヴァイオリン・ソナタニ長調 Op.16（1955）
◆ ラヴェル：ヴァイオリン・ソナタト長調（1956）
　ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD18
◆ リスト：ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124（1952）
◆ リスト：ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125（1952）
◆ チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44（1953）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）
　ウィーン国立歌劇場管弦楽団
　ヘルマン・シェルヘン（指揮）

CD19
◆ バルトーク：ピアノ協奏曲第2番 Sz.95（1953）
◆ バルトーク：ピアノ協奏曲第3番 Sz. 119（1953）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）
　ウィーン国立歌劇場管弦楽団
　ヘルマン・シェルヘン（指揮）

CD20
◆ リスト：ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124（1959）
◆ リスト：ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125（1959）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）
　ウィーン国立歌劇場管弦楽団
　サー・エイドリアン・ボールト（指揮）

◆ リスト：2つの演奏会用練習曲 S.145より第2曲「小人の踊り」（1950）
◆ バルトーク：「アレグロ・バルバロ」Sz.49（1955）
◆ バルトーク：ピアノのための組曲 Sz.62（1955）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）

CD21
◆ ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18（1952）
◆ チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23（1953）
　エディト・ファルナディ（ピアノ）
　ウィーン国立歌劇場管弦楽団
　ヘルマン・シェルヘン（指揮）

　ファルナディ情報

◆ 生年について
ファルナディは西側プロモーションでは1921年ハンガリー生まれと書かれることがほとんどですが、祖国ハンガリーでは、出生記録に従って1911年と記されることが多くなっています。生地は王国首都ブダペストの中心部で、リスト音楽院のあるエルジェーベト街（ドイツ語名はエリーザベトシュタット。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の妃エリーザベトにちなんで1882年に命名。それ以前はマリア・テレジアにちなんだテレーズ街という名）。
　ファルナディの生まれた1911年はまだオーストリア＝ハンガリー帝国領だった時代で、ハンガリー王国の国土面積は現在の約3倍もありました。
　父親は銀行員で、1930年代の電話帳では役員と記されており、住居は同地区のキラーイ通り（国王通り）でしたが、ファルナディがリスト音楽院教授に就任した年に、ハンガリー国立歌劇場とリスト音楽院の間にあるナギメズー通りにファルナディと共に居住。1943年からはカーロイ・サーントーという銀行員も同居していたので、フィアンセだったのかもしれませんが、翌1944年3月にはドイツ軍がハンガリーを占領しアイヒマンも派遣されたため、1945年2月にソ連軍がブダペストを解放するまでの約1年間は、ブダペストのユダヤ人は潜伏生活を余儀なくされています。

第1次大戦とスペイン風邪
ファルナディが3歳になる1914年、オーストリア＝ハンガリー帝国がセルビアに宣戦布告して第1次大戦が勃発。人口約5,100万人のオーストリア＝ハンガリー帝国は約900万人を動員していますが、そのうち約414万人はハンガリーからで、前線には約344万人が送られ、健康な成人男性約200万人が死者と傷病者になっています。開戦前のハンガリーの人口は約2,090万人だったのでおそるべき数です。
　当時のハンガリーは農業国で、戦前の食糧供給体制は恵まれていましたが、戦争で生産高が戦前の半分程度にまで激減し、1918年にはブダペストなどでパンの配給券まで発行する事態に陥っています。
　また、敗色濃厚な1918年の7月には、ブダペストで「スペインかぜ」の感染が拡大して劇場や店舗が閉鎖され、行政の誤った判断によって水道まで止められて10月には暴動が発生。ファルナディは当時7歳でした。

「ハンガリー人民共和国」誕生。
1918年11月、大統領はミハーイ・カーロイ。約3カ月の短命国家。カーロイはハンガリー軍約140万人の武装解除ののち、元ハンガリー領のスロヴァキア、ダルマチア、ボスニア、トランシルヴァニアに対して、ハンガリーにとどまるよう説得しますが失敗。すでに独立宣言していたチェコが、12月にハンガリーのスロヴァキア地域に侵攻を開始。

共産主義政権の誕生とルーマニアによるハンガリー占領
1919年3月、「ハンガリー社会主義連邦評議会共和国」が成立。大企業、銀行、保険会社などを国有化し、外国貿易も統制したほか、最低賃金と最高賃金も設定。
　翌4月には隣国の共産化を警戒したルーマニアが、武装解除状態のハンガリーに侵攻し「ハンガリー・ルーマニア戦争」が勃発。ルーマニア軍はハンガリー全土をほぼ占領し、8月にはブダペストを占領して共産主義政権が崩壊、ハンガリー共和国臨時政府を誕生させています。その間、ホルティ将軍（提督）が6月に国民軍を立ち上げ、ルーマニア側に大幅に有利な条件で休戦協定を結び、ルーマニア軍は11月にブダペストからの撤収を開始しますが、徹底的な略奪を伴っていたため翌1920年の3月までかかっています。ファルナディは当時8歳でした。

「ハンガリー王国」誕生。国土面積は約3分の1に縮小
1920年3月、ハンガリー王国成立。王国といっても王位は空位。国家元首として、国民議会がホルティ将軍を選出。6月には、トリアノン条約により、スロヴァキア、ダルマチア、ボスニア、トランシルヴァニアを周辺国に割譲し、国土も人口も約3分の1に縮小していますが、ホルティは国民に人気があり、以後、24年に及ぶ緩やかな独裁政権を維持しています。

ニセ札扱いが原因となったハイパーインフレ
1918年から1919年にかけて、「ハンガリー人民共和国」はオーストリア＝ハンガリー銀行による紙幣供給を継続させ、たとえば200コロナの片面印刷紙幣は900万枚近く製造（約18億コロナ）。3か月後に成立した共産主義政府「ハンガリー社会主義連邦評議会共和国」は、さらに多い1,200万枚以上の200コロナ片面印刷紙幣を勝手に製造（約24億コロナ）し、ルーマニアとの戦争中には、片面印刷紙幣が本物であると証明するためのスタンプが全国で大量に押されたうえ、その印影の模倣が容易であることも手伝って信頼を失います。その結果、共産主義政権下で片面印刷された紙幣の多くは、翌年に成立した「ハンガリー王国」政府によってニセ札のような扱いとなり、スタンプがあっても交換レートは5分の1となって、本物のコロナ紙幣の信頼まで低下し、結果的にハイパーインフレを引き起こしています。
　事態が収拾されたのはそれから6年も経ってからのことで、1927年1月1日には新通貨「ペングー（ペンゲーとも）」が導入され、交換レートは1ペングー：12,500コロナ）に設定されてようやく正常化。当時ファルナディは15歳で、リスト音楽院在学中でした。

リスト音楽院
1921年、10歳になる年に入学し、1928年に16歳で卒業。アルノルド・セーケイ、ベーラ・バルトーク、レオー・ヴェイネルらに師事。在学中、リスト賞を2回受賞して奨学金を得るほど優秀でした。ハンガリーには優秀なピアニストが多く、ファルナディが学んでいた当時のリスト音楽院にも、ルイス・ケントナー、アニー・フィッシャー、ショルティ、アンドル・フォルデス、エドワード・キレーニが在籍しており、ファルナディが入学する1年前にはリリー・クラウスが卒業し、ファルナディが卒業した頃にはギョルギ・シャーンドル、ギョルギ・ツィフラが入学していました。

フバイとの仕事
卒業後、1930年代にはリスト音楽院学長のイェヌー・フバイのもとで働き、フバイがデザインした屋敷「フバイ宮殿」で開催されるマスター・クラスの伴奏者や室内楽奏者として演奏。リヒャルト・シュトラウス、ブロニスワフ・フーベルマン、エーデ・ザトゥレツキーらと共演してもいます。下の画像は、1935年に撮影されたもので、当時16歳のフバイの愛弟子、ワンダ・ルッツァートのヴァイオリンの伴奏をファルナディがおこなっているところです。

リスト音楽院教授就任。
1940年、教授に就任しますが、11月にはハンガリー政府が三国同盟に署名して4番目の枢軸国になったことで、前年にハンガリーで施行された反ユダヤ法だけでは済まなくなり、翌1941年には、ハンガリー政府は在留外国人の本国送還に際し、ハンガリー警察が数千人のロシア系ユダヤ人、ポーランド系ユダヤ人を集めてドイツ占領下のウクライナに移送しほぼ全員を虐殺。翌1942年にはファルナディも教授職の退職を余儀なくされ、公演もほとんどおこなえなくなっています。

戦時中のハンガリーで潜伏
1943年11月の公演のあと、ファルナディは、反ユダヤ主義のハンガリー人から身を守るべく、ハンガリー国内で身を潜めていました。4か月後の1944年3月にはドイツ軍がハンガリーを占領し、悪名高いアイヒマンも派遣してハンガリーの極右政党「矢十字党」と共にユダヤ人の大量虐殺に着手。しかし同年12月には、ソ連軍がハンガリー東部を解放したことで、「ハンガリー国民独立戦線」が誕生し、「臨時政府」が成立。1945年2月にはブダペストも解放し、市政をハンガリー人に任せています。

オーストリアに移住
1945年、通常の生活を取り戻したファルナディでしたが、母アンナはすでに亡く、父もこの年に71歳で亡くなっています。
　ファルナディがウィーンに移住した時期は不明ですが、この年には7月に始まったハイパーインフレと、9月の恩師バルトークの死という出来事もあったので、それらがきっかけになった可能性があり、11月27日には、ウィーンで開催された「ベーラ・バルトーク追悼室内楽コンサート」に出演しています。
　ちなみに、「臨時政府」によるハイパーインフレ政策は、通貨の無価値化を狙ったもので、1垓ペングー紙幣（100,000,000,000,000,000,000 pengő）も発行する大胆さで、翌年8月に新通貨フォリントを導入するデノミネーションで収束させています。交換レートは1フォリント：40穣ペングー（400,000,000,000,000,000,000,000,000,000 pengő）という凄まじさでした。

　ファルナディ年表

1911 1912 1913 1914 1915 1916 1917 1918 1919 1920 1921 1922 1923 1924 1925 1926 1927 1928 1929 1930 1931 1932 1933 1934 1935 1936 1937 1938 1939 1940 1941 1942 1943 1944 1945 1946 1947 1948 1949 1950 1951 1952 1953 1954 1955 1956 1957 1958 1959 1960 1961 1962 1963 1964 1965 1966 1967 1968 1969 1970 1971 1972 1973

　1911年／明治44年　（0歳）

◆ 9月25日、エディト・ファルナディ、オーストリア＝ハンガリー帝国ブダペスト中心部のエルジェーベト地区に誕生。父は銀行員のマールク・ファルナディ＝フィシェル[1874-1945]。母はアンナ・ファルナディ＝フィシェル（旧姓：ブレイトネル）[1870-?]。

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　1912年／明治45年/大正元年　（0～1歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

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　1913年／大正2年　（1～2歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

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　1914年／大正3年　（2～3歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ ラヨシュ（ルイス）・ケントナー[1905-1987]、リスト音楽院に入学。アルノルド・セーケイ、ゾルタン・コダーイ、レオー・ヴェイネルらに師事。

◆ 6月、サラエヴォ事件発生。フランツ・フェルディナント大公と妻のゾフィーが、ボスニア系セルビア人プリンツィプらにより殺害。

◆ 7月、オーストリア＝ハンガリー帝国はセルビアに宣戦布告。第1次世界大戦開戦。オーストリア＝ハンガリー帝国の軍事予算は少なく、ドイツの4分の1、フランスの3分の1という金額で、徴兵制度も緩かったため人口に比して兵員数も少なく、火器類も旧式、野砲や重砲も限られ、ドイツの支援を受けなければ戦闘をおこなえない状態でした。

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　1915年／大正4年　（3～4歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 5月、イタリアがオーストリア＝ハンガリーに宣戦布告。

◆ 10月、オーストリア＝ハンガリー軍がセルビア全土を占領。

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　1916年／大正5年　（4～5歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 6～9月、第1次世界大戦最大規模の戦いとなったガリツィアでの戦闘で、ドイツ&オーストリア＝ハンガリー軍が、ブルシロフ将軍率いるロシア軍に惨敗。死傷者数約200万人。

◆ 8月、ルーマニアが、オーストリア＝ハンガリーとドイツに対して宣戦布告。間もなくおこなわれた「トランシルヴァニアの戦い」では、44万人のルーマニア軍が、わずか7万人のドイツ&オーストリア＝ハンガリー軍に連敗し25万人の犠牲を出して敗退、領土も大きく失うものの、ドイツの敗戦が決定的になると、今度は降伏宣言を撤回し、オーストリア＝ハンガリーとドイツに2度目の宣戦布告、まさかの戦勝国となり、領土を大幅に増やしています。ルーマニア政府の決断と行動の素早さは、人口約750万の国が約70万の人命を失い、約12万の戦傷者を抱えたことを考えると、国民の犠牲により国益の増大を狙うという戦争本来の目的に即したものといえると思います。一方、オーストリア＝ハンガリーは約157万の人命を失い、約362万人の戦傷者を抱え、巨額の賠償も抱えることとなります。

◆ 11月、カール1世がウィーンでオーストリア皇帝に29歳で即位。

◆ 12月、カール1世がブダペストで、カーロイ4世としてハンガリー国王に即位。

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　1917年／大正6年　（5～6歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

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　1918年／大正7年　（6～7歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 母によるピアノの指導開始。

◆3月、アメリカで超強力なインフルエンザが発生。6月にはボストンで5,000人近い死者が出るなど大流行が始まり、折からのアメリカ外征軍のヨーロッパへの膨大な数の兵士派遣と共に感染が世界的に拡大、多くの犠牲を出し、第1次世界大戦終結を早める要因ともなります。なお、このインフルエンザは世界大戦下の軍隊の大規模な移動で感染爆発したため、報道管制の無かった中立国スペインでの被害報道が目立ってしまい、結果として「スペインかぜ」と名付けられてしまいますが、実際に世界的な感染拡大に大きな役割を果たしたのは、スペインではなく、インフルエンザの発生元で、膨大な数の将兵をヨーロッパなど世界各国に派遣していたアメリカでした。

◆7月、ブダペストで「スペインかぜ」の感染が拡大。

◆8月、ブダペストの「スペインかぜ」がいったん収束。

◆9月、ブダペストの「スペインかぜ」感染が急速に拡大。学校を閉鎖し、病院への訪問も禁止、罹患者は隔離。

◆10月、「オーストリア＝ハンガリー帝国」崩壊。

◆10月、ブダペスト市、「スペインかぜ」に関する法律を制定。当初は報告プロセスが煩雑で医師の作業が追い付かなくなったためすぐに簡素化。2週間ほどで12,000人近い感染者と700人の死亡が確認。しかし医師の数が極端に不足していることから実際の患者数は10万人を超えていると推測。報告された患者の約90％が14～35歳の年齢層で、中産階級ではその数が著しく、女性と男性の比率は3：1となっていました。これは戦争のため食糧配給制度が導入されており、女性が長時間に渡って行列で集団を形成していたこと、帰還兵を駅で迎える際の集団での待機が原因と推測。調査の結果を受け、ハンガリー国立歌劇場などすべての劇場と映画館、ナイトクラブを2週間閉鎖、女性と子供のカフェの利用を禁止し、外部からの旅行者に対する路面電車の利用も制限。

◆10月31日、ブダペストで暴動発生。スペインかぜ対策としての市民への行動制限や、スペインかぜには乾燥している方が良いという根拠不明な勘違い説に振り回されて、市街地への夜間の「給水停止」などへの不満が爆発。これを政治運動に利用しようとする動きもあらわれ、それが「アスター革命」へ発展。

◆10月31日、ハンガリー王冠領(オーストリア＝ハンガリー帝国のハンガリー部分の呼称)の新首相、ミハーイ・カーロイ[1875-1955]が、劇場、キャバレー、映画館の閉鎖、およびレストランとカフェの営業時間短縮に関する法令を廃止。ブダペストでのスペインかぜ感染確認数は21,499人で死亡率は約8%。

◆11月、「ドイツ国(Deutsches Reich)」で「ドイツ革命」勃発。皇帝ヴィルヘルム2世がオランダに亡命し、47年間に及んだ「帝政」(通称:ドイツ帝国)が崩壊し、「ヴァイマル共和政」(通称:ヴァイマル共和国)に移行。

◆11月、オーストリアがイタリアに降伏、パドヴァ近くのヴィラ・ジュスティで休戦協定を結び、ほどなくドイツも降伏、コンピエーニュの森の列車で連合国との休戦協定を締結。

◆ 11月12日、ドイツ＝オーストリア共和国(1918-1919)、成立。首相はカール・レンナー[1870-1950]。約10か月の短命国家。

◆ 11月16日、ハンガリー人民共和国（民主共和国）(1918-1919)、成立。大統領はミハーイ・カーロイ。約3か月の短命国家。休戦時に約140万人いたハンガリー軍は武装解除。

◆11月、ブダペストの「スペインかぜ」感染確認数は9,149人で死亡率は約9%。

◆12月、ブダペストの「スペインかぜ」、収束に向けて推移。

◆12月、チェコスロヴァキア軍がハンガリー領のスロヴァキアに侵攻。翌年3月まで各地で小規模戦闘。

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　1919年／大正8年　（7～8歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 母によりピアノの指導。

◆1月、ブダペストの「スペインかぜ」、収束。

◆ 2月、ハンガリー人民共和国に不満を持つ共産主義者ベーラ・クン[1886-1939]率いるハンガリー共産党や、労働者、ユダヤ人などの共産主義者による暴動が発生、ロシア革命に呼応した「ハンガリー革命」へ発展。

◆ 3月、ハンガリー社会主義連邦評議会共和国(1919-1919)、成立。約4.5カ月の短命国家。

◆ リスト音楽院院長ウドゥン・ミハロヴィチ[1842-1929]、退任。76歳。32年間在任。

◆ リスト音楽院院長エルヌー・ドホナーニ[1877-1960]、就任。

◆ 4月、ハンガリー・ルーマニア戦争勃発。

◆ 8月、ルーマニア軍がブダペストを占領。「ハンガリー共和国（臨時政府）」が誕生。

◆ リスト音楽院院長エルヌー・ドホナーニ、臨時政府により解任。

◆ リスト音楽院院長イェヌー・フバイ[1858-1937]、就任。

◆ 10月、サン＝ジェルマン講和条約によりドイツとオーストリアの合邦が禁じられたため、ドイツ＝オーストリア共和国からオーストリア共和国(1919-1934)に改名。

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　1920年／大正9年　（8～9歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 母によりピアノの指導。

◆1月、ブダペストで「スペインかぜ」の感染が再び拡大開始。

◆2月、ブダペストで「スペインかぜ」の感染が急拡大ののち収束。推定被害規模は前年の3分の1。

◆ 3月、ルーマニア軍が大量の略奪品と共にブダペストから撤収。

◆ 3月、「ハンガリー王国」誕生。王位は空位。国家元首として、国民議会が帝国海軍総司令官だったミクローシュ・ホルティ[1868-1957]を選出、24年7か月に及ぶ緩やかな独裁政権を維持。

◆ 6月、トリアノン条約により、ハンガリー王国は、スロヴァキア、ダルマチア、ボスニア、トランシルヴァニアを周辺国に割譲し、国土面積を約3分の1に縮小（≒現在）。

◆ ハンガリー王国が成立したことで、それまでのオーストリア＝ハンガリー帝国による親ユダヤ的な政策方針が廃止、さっそく反ユダヤ法が整備され始めてさまざまな規制をおこなうようになります。

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　1921年／大正10年　（9～10歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 母によりピアノの指導。

◆ 3月、元カーロイ4世、ハンガリーに入国し復帰運動。

◆ 4月、元カーロイ4世復帰運動失敗。スイスに亡命。

◆ リスト音楽院入学。ベーラ・バルトーク[1881-1945]、アルノルド・セーケイ[1874-1958]、イロンカ・デッケルス＝クスレル[1901-1990]にピアノを、レオー・ヴェイネル[1885-1960]に室内楽を師事。

◆ 10月、元カーロイ4世、ハンガリー西部に入国して王党派の軍勢とともに装甲列車でブダペストに進軍するもののすぐに武装解除され逮捕。

◆ 11月、元カーロイ4世、黒海にいたイギリス軍艦によりハンガリーを出国しポルトガル領マデイラ島に到着。

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　1922年／大正11年　（10～11歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

◆ 4月、元カーロイ4世、マデイラ島で肺炎により34歳で死去。

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　1923年／大正12年　（11～12歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

◆ ラヨシュ（ルイス）・ケントナー[1905-1987]、リスト音楽院を卒業（1914年に入学）。アルノルド・セーケイ、ゾルタン・コダーイ、レオー・ヴェイネルらに師事。

◆ アンドル・フルデシュ（フォルデス）[1913-1992]、リスト音楽院に入学（1932年に卒業）。ティボル・サトマーリ、エルヌー・ドホナーニ、ベーラ・バルトーク、レオー・ヴェイネルらに師事。

◆ 公演。ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第1番。弾き振り。ブダペスト。

◆ アニー・フィシェル（フィッシャー）[1914-1995]がリスト音楽院に入学。セーケイ、ドホナーニらに師事。

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　1924年／大正13年　（12～13歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

◆ ギョルギ・シュテルン（ショルティ）[1912-1997]がリスト音楽院に入学（1930年に卒業）。アルノルド・セーケイ、ベーラ・バルトーク、レオー・ヴェイネル、エルヌー・ドホナーニらに師事。

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　1925年／大正14年　（13～14歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

◆ アニー・フィシェル（フィッシャー）[1914-1995]がリスト音楽院に入学（1932年に卒業）。アルノルド・セーケイ、エルヌー・ドホナーニらに師事。

◆ エドワード（エデ）・キレーニ[1910-2000]がリスト音楽院に入学（1930年に卒業）。エルヌー・ドホナーニらに師事。

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　1926年／大正15年/昭和元年　（14～15歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

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　1927年／昭和2年　（15～16歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院在学。

◆ ハンガリー放送に出演。

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　1928年／昭和3年　（16～17歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院卒業。

◆ エルヌー・ドホナーニがリスト音楽院で教授に就任。

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　1929年／昭和4年　（17～18歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 3月、ハンガリー国営放送で演奏。

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　1930年／昭和5年　（18～19歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ ソプラノ歌手、エルジ・ゲルヴァイとオーケストラ・コンサートで共演。ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第4番ほか。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

◆ ギョルギ・シュテルン（ショルティ）[1912-1997]がリスト音楽院を卒業（1924年に入学）。アルノルド・セーケイ、ベーラ・バルトーク、レオー・ヴェイネル、エルヌー・ドホナーニらに師事。

◆ エドワード（エデ）・キレーニ[1910-2000]がリスト音楽院を卒業（1925年に入学）。エルヌー・ドホナーニらに師事。

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　1931年／昭和6年　（19～20歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

◆ ハンガリー放送に出演。

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　1932年／昭和7年　（20～21歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

◆ ハンガリー放送に出演。

◆ アニー・フィシェル（フィッシャー）[1914-1995]がリスト音楽院を卒業（1925年に入学）。アルノルド・セーケイ、エルヌー・ドホナーニらに師事。

◆ アンドル・フルデシュ（フォルデス）[1913-1992]、リスト音楽院を卒業（1923年に入学）。ティボル・サトマーリ、エルヌー・ドホナーニ、ベーラ・バルトーク、レオー・ヴェイネルらに師事。

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　1933年／昭和8年　（21～22歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

◆ ハンガリー放送に出演。

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　1934年／昭和9年　（22～23歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

◆ ハンガリー放送に出演。

◆ リスト音楽院院長イェヌー・フバイ、退任。75歳。

◆ リスト音楽院院長エルヌー・ドホナーニ、就任。

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　1935年／昭和10年　（23～24歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ この頃、フバイ宮殿で開催されるフバイのマスタークラスで演奏。

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　1936年／昭和11年　（24～25歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ ブダペスト中心部のキラーイ通りに父と居住。父は銀行役員。

◆ リスト音楽院の大ホールで、リスト没後50周年記念連続リサイタルを開催。

◆ ハーグ公演。

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　1937年／昭和12年　（25～26歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

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　1938年／昭和13年　（26～27歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

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　1939年／昭和14年　（27～28歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 1月、ハンガリー政府、ユダヤ人法を施行。

◆ 3月、極右政党、矢十字党結党。

◆ 3月～4月、ハンガリー＝スロヴァキア戦争。ハンガリーが勝利し、土地1,697k㎡、住民69,930人がハンガリーに返還。

◆ 夏、ハンガリー政府はドイツ政府からのポーランド侵攻への参加要請を拒否。

◆ 9月、ドイツによるポーランド侵攻により発生した数万人のポーランド人難民（軍人含む）にトランスカルパティア国境を開放したほか、滞在希望者の要望にも応えていました。これはポーランドとハンガリーが長く友好関係にあったためです。

◆ 12月、公演。ベートーヴェン・コンサート。ブダペスト、ゴルトマルク劇場。ユダヤ・ハンガリー全国教育協会のおこなう文化活動の一環。

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　1940年／昭和15年　（28～29歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院教授就任。

◆ ブダペスト中心部のナギメズー通りに父と居住。父は銀行役員。

◆ 11月、ハンガリーは三国同盟に署名し、4番目の枢軸国に。

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　1941年／昭和16年　（29～30歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ リスト音楽院教授在職。

◆ ハンガリー政府、在留外国人の本国送還を決定。ハンガリー警察が数千人のロシア系ユダヤ人、ポーランド系ユダヤ人を集めてウクライナに移送。ほぼ全員殺害。

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　1942年／昭和17年　（30～31歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 1月、公演。ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第1番。ブダペスト。

◆ リスト音楽院教授退職。

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　1943年／昭和18年　（31～32歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ ブダペスト中心部のナギメズー通りに父と居住。父は銀行役員。カーロイ・サーントーという銀行員も同居。

◆ ハンガリー政府、ユダヤ人の就学制限を強化。演奏会活動も妨害。

◆ 9月、リハーサル。バルトーク：ヴァイオリン協奏曲第2番のハンガリー初演に向けてのペーテル・セルヴァーンスキーによる準備にピアノ伴奏で協力。ブダペスト。

◆ 11月、公演。サン＝サーンス：ピアノ協奏曲。ブダペスト。

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　1944年／昭和19年　（32～33歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 3月、ドイツ軍、ハンガリーを占領。アイヒマン親衛隊中佐が派遣され、ユダヤ人迫害を本格化。

◆ 恩師ヴェイネルがリスト音楽院教授を解任。市内のゲットーに送られます（翌1945年に教授に復職）。

◆ 4月、ユダヤ人に対して黄色いダビデの星の胸章着用を義務化。

◆ 7月、スウェーデン外交官のラウル・ヴァレンベリがハンガリーに着任。終戦までに約10万人とも言われるユダヤ人を救出するものの、戦後、ソ連により殺害。

◆ 10月、ハンガリー王国はナチ政権の支配下となり、ドイツ敗戦の1945年5月まで、「矢十字党」が傀儡ファシズム政権を運営、ユダヤ人を虐殺。

◆ 10月、ソ連軍、ハンガリーへの進撃を開始。

◆ 11月、エルヌー・ドホナーニが家族とともに、退却する武装親衛隊に同行してオーストリアに逃亡。

◆ 12月、ソ連軍によって占領されていたハンガリー東部デブレツェンに、「ハンガリー国民独立戦線」が誕生し、「臨時国民議会」を経て「臨時政府」が成立。

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　1945年／昭和20年　（33～34歳）

◆ ブダペスト市エルジェーベト地区在住。

◆ 1月、「臨時政府」がドイツとの諸条約を破棄して宣戦布告し、ソ連と休戦。

◆ 1月、ペスト（ペシュト）が、ソ連軍により解放。

◆ 2月、ブダがソ連軍により解放。ソ連当局はブダペストの市政をハンガリー人に任せますが、ユダヤ人迫害に加担していた人物も議員に立候補するなど混沌とした状態。ちなみにハンガリーのユダヤ系人口は1941年に約82万人でしたが、終戦後は約25万人と3割ほどに激減。

◆ 4月27日、オーストリア暫定政府が誕生しますが、この政府はソ連の傀儡政権と見なされて、米英仏は承認を拒否、1945年から1955年までの10年間、ソ連と米英仏の4か国による分割統治がおこなわれることとなります。

◆ 4月、ハンガリー東部にあった「臨時政府」がブダペストに移動。

◆ 5月9日、ドイツ降伏。2週間後、デーニッツ逮捕により臨時政府解散。

◆ 7月、ハンガリーで「臨時政府」によりハイパーインフレ政策が実行され、1垓ペングー紙幣も発行。翌年8月に新通貨フォリントを導入するデノミネーションで収束。交換レートは1フォリント：40穣（400,000,000,000,000,000,000,000,000,000）ペングーという凄いものでした。

◆ 7月31日、アメリカ軍、イギリス軍、フランス軍がウィーン入り。ウィーンでの4分割統治がおこなわれることとなります。

◆ ソ連のオーストリア支援は他国を圧し、1945年の食糧支援が132,600トンと米英仏の合計と同等だったほか、電気やガス、住宅設備などの重要な生活インフラの整備に加え、文化の復興も支援、ウィーン国立歌劇場の公演をアン・デア・ウィーン劇場で早期に再開できるようにもしていました。こうした経緯もあってか、ウィーン市の議会は1945年から現在に至るまで80年近く社民党(旧称:社会党)が政権を担っています。

◆ 9月26日、恩師バルトーク、ニューヨークで死去。

◆ オーストリア共和国（第二共和政）に移住。ウィーンに居住。

◆ 11月27日、「ベーラ・バルトーク追悼室内楽コンサート」が、ウィーン楽友協会のブラームスザールで開催。ファルナディも出演し、ルーマニア舞曲とミクロコスモスの抜粋を演奏。

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　1946年／昭和21年　（34～35歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ テノール歌手のパウル・シュガール＝シュワルツ[1910-?]と結婚。

◆ 2月、「ハンガリー共和国」(1946-1949)、成立。王制廃止。ソ連占領下でハイパーインフレ策は継続。

◆ 8月、ハンガリー共和国政府、新通貨フォリントを導入してハイパーインフレ終息。価値を失った（失わせた）通貨ペンゲーに代わるものでした。

◆ 11月、レコーディング（Columbia / EMI）。バルトーク：アレグロ・バルバロ Sz.49、同：ミクロコスモス Sz.107より、リスト：ハンガリー狂詩曲第11番 S.244-11、同：演奏会用練習曲「軽やかさ」S.144-2、ショパン：幻想即興曲 Op.66。ウィーン楽友協会ブラームス＝ザール。

◆ 12月、公演。リスト：ピアノ協奏曲第1番 S.124。ヤーノシュ・フェレンチーク指揮ウィーン・フィル。ウィーン楽友協会大ホール。

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　1947年／昭和22年　（35～36歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 4月、ハンガリー放送に出演。

◆ 5月、公演。サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第2番 Op.22。クレメンス・クラウス指揮ウィーン・フィル。ウィーン楽友協会大ホール。

◆ 10、12月、レコーディング（Columbia / EMI）。バルトーク：アレグロ・バルバロ Sz.49、同：ミクロコスモス Sz.107より、リスト：即興ワルツ S.213、メンデルスゾーン：ロンド・カプリチョーゾ Op.14。ウィーン楽友協会ブラームス＝ザール。

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　1948年／昭和23年　（36～37歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 2月、放送用録音（ウィーン）。リスト：ハンガリー幻想曲 S.123。ルドルフ・モラルト指揮シーン交響楽団。RAVAG（ウィーン放送→オーストリア放送）。

◆ 6月20日、米英仏占領区域で通貨改革。

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　1949年／昭和24年　（37～38歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 8月、ハンガリー人民共和国(1949-1989)、成立。

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　1950年／昭和25年　（38～39歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 6月、レコーディング（Columbia / EMI）。リスト：愛の夢第3番 S.541-3、ドビュッシー：月の光、リスト：演奏会用練習曲「小人の踊り」S.145-2、同：スペイン狂詩曲 S.254。ウィーン楽友協会ブラームス＝ザール。

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　1951年／昭和26年　（39～40歳）

◆ ウィーンに居住。

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　1952年／昭和27年　（40～41歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 6、7月、レコーディング（Westminster）。リスト：ピアノ協奏曲第1番 S.124、同：ピアノ協奏曲第2番 S.125。ヘルマン・シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン。

◆ 10月、レコーディング（Westminster）。ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番 Op.18。ヘルマン・シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン、コンツェルトハウス。

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　1953年／昭和28年　（41～42歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ レコーディング（Westminster）。リスト：ハンガリー狂詩曲第1～15番 S.244-1～15、同：ピアノ・ソナタロ短調 S.178、同：メフィスト・ワルツ第1番 S.514、同：即興ワルツ S.213。

◆ 6、7月、レコーディング（Westminster）。バルトーク：ピアノ協奏曲第2番 Sz.95、同：ピアノ協奏曲第3番 Sz.119、チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番 Op.23、同：ピアノ協奏曲第2番 Op.44。ヘルマン・シェルヘン指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン。

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　1954年／昭和29年　（42～43歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 2月、公演。北米ツアー。

◆ 3月、レコーディング（Westminster）。ドヴォルザーク：ピアノ五重奏曲第2番 Op.81。バリリ四重奏団。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

◆ 7月、レコーディング（Westminster）。リスト：パガニーニによる大練習曲 S.141、3つの演奏会用練習曲 S.144。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

◆ レコーディング（Westminster）。リスト：スペイン狂詩曲 S.254、同：慰め S.172、同：ハンガリー狂詩曲第16～19番 S.244-16～19、同：伝説～小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ S.175-1、同：伝説～水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ S.175-2、同：愛の夢全3曲 S.541、同：バラード第1番 S.170、同：バラード第2番 S.171。

◆ 放送用録音（ハンブルク）。ドホナーニ：ドリーブ「コッペリア」によるピアノのためのワルツ、同：ドリーブ「ナイラ」によるピアノのためのワルツ。

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　1955年／昭和30年　（43～44歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 4月、公演。北米ツアー。

◆ 4月、コンセルトヘボウ管弦楽団。アンドレ・リユー（指揮）。バルトーク：ピアノ協奏曲第3番。

◆ 6月、レコーディング（Westminster）。ゴドフスキー：J.シュトラウスⅡ世のワルツ「芸術家の生涯」による交響的変容、同：J.シュトラウスⅡ世の「こうもり」による交響的変容、同：J.シュトラウスⅡ世のワルツ「酒・女・歌」による交響的変容、ドホナーニ：「宝のワルツ」（J.シュトラウスⅡ世「ジプシー男爵」より）、シュルホフ：ヨハン・シュトラウスのモティーフによる3つの編曲～「ピツィカート・ポルカ」Op.9-2。ロンドン。

◆ 9月、レコーディング（Westminster）。バルトーク：アレグロ・バルバロ Sz.49、同：6つのルーマニア民俗舞曲 Sz.56、同：2つのルーマニア民俗舞曲 Sz.43、同：9つのピアノ小品 Sz.82、同：3つのブルレスケ Sz.47、同：ピアノのための組曲 Sz.62。ロンドン。

◆ 9、10月、レコーディング（Westminster）。バルトーク：ミクロコスモス全曲 Sz.107。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

◆ 放送用録音（ウィーン）。シューマン：ピアノ五重奏曲 Op.44、ブラームス：ピアノ五重奏曲 Op.34。ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団。

◆ 放送用録音（ハンブルク）。ショパン：ワルツ Op.18、Op.34-1、Op.34-2、Op.34-3、Op.42、Op.33-2、Op.64-1、Op.64-2、Op.64-3、リスト：ウィーンの夜会（シューベルトのワルツ・カプリス） S.427、同：愛の夢全3曲 S.541、同：即興ワルツ S.213。

◆ 5月、占領軍政府による統治終了。オーストリア共和国、永世中立国として独立。

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　1956年／昭和31年　（44～45歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ レコーディング（Westminster）。リスト：ウィーンの夜会（シューベルトのワルツ・カプリス） S.427。

◆ 2月、レコーディング（Westminster）。バルトーク：子どものために Sz.42。

◆ 5月、レコーディング（Westminster）。リスト：死の舞踏 S.126、同：ハンガリー幻想曲 S.123、同：さすらい人幻想曲（シューベルト） S.366。エードリアン・ボールト指揮ロンドン・フィルハーモニ管弦楽団。ロンドン、ウォルサムストウ・アッセンブリー・ホール

◆ 6月、コンセルトヘボウ管弦楽団。エドゥアルト・ファン・ベイヌム（指揮）。サン＝サーンス：ピアノ協奏曲第2番。

◆ 10月、ハンガリー動乱。ハンガリーの共産主義政権に対して蜂起した市民たちを制圧すべくソ連が軍事介入。市街戦の様相を呈した「ハンガリー動乱」は、死傷者1万7千人という犠牲を出し、難民の数も20万人とも言われる大惨事。ウィーン郊外の収容施設には、膨大な数の難民が受け入れられ、中には音楽家たちも数多く含まれていました。

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　1957年／昭和32年　（45～46歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 3月、スロヴェニア公演。

◆ 5月、放送用録音（シュトゥットガルト）。リスト：バラード第2番 S.171、同：スペイン狂詩曲 S.254、演奏会用練習曲「軽やかさ」S.144-2。

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　1958年／昭和33年　（46～47歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 春～夏、北米公演。

◆ レコーディング（Westminster）。リスト：「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434、同：「糸紡ぎの合唱」（「さまよえるオランダ人」から）S.440、同：「ファウスト」のワルツによる演奏会用パラフレーズ S.407、同：「おお, お前, 優しい夕星よ」（「さまよえるオランダ人」から）S.444、同：「ヴァルトグルク城への客人の入城」（「タンホイザー」から）S.445-1、同：「タンホイザー」序曲 S.442。

◆ 10月、レコーディング（Westminster）。フランク：ヴァイオリン・ソナタ、グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第3番 Op.45、バルトーク：ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75、同：2台のピアノとパーカッションのためのソナタ Sz.110、同：クラリネット、ヴァイオリンとピアノのためのコントラスツ Sz.111。アンドレ・ジェルトレル（ヴァイオリン）、アルフレート・プリンツ（クラリネット）、イシュトヴァーン・アンタル（ピアノ）、J.シュヴァルツ＆O.シュヴァルツ（パーカッション）。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

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　1959年／昭和34年　（47～48歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 3月、スロヴェニア公演。

◆ 3月、レコーディング（Westminster）。リスト：ピアノ協奏曲第1番 S.124、同：ピアノ協奏曲第2番 S.125。エードリアン・ボールト指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団。ウィーン、コンツェルトハウス。

◆ 3月、レコーディング（Westminster）。バルトーク：ヴァイオリン・ソナタ第2番 Sz.76。アンドレ・ジェルトレル（ヴァイオリン）。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

◆ 4月、コンセルトヘボウ管弦楽団。ヤン・ブルセン（指揮）。バルトーク：ピアノ協奏曲第2番。

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　1960年／昭和35年　（48～49歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 11月、レコーディング（Westminster）。リスト：巡礼の年第1年「スイス」S.160、同：巡礼の年第2年「イタリア」S.161、同：巡礼の年第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162、同：巡礼の年第3年 S.163、同：「ハンガリーの歴史的肖像」S.205、同：4つの忘れられたワルツ S.215、同：2つのポロネーズ S.223。ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール。

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　1961年／昭和36年　（49～50歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ 3月、放送用録音（シュトゥットガルト）。リスト：パガニーニ大練習曲集 S.141。

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　1962年／昭和37年　（50～51歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ レコーディング（Deutsche Grammophon）。バルトーク：ヴァイオリン・ソナタ第1番 Sz.75。ティボール・ヴァルガ（ヴァイオリン）。

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　1963年／昭和38年　（51～52歳）

◆ ウィーンに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授に就任。

◆ グラーツに居住。

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　1964年／昭和39年　（52～53歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

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　1965年／昭和40年　（53～54歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

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　1966年／昭和41年　（54～55歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

◆ 12月、放送用録音（ヒルフェルスム）。ブラームス：ピアノソナタ第2番 Op.2。ヒルフェルスム、NCRVスタジオ。

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　1967年／昭和42年　（55～56歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

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　1968年／昭和43年　（56～57歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

◆ 1月、ブダペスト公演。

◆ 3月、放送用録音（ヒルフェルスム）。ショパン：ポロネーズ B.6 Op posth、同：幻想即興曲 Op.66、同：夜想曲 Op.15-2、同：ワルツ Op.69-1、同：ワルツ Op.64-2、同：ワルツ Op.34-1、同：スケルツォ Op.31。ヒルフェルスム、NCRVスタジオ。

◆ 5月、放送用録音（フランクフルト）。リスト：メフィスト・ワルツ第1番 S.514。

◆ 5月、放送用録音（シュトゥットガルト）。リスト：「ファウスト」のワルツによる演奏会用パラフレーズ S.407、同：「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434、同：「ヴァルトグルク城への客人の入城」（「タンホイザー」から）S.445-1、同：「ファウスト」のワルツによる演奏会用パラフレーズ S.407。

◆ オーストリア政府、プラハの春で難民多数受け入れ。

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　1969年／昭和44年　（57～58歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術アカデミー教授在職。

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　1970年／昭和45年　（58～59歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術大学教授在職。オーストリア芸術大学組織法法によりグラーツ音楽舞台芸術アカデミーから改名。

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　1971年／昭和46年　（59～60歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術大学教授在職。

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　1972年／昭和47年　（60～61歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術大学教授在職。

◆ ハンガリー公演。

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　1973年／昭和48年　（61～62歳）

◆ グラーツに居住。

◆ グラーツ音楽舞台芸術大学教授在職。

◆ 12月14日、グラーツで癌のため死去。

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　1974年／昭和49年　

◆ 2月、ファルナディの希望により、夫が彼女の遺体を故郷ブダペストのコズマ通りにあるユダヤ人墓地に埋葬。30万人以上が眠るヨーロッパ最大規模のユダヤ人墓地です。

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　トラック・リスト（収録作品と演奏者）

CD 1
◆ バルトーク：「子供のために」全曲
第1集（ハンガリー民謡にもとづく）
1. 第1曲「子供達の遊び」アレグロ 0:36
2. 第2曲「子供の歌」アンダンテ 0:57
3. 第3曲クワジ・アダージョ 0:48
4. 第4曲「枕の踊り」アレグロ 0:38
5. 第5曲「遊び」アレグレット 1:15
6. 第6曲「左手のための習作」アレグロ 0:38
7. 第7曲「遊び歌」アンダンテ・グラツィオーソ 0:33
8. 第8曲「子供の遊び」アレグレット 1:15
9. 第9曲「歌」アダージョ 1:05
10. 第10曲「子供の踊り」アレグロ・モルト 0:33
11. 第11曲レント 0:59
12. 第12曲アレグロ 1:15
13. 第13曲「バラード」アンダンテ 1:01
14. 第14曲アレグレット 0:33
15. 第15曲アレグロ・モデラート 0:32
16. 第16曲「古いハンガリーの曲」アンダンテ・ルバート 0:46
17. 第17曲「円舞」レント 1:01
18. 第18曲「兵士の歌」アンダンテ・ノン・トロッポ 1:03
19. 第19曲アレグレット 0:36
20. 第20曲「酒の歌」アレグレット 0:30
21. 第21曲アレグロ・ロブスト 0:25
22. 第22曲アレグレット 1:00
23. 第23曲「踊りの歌」アレグロ・グラツィオーソ 0:42
24. 第24曲アンダンテ・ソステヌート 1:08
25. 第25曲パルランド 0:42
26. 第26曲モデラート 0:30
27. 第27曲「冗談」アレグラメンテ 0:49
28. 第28曲「合唱曲」アンダンテ 1:53
29. 第29曲「五音音階の曲」アレグロ・スケルツァンド 0:44
30. 第30曲「嘲りの歌」アレグロ・イロニコ 0:37
31. 第31曲アンダンテ・トランクイロ 1:24
32. 第32曲アンダンテ 1:12
33. 第33曲アレグロ・ノン・トロッポ 0:39
34. 第34曲アレグレット 0:38
35. 第35曲コン・モート 0:28
36. 第36曲「酔っ払いの歌」ヴィヴァーチェ 0:36
37. 第37曲「豚飼いの歌」アレグロ 0:37
38. 第38曲「冬至の歌」モルト・ヴィヴァーチェ 1:02
39. 第39曲アレグロ・モデラート 1:53
40. 第40曲「豚飼いの踊り」アレグロ・ヴィヴァーチェ 1:33

第2集（スロヴァキア民謡にもとづく）
41. 第1曲アレグロ 0:31
42. 第2曲アンダンテ 0:47
43. 第3曲アレグレット 0:29
44. 第4曲「婚礼の踊り」アンダンテ 0:35
45. 第5曲「変奏曲」モルト・アンダンテ 1:58
46. 第6曲「円舞 I」アレグロ 0:41
47. 第7曲「嘆き」アンダンテ 1:08
48. 第8曲「踊りの歌」アレグロ・ノン・トロッポ 0:37
49. 第9曲「円舞 II」アンダンテ 0:37
50. 第10曲「葬送曲」ラルゴ 1:28
51. 第11曲レント 1:20
52. 第12曲アンダンテ・ルバート 0:48
53. 第13曲アレグロ 0:36
54. 第14曲モデラート 0:43
55. 第15曲「バグパイプ I」モルト・トランクイロ 0:50
56. 第16曲「嘆き」レント 0:54
57. 第17曲アンダンテ 0:39
58. 第18曲「嘲りの歌」ソステヌート 0:38
59. 第19曲「ロマンス」アッサイ・レント 1:11
60. 第20曲「鬼ごっこ」プレスト 0:25
61. 第21曲「冗談 I」アレグロ・モデラート 0:53
62. 第22曲「お祭り騒ぎ」モルト・アレグロ 0:51
63. 第23曲アンダンテ・トランクイロ 0:59
64. 第24曲アンダンテ 0:51
65. 第25曲スケルツァンド. アレグレット 0:46
66. 第26曲「笛吹き」アンダンテ、モルト・ルバート 1:08
67. 第27曲「冗談 II」アレグロ 0:40
68. 第28曲アンダンテ、モルト・ルバート 1:02
69. 第29曲「カノン」アレグロ・ノン・トロッポ 0:49
70. 第30曲「バグパイプ II」ヴィヴァーチェ 0:56
71. 第31曲「無法者」アレグロ 0:45
72. 第32曲ペザンテ 0:52
73. 第33曲アンダンテ・トランクイロ 1:07
74. 第34曲「告別」アダージョ 1:44
75. 第35曲「バラーダ」モデラート 1:25
76. 第36曲「ラプソディー I」パルランド、モルト・ルバート
　第37曲「ラプソディー II」アレグロ・モデラート 2:25
77. 第38曲「哀歌」レント 1:37
78. 第39曲「死の歌」レント 2:02

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1956年2月、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール

CD2
◆ バルトーク：「ミクロコスモス」全曲
第1巻
1. 第1番「ユニゾンの旋律 1」 0:21
2. 第2番「ユニゾンの旋律 2」 0:44
3. 第3番「ユニゾンの旋律 3」 0:35
4. 第4番「ユニゾンの旋律 4」 0:23
5. 第5番「ユニゾンの旋律 5」 0:30
6. 第6番「ユニゾンの旋律 6」 0:21
7. 第7番「付点音符」 0:31
8. 第8番「同音反復 1」 0:27
9. 第9番「シンコペーション 1」 0:34
10. 第10番「両手を交互に」 0:40
11. 第11番「並進行」 0:26
12. 第12番「鏡影」 0:24
13. 第13番「位置の移動」 0:25
14. 第14番「問答」 0:38
15. 第15番「村の歌」 0:27
16. 第16番「並進行と位置の移動」 0:46
17. 第17番「反進行 1」 0:27
18. 第18番「ユニゾンの旋律 7」 0:20
19. 第19番「ユニゾンの旋律 8」 0:28
20. 第20番「ユニゾンの旋律 9」 0:35
21. 第21番「ユニゾンの旋律 10」 0:20
22. 第22番「模倣と対位法」 0:40
23. 第23番「模倣と転回 1」 0:41
24. 第24番「パストラーレ」 0:38
25. 第25番「模倣と転回 2」 1:06
26. 第26番「同音反復 2」 0:27
27. 第27番「シンコペーション 2」 0:41
28. 第28番「オクターヴのカノン」 0:31
29. 第29番「模倣と鏡像」 0:28
30. 第30番「下属音程のカノン」 0:43
31. 第31番「カノン形式の舞曲」 0:28
32. 第32番「ドリア旋法で」 0:53
33. 第33番「ゆるやかな舞曲」 0:41
34. 第34番「フリギア旋法で」 0:45
35. 第35番「コラール」 1:34
36. 第36番「自由なカノン」 0:45

第2巻
37. 第37番「リディア旋法で」 0:42
38. 第38番「スタッカートとレガート」 0:16
39. 第39番「スタッカートとレガート（カノン）」 0:27
40. 第40番「ユーゴスラヴィア風」 0:38
41. 第41番「伴奏付きメロディ」 0:41
42. 第42番「分散和音による伴奏」 1:29
43. 第43番「ハンガリー風に」 0:39
44. 第44番「反進行 2」 0:15
45. 第45番「瞑想」 0:42
46. 第46番「拡大縮小」 0:54
47. 第47番「大市場」 0:35
48. 第48番「ミクソリディア旋法で」 1:02
49. 第49番「クレッシェンド・ディミヌエンド 1」 0:24
50. 第50番「メヌエット」 0:33
51. 第51番「揺れる」 1:16
52. 第52番「両手に分けられた単旋律」 0:17
53. 第53番「トランシルヴァニア風」 0:36
54. 第54番「半音階」 0:19
55. 第55番「リディア旋法の3連符」 0:30
56. 第56番「10度音程のメロディ」 0:16
57. 第57番「アクセント」 0:50
58. 第58番「オリエント風に」 0:51
59. 第59番「長調と短調」 0:46
60. 第60番「持続音を伴うカノン」 0:35
61. 第61番「5音音階のメロディ」 0:49
62. 第62番「短6度音程での並進行」 0:36
63. 第63番「ざわめき」 0:28
64. 第64番「線と点」 0:52
65. 第65番「対話」 0:32
66. 第66番「分割されたメロディ」 1:07

第3巻
67. 第67番「単声部に対する3度重音」 0:38
68. 第68番「ハンガリー舞曲」 0:26
69. 第69番「和音練習」 0:58
70. 第70番「旋律への重音奏法」 1:10
71. 第71番「3度」 1:01
72. 第72番「竜の踊り」 0:35
73. 第73番「6の和音と3の和音」 0:40
74. 第74番「ハンガリーの歌」 0:33
75. 第75番「3連符」 0:57
76. 第76番「3声」 0:21
77. 第77番「小練習曲」 0:29
78. 第78番「5音音階」 0:28
79. 第79番「J.S.バッハへのオマージュ」 0:41
80. 第80番「シューマンへのオマージュ」 0:33
81. 第81番「放浪」 0:35
82. 第82番「スケルツォ」 0:27
83. 第83番「中断される旋律」 0:42
84. 第84番「快活に」 0:40
85. 第85番「分散和音」 1:20
86. 第86番「2つの長調の5音列」 1:16
87. 第87番「変奏曲」 1:14
88. 第88番「笛の音」 1:03
89. 第89番「4声部で 1」 0:49
90. 第90番「ロシア風に」 0:43
91. 第91番「半音階的インヴェンション 1」 1:23
92. 第92番「半音階的インヴェンション 2」 0:53
93. 第93番「4声部で 2」 0:41
94. 第94番「昔々あるところに」0:55
95. 第95番「狐の歌」 0:34
96. 第96番「でこぼこ道」 0:58

CD3
第4巻
1. 第97番「ノットゥルノ」 2:02
2. 第98番「親指をくぐらせる」 0:35
3. 第99番「両手の交差」 1:15
4. 第100番「民謡風に」 0:49
5. 第101番「減5度音程」 0:56
6. 第102番「ハーモニクス」 1:12
7. 第103番「短調と長調」 1:07
8. 第104番「調から調へさまよって」 0:55
9. 第105番「遊び - 2つの5音音階で」 0:54
10. 第106番「子供の歌」 1:22
11. 第107番「霧の中のメロディ」 1:31
12. 第108番「レスリング」 0:50
13. 第109番「バリ島より」 2:14
14. 第110番「ぶつかりあう音」 0:55
15. 第111番「間奏曲」 1:47
16. 第112番「民謡による変奏曲」 0:55
17. 第113番「ブルガリアのリズム 1」 0:47
18. 第114番「主題と転回」 1:10
19. 第115番「ブルガリアのリズム 2」 0:28
20. 第116番「歌」 1:24
21. 第117番「ブーレー」 1:02
22. 第118番「8分の9拍子の3連符」 0:52
23. 第119番「4分の3拍子の舞曲」 0:43
24. 第120番「5度の3和音」 0:56
25. 第121番「2声の練習」 0:56

第5巻
26. 第122番「同時に、あるいは交互に響く和音」 0:54
27. 第123番「スタッカートとレガート」 0:50
28. 第124番「スタッカート」 0:55
29. 第125番「舟遊び」 1:13
30. 第126番「拍子の変化」 0:36
31. 第127番「新しいハンガリー民謡」 0:56
32. 第128番「農民の踊り」 1:12
33. 第129番「交替する3度」 0:49
34. 第130番「田舎風冗談」 0:40
35. 第131曲「4度」 0:50
36. 第132番「同時に、そして分散された長2度」 1:52
37. 第133番「シンコペーション 3」 0:58
38. 第134番「重音の練習」 0:44
39. 第135番「無窮動」 0:26
40. 第136番「全音音階」 2:05
41. 第137番「ユニゾン」 1:55
42. 第138番「バグパイプの音楽」 1:18
43. 第139番「道化師」 0:54

第6巻
44. 第140番「自由な変奏曲」第1:34
45. 第141番「主題と鏡影」 1:20
46. 第142番「小さな蝿の物語」 1:11
47. 第143番「分割されたアルペッジョ」 2:00
48. 第144番「短2度と長7度」 4:13
49. 第145番「半音階的インヴェンション 3」 2:26
50. 第146番「オスティナート」 2:07
51. 第147番「行進曲」 1:50
52. 第148番「ブルガリアのリズムによる舞曲 1」 1:49
53. 第149番「ブルガリアのリズムによる舞曲 2」 0:57
54. 第150番「ブルガリアのリズムによる舞曲 3」 1:32
55. 第151番「ブルガリアのリズムによる舞曲 4」 1:27
56. 第152番「ブルガリアのリズムによる舞曲 5」 1:06
57. 第153番「ブルガリアのリズムによる舞曲 6」 1:35

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年9月～10月、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール

CD4
◆ リスト：「巡礼の年」全曲
第1年「スイス」 S.160
1. 「ウィリアム・テルの礼拝堂」 4:20
2. 「ワレンシュタット湖畔で」 2:23
3. 「パストラール」 1:38
4. 「泉のほとりで」 3:31
5. 「夕立」 3:56
6. 「オーベルマンの谷」 11:23
7. 「牧歌」 3:09
8. 「ル・マル・デュ・ペイ（郷愁）」 3:59
9. 「ジュネーヴの鐘」 4:31

第2年「イタリア」 S.161
10. 「婚礼」 6:59
11. 「物思いに沈む人」 3:18
12. 「サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ」 2:37
13. 「ペトラルカのソネット」第47番 4:25
14. 「ペトラルカのソネット」第104番 5:32
15. 「ペトラルカのソネット」第123番 4:47

CD5
1. 「ダンテを読んで－ソナタ風幻想曲」 14:48

第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」 S.162
2. 「ゴンドラの漕ぎ手」 4:48
3. 「カンツォーネ」 2:47
4. 「タランテッラ」 8:39

第3年 S.163
5. 「夕べの鐘、守護天使への祈り」 7:26
6. 「エステ荘の糸杉に寄せて－葬送曲（第1）」 4:48
7. 「エステ荘の糸杉に寄せて－葬送曲（第2）」 7:27
8. 「エステ荘の噴水」 6:38
9. 「哀れならずや－ハンガリー風に」 5:32
10. 「葬送行進曲」 5:55
11. 「心を高めよ」 3:31

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1960年11月（ステレオ）

CD6
◆ リスト：「ハンガリー狂詩曲」S.244 全曲
1. ハンガリー狂詩曲第1番嬰ハ短調 10:51
2. ハンガリー狂詩曲第2番嬰ハ短調 8:46
3. ハンガリー狂詩曲第3番変ロ長調 4:18
4. ハンガリー狂詩曲第4番変ホ長調 4:57
5. ハンガリー狂詩曲第5番ホ短調「悲劇的な英雄の詩」 7:30
6. ハンガリー狂詩曲第6番変ニ長調 6:15
7. ハンガリー狂詩曲第7番ニ短調 4:45
8. ハンガリー狂詩曲第8番嬰ヘ短調 6:09
9. ハンガリー狂詩曲第9番変ホ長調「ペシュトの謝肉祭」 10:52
10. ハンガリー狂詩曲第10番ホ長調 5:03

CD7
1. ハンガリー狂詩曲第11番イ短調 4:52
2. ハンガリー狂詩曲第12番嬰ハ短調 8:40
3. ハンガリー狂詩曲第13番イ短調 8:25
4. ハンガリー狂詩曲第14番ヘ短調 10:30
5. ハンガリー狂詩曲第15番イ短調「ラーコーツィ行進曲」 5:39
6. ハンガリー狂詩曲第16番イ短調 5:05
7. ハンガリー狂詩曲第17番ニ短調 3:08
8. ハンガリー狂詩曲第18番嬰ヘ短調 3:05
9. ハンガリー狂詩曲第19番ニ短調 9:29

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1953～1954年

◆ リスト：「スペイン狂詩曲」 S.254
10. レント 12:03

◆ リスト：「3つの演奏会用練習曲」S.144 より
11. 第2番ヘ短調「軽やかさ」 4:24

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1957年5月2日

CD8
◆ リスト（ヴェルディ）：「リゴレット・パラフレーズ」 S.434
1. アレグロ - アンダンテ - プレスト 6:43

◆ リスト（ワーグナー）：「さまよえるオランダ人」より「紡ぎ歌」 S.440
2. アレグレット 5:49

◆ リスト（グノー）：「ファウスト」よりワルツ S.407
3. アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ 10:12

◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」より「夕星の歌」 S.444
4. レント 5:20

◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」より「ヴァルトグルク城への客人の入城」 S.445
5. アレグロ 11:28

◆ リスト（ワーグナー）：「タンホイザー」より序曲 S.442
6. アンダンテ・マエストーゾ 16:09

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1958年

◆ ドホナーニ（ドリーブ）：ワルツ（「コッペリア」より）
7. ドルチッシモ・エスプレッシーヴォ 5:27

◆ ドホナーニ（ドリーブ）：ナイラ・ワルツ（「花の踊り」より）
8. ヴィヴァーチェ 7:07

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年、ハンブルク（放送用録音）

CD9
◆ リスト（シューベルト）：ワルツ・カプリス「ウィーンの夜会」S.427
1. アレグレット・マリンコニコ変イ長調 5:23
2. ポコ・アレグロ変イ長調 5:04
3. アレグロ・ヴィヴァーチェ変ホ長調 7:29
4. アンダンティーノ・ア・カプリッチョ変ニ長調 5:46
5. モデラート・カンタービレ・コン・アッフェット変ト長調 5:42
6. アレグロ・コン・ストレピートイ短調 8:12
7. アレグロ・スピリトーゾ変イ長調 5:20
8. アレグロ・コン・ブリオ変ホ長調 8:00
9. プレルーディオ・ア・カプリッチョ変イ長調 5:38

◆ リスト（シューベルト）：「即興ワルツ」 S.213
10. ヴィヴァーチェ・スケルツァンド 5:19

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年、ハンブルク

CD10
◆ ゴドフスキー（J.シュトラウス）：「3つの交響的変容」
1. 第1番「芸術家の生涯」 14:28
2. 第2番「こうもり」 11:39
3. 第3番「酒、女、そして歌」 10:46

◆ ドホナーニ（J.シュトラウス）：「宝のワルツ」（「ジプシー男爵」より）
4. モデラート 6:40

◆ シュルホフ（J.シュトラウス）：「ピツィカート・ポルカ」
5. アレグロ・ジョコーゾ 3:07

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年6月、ロンドン

◆ リスト：メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」S.514
6. アレグロ・ヴィヴァーチェ 11:13

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1953年

CD11
◆ ショパン：「華麗なる大円舞曲」変ホ長調 Op.18
1. ヴィーヴォ 3:51

◆ ショパン：「3つの華麗なワルツ」Op.34
2. ワルツ変イ長調 Op.34-1 4:06
3. ワルツイ短調 Op.34-2 5:11
4. ワルツヘ長調 Op.34-3 2:07

◆ ショパン：ワルツ変イ長調 Op.42
5. ヴィヴァーチェ 3:31

◆ ショパン：「3つのマズルカ」Op.33より
6. マズルカハ長調 Op.33-3 1:33

◆ ショパン：「3つのワルツ」Op.64
7. ワルツ変ニ長調 Op.64-1（「小犬のワルツ」） 1:25
8. ワルツ嬰ハ短調 Op.64-2 2:58
9. ワルツ変イ長調 Op.64-3 2:42

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年、ハンブルク

◆ リスト：「3つの演奏会用練習曲」S.144
10. 「悲しみ」 S.144-1 8:51
11. 「軽やかさ」 S.144-2 4:07
12. 「ため息」 S.144-3 5:14

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年7月、ウィーン・コンツェルトハウス、モーツァルトザール

◆ リスト：「愛の夢（3つのノットゥルノ）」S.541
13. 第1番「気高い愛」 S.541-1 5:31
14. 第2番「私は死んでしまいたい」 S.541-2 3:00
15. 第3番「おお、愛することができる限り」 S.541-3 4:00

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年、ハンブルク

◆ リスト：「慰め」S.172
16.　第1番アンダンテ・コン・モート 1:39
17.　第2番ウン・ポコ・ピウ・モッソ 3:03
18.　第3番レント・プラチド 3:55
19.　第4番クワジ・アダージョ 2:35
20.　第5番アンダンティーノ 2:27
21.　第6番アレグレット・センプレ・カンタービレ 2:38

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年

CD12
◆ リスト：「ハンガリー幻想曲」S.123
1. アンダンテ・メスト – アレグロ・モルト – アレグロ・エロイコ – ピウ・アニマート – モルト・アダージョ,クワジ・ファンタジア – モデラート – アレグレット・アラ・チンガレーゼ – モルト・アニマート – カデンツァ – ヴィヴァーチェ・アッサイ – プレスティッシモ 14:15

◆ リスト：「死の舞踏」S.126
2. アンダンテ – アレグロ – アレグロ・モデラート 14:48

◆ リスト（シューベルト）：「さすらい人幻想曲」S.366
3. アレグロ・コン・フオーコ - アダージョ - プレスト - アレグロ 19:03

エディト・ファルナディ（ピアノ）
フィルハーモニック・プロムナード管弦楽団
サー・エイドリアン・ボールト（指揮）
録音：1956年5月27日～28日、ロンドン、ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール

◆ バルトーク：「9つの小品」Sz.82
4. 「4つの対話」モデラート 2:19
5. 「4つの対話」アンダンテ 1:23
6. 「4つの対話」レント 2:03
7. 「4つの対話」アレグロ・ヴィヴァーチェ 1:16
8. 「メヌエット」 1:45
9. 「歌」 1:02
10. 「獣たちの行進」 1:58
11. 「チュルグーの踊り」 1:08
12. 「ハンガリー風前奏曲」 3:51

◆ バルトーク：「6つのルーマニア民俗舞曲」Sz.56
13. 第1曲「棒踊り」 1:10
14. 第2曲「腰帯踊り」 0:30
15. 第3曲「足踏み踊り」 0:59
16. 第4曲「角笛の踊り」 0:33
17. 第5曲「ルーマニアのポルカ」
　第6曲「速い踊り」 1:20

◆ バルトーク：「3つのブルレスク」Sz.47
18. 「けんか」 2:16
19. 「ほろ酔い気分」 2:24
20. モルトヴィーヴォ、カプリッチョーゾ 3:11

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1956年9月

CD13
◆ リスト：「2つの伝説」
1. 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 8:51
2. 「水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ」 7:26

◆ リスト：バラード第1番変ニ長調「十字軍の歌」S.170
3. ヴィーヴォ 7:02

◆ リスト：バラード第2番ロ短調 S.171
4. アレグロ・モデラート 13:20

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年

◆ リスト（シューベルト）：「即興ワルツ」 S.213
5. ヴィヴァーチェ・スケルツァンド 5:54

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1953年

◆ リスト：バラード第2番ロ短調 S.171
6. アレグロ・モデラート 12:21

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1957年5月2日

◆ バルトーク：「アレグロ・バルバロ」Sz.49
7.　テンポ・ジュスト 2:35

◆ バルトーク：「ミクロコスモス」より
8. 第128番「農民の踊り」 1:19
9. 第113番「ブルガリアのリズム 1」 0:55
10. 第142番「小さな蝿の物語」 1:15
11. 第109番「バリ島より」 2:09

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1946年11月4日～5日、ウィーン、楽友協会、ブラームスザール

CD14
◆ リスト：「スペイン狂詩曲（スペインのフォリアとホタ・アラゴネーサ）」S.254
1. レント 12:56

◆ リスト：「愛の夢（3つのノットゥルノ）」S.541
2. 第1番「気高い愛」 S.541-1 6:25
3. 第2番「私は死んでしまいたい」 S.541-2 4:02
4. 第3番「おお、愛することができる限り」 S.541-3 4:33

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年

◆ リスト：「パガニーニによる大練習曲」S.141
5. 第1曲「トレモロ」 4:49
6. 第2曲「オクターブ」 5:12
7. 第3曲「ラ・カンパネラ」 4:46
8. 第4曲「アルペジオ」 2:17
9. 第5曲「狩り」 3:04
10. 第6曲「主題と変奏」 5:42

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1961年3月15日、シュトゥットガルト、ヴィラK

CD15
◆ ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24「春」
1. 第1楽章アレグロ 9:47
2. 第2楽章アダージョ・モルト・エスプレッシーヴォ 6:40
3. 第3楽章スケルツォ：アレグロ・モルト 1:06
4. 第4楽章ロンド：アレグロ・マ・ノン・トロッポ 6:43

◆ ベートーヴェン：ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 Op.12
5. 第1楽章アレグロ・コン・スピリト 8:03
6. 第2楽章アダージョ・コン・モルト・エスプレッショーネ 7:33
7. 第3楽章ロンド：アレグロ・モルト 4:15

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年11月7日

◆ ドヴォルザーク：ヴァイオリンとピアノのためのソナチネト長調 Op.100
8. 第1楽章アレグロ・リゾルート 6:10
9. 第2楽章ラルゲット 4:48
10. 第3楽章モルト・ヴィヴァーチェ 3:08
11. 第4楽章アレグロ 6:09

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年6月23日

CD16
◆ グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ短調 Op.45
1. 第1楽章アレグロ・モルト・エド・アパッショナート 9:07
2. 第2楽章アレグレット・エスプレッシーヴォ・アラ・ロマンツァ 5:47
3. 第3楽章アレグロ・アニマート 7:06

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1956年9月19日

◆ グリーグ：ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13
4. 第1楽章レント・ドロローソ ― ポコ・アレグロ―アレグロ・ヴィヴァーチェ 8:24
5. 第2楽章アレグレット・トランクイッロ 5:55
6. 第3楽章アレグロ・アニマート 5:26

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1960年1月26日

◆ ドヴォルザーク：ヴァイオリンとピアノのためのソナチネト長調 Op.100
7. 第1楽章アレグロ・リゾルート 6:12
8. 第2楽章ラルゲット 4:52
9. 第3楽章モルト・ヴィヴァーチェ 3:13
10. 第4楽章アレグロ 6:14

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年6月23日

CD17
◆ リスト：ピアノ・ソナタロ短調 S.178
1. レント・アッサイ - アレグロ・エネルジーコ 11:52
2. アンダンテ・ソステヌート; クワジ・アダージョ 7:13
3. アレグロ・エネルジーコ; プレスト; プレスティッシモ 10:00

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1954年

◆ シェック：ヴァイオリン・ソナタニ長調 Op.16
4. 第1楽章遅すぎずに 6:28
5. 第2楽章静かに 4:39
6. 第3楽章アレグロ・コン・スピリト 4:59

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年6月23日

◆ ラヴェル：ヴァイオリン・ソナタト長調
7. 第1楽章アレグレット 8:11
8. 第2楽章ブルース：モデラート 5:43
9. 第3楽章無窮動：アレグロ 3:11

ゲルハルト・タシュナー（ヴァイオリン）
エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1956年9月17日

CD18
◆ リスト：ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
1. 第1楽章アレグロ・マエストーソ 5:19
2. 第2楽章クワジ・アダージョ 4:22
3. 第3楽章アレグレット・ヴィヴァーチェ - アレグロ・アニマート 4:03
4. 第4楽章アレグロ・マルツィアーレ・アニマート 4:03

◆ リスト：ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
5. アダージョ・ソステヌート・アッサイ - アレグロ・アジタート・アッサイ - アレグロ・モデラート - アレグロ・デチーゾ - マルツィアーレ - アレグロ・アニマート 19:13

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン（指揮）
録音：1952年6月～7月、ウィーン

◆ チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第2番ト長調 Op.44
6. 第1楽章アレグロ・ブリランテ・エ・モルト・ヴィヴァーチェ 19:03
7. 第2楽章アンダンテ・ノン・トロッポ 7:37
8. 第3楽章アレグロ・コン・フオーコ 7:02

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン（指揮）
録音：1953年6月21日～7月25日、ウィーン、コンツェルトハウス

CD19
◆ バルトーク：ピアノ協奏曲第2番 Sz.95
1. 第1楽章アレグロ 10:38
2. 第2楽章アダージョ 15:03
3. 第3楽章アレグロ・モルト 6:07

◆ バルトーク：ピアノ協奏曲第3番 Sz. 119
4. 第1楽章アレグレット 7:47
5. 第2楽章アダージョ・レリジョーゾ 11:06
6. 第3楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ 7:48

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン（指揮）
録音：1953年6月21日～7月25日、ウィーン、コンツェルトハウス

CD20
◆ リスト：ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
1. 第1楽章アレグロ・マエストーソ 5:08
2. 第2楽章クワジ・アダージョ 4:01
3. 第3楽章アレグレット・ヴィヴァーチェ - アレグロ・アニマート 3:55
4. 第4楽章アレグロ・マルツィアーレ・アニマート 4:00

◆ リスト：ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125
5. アダージョ・ソステヌート・アッサイ - アレグロ・アジタート・アッサイ - アレグロ・モデラート - アレグロ・デチーゾ - マルツィアーレ - アレグロ・アニマート 18:46

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
サー・エイドリアン・ボールト（指揮）
録音：1959年3月15日～27日、ウィーン、コンツェルトハウス、モーツァルトザール

◆ リスト：2つの演奏会用練習曲 S.145
6. 第2曲「小人の踊り」 2:46

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1950年、ウィーン、楽友協会、ブラームスザール

◆ バルトーク：「アレグロ・バルバロ」Sz.49
7.　テンポ・ジュスト 2:15

◆ バルトーク：ピアノのための組曲 Sz.62
8. 第1曲アレグレット 2:05
9. 第2曲スケルツォアレグロ 1:53
10. 第3曲アレグロ・モルト 2:08
11. 第4曲ソステヌート 3:03

エディト・ファルナディ（ピアノ）
録音：1955年9月

CD21
◆ ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18
1. 第1楽章モデラート 11:54
2. 第2楽章アダージョ・ソステヌート 12:35
3. 第3楽章アレグロ・スケルツァンド 12:41

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン（指揮）
録音：1952年10月15日～21日、ウィーン、コンツェルトハウス

◆ チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 Op.23
4. 第1楽章アレグロ・ノン・トロッポ・エ・モルト・マエストーソ - アレグロ・コン・スピリト 19:56
5. 第2楽章アンダンティーノ・センプリチェ - プレスティッシモ - クアジ・アンダンテ 6:17
6. 第3楽章アレグロ・コン・フオーコ 6:39

エディト・ファルナディ（ピアノ）
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ヘルマン・シェルヘン（指揮）
録音：1953年6月21日または1954年、ウィーン、コンツェルトハウス

　Work list

CD 1
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
For children (Based on Hungarian Folk Tunes)
1 I. Játszó gyermekek (Children at Play). Allegro 0:36
2 II. Gyermekdal (Children's Song). Andante 0:57
3 III. Quasi adagio 0:48
4 IV. Párnatánc (Pillow Dance). Allegro 0:38
5 V. Játék (Play). Allegretto 1:15
6 VI. Balkéztanulmány (Study for the Left Hand). Allegro 0:38
7 VII. Játékdal (Play Song). Andante grazioso 0:33
8 VIII. Gyermekjáték (Children's Game). Allegretto 1:15
9 IX. Dal (Song). Adagio 1:05
10 X. Gyermektánc (Children's Dance). Allegro molto 0:33
11 XI. Lento 0:59
12 XII. Allegro 1:15
13 XIII. Ballada (Ballad). Andante 1:01
14 XIV. Allegretto 0:33
15 XV. Allegro moderato 0:32
16 XVI. Régi magyar dallam (Old Hungarian Tune). Andante rubato 0:46
17 XVII. Körtánc (Round Dance). Lento 1:01
18 XVIII. Katonadal (Soldier's Song). Andante non troppo 1:03
19 XIX. Allegretto 0:36
20 XX. Bordal (Drinking Song). Allegro 0:30
21 XXI. Allegro robusto 0:25
22 XXII. Allegretto 1:00
23 XXIII. Táncdal (Dance Song). Allegro grazioso 0:42
24 XXIV. Andante sostenuto 1:08
25 XXV. Parlando 0:42
26 XXVI. Moderato 0:30
27 XXVII. Tréfa (Jest). Allegramente 0:49
28 XXVIII. Kórusdal (Choral). Andante 1:53
29 XXIX. Ötfokú dallam (Pentatonic Tune). Allegro scherzando 0:44
30 XXX. Gúnydal (Jeering Song). Allegro ironico 0:37
31 XXXI. Allegro tranquillo — attacca 1:24
32 XXXII. Andante 1:12
33 XXXIII. Allegro non troppo 0:39
34 XXXIV. Allegretto 0:38
35 XXXV. Con moto 0:28
36 XXXVI. Részegek nótája (Drunkard's Song). Vivace 0:36
37 XXXVII. Kanásznóta (Swine-herd's Song). Allegro 0:37
38 XXXVIII. Regös ének (Winter Solstice Song). Molto vivace 1:02
39 XXXIX. Allegro moderato 1:53
40 XL. Kanásztánc (Swine-herd's Dance). Allegro vivace 1:33
For Children (Based on Slovakian Folk Tunes)
41 I. Allegro 0:31
42 II. Andante 0:47
43 III. Allegretto 0:29
44 IV. Lakodalmas (Wedding Song). Andante 0:35
45 V. Változatok (Variations). Molto andante 1:58
46 VI. I. Körtánc (Round Dance I). Allegro 0:41
47 VII. Bánat (Sorrow). Andante 1:08
48 VIII. Táncdal (Dance). Allegro non troppo 0:37
49 IX. II. Körtánc (Round Dance II). Andante 0:37
50 X. Temetésre szól az ének (Funeral Song). Largo 1:28
51 XI. Lento — attacca 1:20
52 XII. Andante rubato — attacca 0:48
53 XIII. Allegro 0:36
54 XIV. Moderato 0:43
55 XV. Dudanóta (Bagpipe I). Molto tranquillo 0:50
56 XVI. Panasz (Lament). Lento 0:54
57 XVII. Andante 0:39
58 XVIII. Gúnydal (Teasing Song). Sostenuto 0:39
59 XIX. Románc (Romance). Assai lento 1:11
60 XX. Kerget dzés (Game of Tag). Presto 0:25
61 XXI. Tréfa (Pleasantry I). Allegro moderato 0:53
62 XXII. Duhajkodó (Revelry). Molto allegro 0:51
63 XXIII. Andante tranquillo – attacca 0:59
64 XXIV. Andante 0:51
65 XXV. Scherzando. Allegretto 0:46
66 XXVI. Furulyaszó (Peasant's Flute). Andante, molto rubato 1:08
67 XXVII. Még egy tréfa (Pleasantry II). Allegro 0:40
68 XXVIII. Andante, molto rubato 1:02
69 XXIX. Kánon (Canon). Allegro non troppo 0:49
70 XXX. Szól a duda (Bagpipe II). Vivace 0:56
71 XXXI. Betyárnóta (The Highway Robber). Allegro 0:45
72 XXXII. Pesante 0:52
73 XXXIII. Andante tranquillo 1:07
74 XXXIV. Búcsú (Farewell). Adagio 1:44
75 XXXV. Ballada (Ballad). Moderato 1:25
76 XXXVI. Rapszódia I (Rhapsody). Parlando, molto rubato 0
76 XXXVII. Rapszódia II (Rhapsody). Allegro moderato 2:25
77 XXXVIII. Siratóének (Dirge). Lento 1:37
78 XXXIX. Halotti ének (Mourning Song). Lento 2:02
February 1956, Mozartsaal, Vienna

CD2
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
Mikrokosmos Heft I - Volume I
Sechs Melodien all' Unisono / Six Unison Melodies
1 1. I 0:21
2 2. II 0:44
3 3. III 0:35
4 4. IV 0:23
5 5. V 0:30
6 6. VI 0:21
7 7. Noten mit Punkt / Dotted Notes 0:31
8 8. Tonwiederholung / Repetition 0:27
9 9. Synkopierung (Anbindung) / Syncopation 0:34
10 10. Mit Wechselnden Händen / With Alternate Hands 0:40
11 11. Parallelbewegung / Parallel Motion 0:26
12 12. Spiegelung / Reflection 0:24
13 13. Lagenwechsel / Change of Position 0:25
14 14. Frage und Antwort / Question and Answer 0:38
15 15. Dorfgesang / Village Song 0:27
16 16. Parallelbewegung und Lagenwechsel
/ Parallel Motion and Change of Position 0:46
17 17. Gegenbewegung / Contrary Motion 0:27
Vier Melodien all' Unisono / Four Unison Melodies
18 18. I 0:20
19 19. II 0:28
20 20. III 0:35
21 21. IV 0:20
22 22. Nachahmung und Kontrapunkt / Imitation and Counterpoint 0:40
23 23. Nachahmung und Umkehrung / Imitation and Inversion 0:41
24 24. Pastorale 0:38
25 25. Nachahmung und Umkehrung / Imitation and Inversion 1:06
26 26. Repetition 0:27
27 27. Synkopen (Anbindung) / Syncopation 0:41
28 28. Kanon in der Oktave / Canon at the Octave 0:31
29 29. Nachahmung in Spiegelform / Imitation Reflected 0:28
30 30. Kanon in der Unterquarte / Canon at the Lower Fifth 0:43
31 31. Kleiner Tanz im Kanon / Little Dance in Canon Form 0:28
32 32. Dorische Tonart / In Dorian Mode 0:53
33 33. Langsamer Tanz / Slow Dance 0:41
34 34. Phrygische Tonart / In Phrygian Mode 0:45
35 35. Choral / Chorale 1:34
36 36. Freier Kanon / Free Canon 0:45
Mikrokosmos Heft II - Volume II
37 37. In Lydischer Tonart / In Lydian Mode 0:42
38 38. Staccato und Legato / Staccato and Legato 16
39 39. Staccato und Legato / Staccato and Legato (Canon) 0:27
40 40. Auf Südslawische Art / In Yugoslav Style 0:38
41 41. Melodie mit Begleitung / Melody with Accompaniment 0:41
42 42. Begleitung mit Gebrochenen Dreiklängen
/ Accompaniment in Broken Triads 1:29
43 43. Auf Ungarische Art / In Hungarian Style 0:39
44 44. Gegenbewegung / Contrary Motion 15
45 45. Méditation 0:42
46 46. Zunehmen - Verringern / Increasing - Diminishing 0:54
47 47. Jahrmarkt / Fair 0:35
48 48. In Mixolydischer Tonart / In Mixolydian Mode 1:02
49 49. Crescendo - Diminuendo 0:24
50 50. Minuetto 0:33
51 51. Sich Wiegen / Waves 1:16
52 52. Einstimmigkeit mit Handwechsel / Unison Divided 17
53 53. Auf Transsilvanische Art / In Transylvanian Style 0:36
54 54. Chromatik / Chromatic 19
55 55. Triolen in Lydicher Tonart / Triplets in Lydian Mode 0:30
56 56. Melodie in Dezimen / Melody in Tenths 16
57 57. Betonungen / Accents 0:50
58 58. Im Morgenland / In Oriental Style 0:51
59 59. Dur und Moll / Major and Minor 0:46
60 60. Kanon mit Gehaltenen Noten / Canon with Sustained Notes 0:35
61 61. Pentatonische Melodie / Pentatonic Melody 0:49
62 62. Kleine Sechsten in Parallelbewegung
/ Minor Sixths in Parallel Motion 0:36
63 63. Summen und Surren / Buzzing 0:28
64 64. Linie und Punkt / Line and Point 0:52
65 65. Zwiesprache / Dialogue 0:32
66 66. Verteilte Melodie / Melody Divided 1:07
Mikrokosmos Heft III - Volume III
67 67. Zu Terzen Eine Dritte Stimme / Thirds Against a Single Voice 0:38
68 68. Ungarischer Tanz / Hungarian Dance 0:26
69 69. Akkordstudie / Chord Study 0:58
70 70. Doppelgriffe Gegen Eine Melodie
/ Melody Against Double Notes 1:10
71 71. Terzen / Thirds 1:01
72 72. Drachentanz / Dragon's Dance 0:35
73 73. Doppelgriffe und Dreiergriffe / Sixths and Triads 0:40
74 74. Ungarisches Lied / Hungarian Song 0:33
75 75. Triolen / Triplets 0:57
76 76. Dreistimmig / In Three Parts 0:21
77 77. Kleine Studie / Little Study 0:29
78 78. Pentatonische Tonart / Five-Tone Scale 0:28
79 79. Hommage à J.S. Bach 0:41
80 80. Hommage à R. Schumann 0:33
81 81. Schweifen und Irren / Wandering 0:35
82 82. Scherzo 0:27
83 83. Melodie mit Unterbrechungen / Melody with Interruptions 0:42
84 84. Heiteres Spiel / Merriment 0:40
85 85. Gebrochene Akkorde / Broken Chords 1:20
86 86. Zwei Fünftonreihen in Dur / Two Major Pentachords 1:16
87 87. Vriationen / Variations 1:14
88 88. Schalmeienklang / Duet for Pipes 1:03
89 89. Vierstimmig / In Four Parts 0:49
90 90. Auf Russische Art / In Russian Style 0:43
91 91. Chromatische Invention / Chromatic Invention I 1:23
92 92. Chromatische Invention / Chromatic Invention II 0:53
93 93. Vierstimmig / In Four Parts 0:41
94 94. Es War Einmal / Once Upon a Time… 0:55
95 95. Fuchslied / Song of the Fox 0:34
96 96. Holpriger Weg / Stumblings 0:58
September/October 1955, Mozartsaal, Vienna

CD 3
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
Mikrokosmos Heft IV - Volume IV
1 97. Notturno 2:02
2 98. Daumenuntersatz / Thumb Under 0:35
3 99. Gekreuzte Hände / Crossed Hands 1:15
4 100. Wie Ein Volkslied / In Style of a Folksong 0:49
5 101. Im Abstand der Verminderten Quinte / Diminished Fifth 0:56
6 102. Obertöne / Harmonics 1:12
7 103. Moll und Dur / Minor and Major 1:07
8 104. Von Tonart zu Tonart Wandernd / Through the Keys 0:55
9 105. Spiel (mit Zwei Fünftonreihen)
/ Game (with two pentatonic scales) 0:54
10 106. Kinderlied / Children's Song 1:22
11 107. Melodie im Nebelgrauen / Melody in the Mist 1:31
12 108. Ringen / Wrestling 0:50
13 109. Auf der Insel Bali / From the Island of Bali 2:14
14 110. Nun Heben Töne an zu Klingen und zu Schwingen
/ Clashing Sounds 0:55
15 111. Intermezzo 1:47
16 112. Variationen Über Ein Volkslied / Variations on a Folk Tune 0:55
17 113. Bulgarischer Rhythmus / Bulgarian Rhythm (I) 0:47
18 114. Thema und Umkehrung / Thema and Inversion 1:10
19 115. Bulgarischer Rhythmus / Bulgarian Rhythm (II) 0:28
20 116. Lied / Melody 1:24
21 117. Bourrée 1:02
22 118. Dreiergruppen im 9/8 Takt / Triplets in 9/8 time 0:52
23 119. Tanz im Dreivierteltakt / Dance in 3/4 Time 0:43
24 120. Dreiklänge in Quintlage / Triads in Fifth Position 0:56
25 121. Zweistimmige Studie / Two-Part Study 0:56
Mikrokosmos Heft V - Volume V
26 122. Akkorde, Gleichzeitig und Gegeneinander
/ Chords Together and Opposed 0:54
27 123. Staccato und Legato / Staccato and Legato 0:50
28 124. Staccato 0:55
29 125. Kahnfahrt / Boating 1:13
30 126. Wechselnder Takt / Change of Time 0:36
31 127. Neues Ungarisches Volkslied / New Hungarian Folksong 0:56
32 128. Stampf-Tanz / Peasant Dance 1:12
33 129. Terzen, Sich Abwchselnd / Alternating Thirds 0:49
34 130. Ländlicher Spaß / Village Joke 0:40
35 131. Quarten / Fourths 0:50
36 132. Große Sekunden, Gleichzeitig und Gebrochen
/ Major Seconds Broken and Together 1:52
37 133. Synkopen / Syncopation 0:58
38 134. Übungen mit Doppelgriffen / Studies in Double Notes 0:44
39 135. Perpetuum Mobile 0:26
40 136. Tonreihen Aus Ganztönen / Whole-Tone Scale 2:05
41 137. Unisono / Unison 1:55
42 138. Dudelsack / Bagpipe 1:18
43 139. Hanswurst / Merry Andrew 0:54
Mikrokosmos Heft VI - Volume VI
44 140. Freie Variationen / Free Variations 1:34
45 141. Spiegelung / Subject and Reflection 1:20
46 142. Märchen Von der Kleinen Fliege / From the Diary of a Fly 1:11
47 143. Gebrochene Klänge, Sich Ablösend / Divided Arpeggios 2:00
48 144. Kleine Skunden, Große Septimen
/ Minor Seconds, Major Sevenths 4:13
49 145. Chromatische Intervention / Chromatic Invention 2:26
50 146. Ostinato 2:07
51 147. Marsch / March 1:50
Sechs Tänze in Bulgarischen Rhythmen / Six Dances in Bulgarian Rhythm
52 148. I 1:49
53 149. II 0:57
54 150. III 1:32
55 151. IV 1:27
56 152. V 1:06
57 153. VI 1:35
September/October 1955, Mozartsaal, Vienna

CD 4
FRANZ LISZT (1811-1886)
Années de pèlerinage Première année: Suisse
1 Chapelle de Guillaume Tell 4:20
2 Au lac de Wallenstadt 2:23
3 Pastorale 1:38
4 Au bord d'une source 3:31
5 Orage 3:56
6 Vallée d'Obermann 11:23
7 Eglogue 3:09
8 Le mal du pays 3:59
9 Les cloches de Genève: Nocturne 4:31
Années de pèlerinage Deuxième année: Italie (pt. 1)
10 Sposalizio 6:59
11 Il pensieroso 3:18
12 Canzonetta del Salvator Rosa 2:37
13 Sonetto XXXXVII del Petrarca 4:25
14 Sonetto CIV del Petrarca 5:32
15 Sonetto CXXIII del Petrarca 4:47
November 1960 [Stereo]

CD 5
FRANZ LISZT (1811-1886)
Années de pèlerinage Deuxième année: Italie (pt. 2)
1 Après une lecture de Dante: Fantasia quasi Sonata 14:48
Années de pèlerinage Supplement: Venezia e Napoli
2 Gondoliera 4:48
3 Canzone 2:47
4 Tarantella 8:39
Années de pèlerinage Troisième année: Italie
5 Angélus! Prière aux anges gardiens 7:26
6 Aux cyprès de la Villa d'Este I: Thrénodie 4:48
7 Aux cyprès de la Villa d'Este II: Thrénodie 7:27
8 Les jeux d'eaux à la Villa d'Este 6:38
9 Sunt lacrymae rerum, en mode hongrois 5:32
10 Marche funèbre, en mémoire de Maximilian I,
Empereur du Mexique 5:55
11 Sursum corda 3:31
November 1960 [Stereo]

CD 6
FRANZ LISZT (1811-1886)
Hungarian Rhapsodies S.244 (1-10)
1 No.1 (1846) in C sharp minor "Rêves et fantaisies" 10:51
2 No.2 (1847) in C sharp minor 8:46
3 No.3 (1853) in B flat major 4:18
4 No.4 (1853) in E flat major 4:57
5 No.5 (1853) in E minor "Héroïde-élégiaque" 7:30
6 No.6 (1853) in D flat major 6:15
7 No.7 (1853) in D minor 4:45
8 No.8 (1853) in F sharp minor 6:09
9 No.9 (1848/53) in E flat major "Pesther Carneval" 10:52
10 No.10 (1853) in E major "Preludio" 5:03
1953

CD 7
FRANZ LISZT (1811-1886)
Hungarian Rhapsodies S.244 (11-19)
1 No.11 (1853) in A minor 4:52
2 No.12 (1853) in C sharp minor 8:40
3 No.13 (1853) in A minor 8:25
4 No.14 (1853) in F minor 10:30
5 No.15 (1851/71) in A minor "Rákóczi-Marsch" 5:39
6 No.16 (1882) in A minor "Budapest Munkácsy-Festlichkeiten" 5:05
7 No.17 (1882) in D minor 3:08
8 No.18 (1885) in F sharp minor (C sharp minor)
"Ungarische Ausstellung in Budapest" 3:05
9 No.19 (1885) in D minor d'après les
'Csárdás nobles' de K. Ábrányi 9:29
1953/1954
10 Rhapsodie Espagnole, HS.254, R.90 12:03
11 Étude de concert in F minor No.2, S.144 "La leggierezza" 4:24
2 May 1957

CD 8
FRANZ LISZT (1811-1886)
Operatic paraphrases
1 Concert Paraphrase on Verdi’s Rigoletto, S.434 6:43
2 Spinning Chorus from Wagner’s The Flying Dutchman, S.440 5:49
3 Concert Paraphrase on the Waltz from Gounod’s Faust, S.407 10:12
4 O du mein holder Abendstern from Wagner's Tannhäuser, S.444 5:20
5 Arrival of the Guests at Wartburg
from Wagner’s Tannhäuser, S.445 No.1 (2nd version) 11:28
6 Overture from Wagner's Tannhäuser, S.442 16:09
1958
ERNST VON DOHNÁNYI (1877-1960)
7 Paraphrase on the Waltz from Delibes’ ballet Coppélia 5:27
8 Paraphrase on the Waltz from Delibes’ ballet Naila 7:07
1954, Hamburg (Studio Radio Broadcast)

CD 9
FRANZ LISZT (1811-1886)
Soirées de Vienne, S.427: Valses-caprices d'après François Schubert
1 I. Allegretto malinconico in A flat major 5:23
2 II. Poco allegro in A flat major 5:04
3 III. Allegro vivace in E major 7:29
4 IV. Andantino a capriccio in D flat major 5:46
5 V. Moderato cantabile con affetto in G flat major 5:42
6 VI. Allegro con strepito in A minor 8:12
7 VII. Allegro spiritoso in A major 5:20
8 VIII. Allegro con brio in D major 8:00
9 IX. Preludio a capriccio in A flat major 5:38
10 Valse-Impromptu S.213 (After Schubert) 5:19
1955, Hamburg

CD 10
Symphonic Metamorphosis on themes from J. Strauss II
LEOPOLD MORDKHELOVICH GODOWSKY (1870-1938)
1 Künstlerleben 14:28
2 Die Fledermaus 11:39
3 Wein, Weiss & Gesang 10:46
ERNST VON DOHNÁNYI (1877-1960)
4 Paraphrase on J. Strauss II’s Schatz-Walzer (1928) 6:40
OTTO SCHULHOF (1889-1958)
5 Paraphrase on J. Strauss II’s Pizzicato-Polka, Op.9 No.2 3:07
June 1955, London
FRANZ LISZT (1811-1886)
6 Mephisto Watz No.1, S.514 11:13
1953

CD 11
FRÉDÉRIC FRANÇOIS CHOPIN (1810-1849)
1 Grande valse brillante in E flat major, Op.18 3:51
2 Valse brillante in A flat major, Op.34 No.1 4:06
3 Valse brillante in A minor, Op.34 No.2 5:11
4 Valse brillante in F major, Op.34 No.3 2:07
5 Waltz in A flat major, Op.42 3:31
6 Mazurka in C major, Op.33 No.3 1:33
7 Waltz in D flat major, Op.64 No.1 "Minute waltz" 1:25
8 Waltz in C sharp minor, Op.64 No.2 2:58
9 Waltz in A flat major, Op.64 No.3 2:42
1955, Hamburg
FRANZ LISZT (1811-1886)
3 Etudes de concert, S.144
10 No.1, in A flat major "Il lamento" 8:51
11 No.2, in F minor "La leggierezza" 4:07
12 No.3, in D flat major "Un sospiro" 5:14
July 1954, Konzerthaus (Mozartsaal), Vienna
Liebesträume, S.541 No 1-3
13 No.1, Nocturne in A flat major 5:31
14 No.2, Nocturne in E flat major 3:00
15 No.3, Nocturne in A flat major 4:00
1955, Hamburg
Consolations, S.172
16 No.1, Andante con moto 1:39
17 No.2, Un poco più mosso 3:03
18 No.3, Lento placido 3:55
19 No.4, Quasi adagio 2:35
20 No.5, Andantino 2:27
21 No.6, Allegretto sempre cantabile 2:38
1954

CD 12
FRANZ LISZT (1811-1886)
1 Hungarian Fantasy, S.123 14:15
2 Totentanz Danse Macabre, S.126 14:48
3 Wanderer-Fantasie, S.366 (After F. Schubert) 19:03
The Philharmonic Promenade Orchestra, Dir. Sir Adrian Boult
27/28 May 1956, Walthamstow Assembly Hall, London
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
9 Little Pieces, Sz.82
4 Book I: Four Dialogues: No.1, Moderato 2:19
5 Book I: Four Dialogues: No.2, Andante 1:23
6 Book I: Four Dialogues: No.3, Lento 2:03
7 Book I: Four Dialogues: No.4, Allegro vivace 1:16
8 Book II: No.5, Menuetto: Moderato 1:45
9 Book II: No.6, Air: Allegro; Meno mosso 1:02
10 Book II: No.7, Marcia delle bestie: Comodo 1:58
11 Book II: No.8, Tambourine: Allegro molto 1:08
12 Book III: No.9, Preludio, All'ungherese: Molto moderato
- Allegro non troppo, molto ritmico 3:51
Six Romanian Folk Dances, Sz.56 (Béla Bartók)
13 No.1, Joc cu bata. Allegro moderato 1:10
14 No.2, Braul. Allegro 0:30
15 No.3, Pê-loc. Andante 0:59
16 No. , Buciumeana. Moderato 0:33
17 No.5, Poarga romaneasca. Allegro & No.6, Maruntel. Allegro 1:20
3 Burlesques, Op.8c, Sz.47 (Béla Bartók)
18 No.1, Quarrel 2:16
19 No.2, A Little Drunk 2:24
20 No.3, Molto vivo, capriccioso 3:11
September 1956

CD 13
FRANZ LISZT (1811-1886)
Deux légendes
1 St. François d'Assise: La prédication aux oiseaux, S.175/1 8:51
2 St. François de Paule marchant sur les flots, S.175/2 7:26
3 Ballade No.1 in D flat major "Le Chant Du Croisé", S.170 7:02
4 Ballade No.2 in B minor, S.171 13:20
1954
5 Valse-Impromptu S.213 (After Schubert) 5:54
1953
6 Ballade No.2 in B minor, HS.171, R.16 12:21
2 May 1957
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
7 Allegro Barbaro 2:35
Mikrokosmos (excerpts)
8 No.128 Stampf-Tanz 1:19
9 No.113 Bulgarischer Rythmus I 0:55
10 No.142 Aus dem Tagebuch einer Fliege 1:15
11 No.109 Auf der Bali Insel 2:09
4/5 November 1946, Brahmssaal, Vienna

CD 14
FRANZ LISZT (1811-1886)
1 Rhapsodie espagnole
"Folies d’Espagne et Jota aragonesa" (1863), S.254 12:56
Liebesträume, S.541
2 No.1, Nocturne in A flat major 6:25
3 No.2, Nocturne in E flat major 4:02
4 No.3, Nocturne in A flat major 4:33
1954
Grandes études de Paganini, S.141 (1851 - Dedicated to Clara Schumann)
5 I. "Tremolo" - Andante; Non troppo lento 4:49
6 II. "Ottave" - Andante capriccioso 5:12
7 III. "La campanella" - Allegretto 4:46
8 IV. "Arpeggio" - Andante quasi allegretto 2:17
9 V. "La Chasse" - Allegretto 3:04
10 VI. "Tema e Variazioni" - Quasi presto a capriccio 5:42
15 March 1961, Villa K, Stuttgart

CD 15
LUDWIG VAN BEETHOVEN (1770-1827)
Sonata for Violin and Piano No.5 in F major, Op.24 "Spring"
1 Allegro 9:47
2 Adagio molto espressivo 6:40
3 Scherzo: Allegro molto 1:06
4 Rondo: Allegro, ma non troppo 6:43
Sonata for Violin and Piano No.3 in E flat major, Op.12
5 Allegro con spirito 8:03
6 Adagio con molta espressione 7:33
7 Rondo: Allegro molto 4:15
7 November 1955
ANTONÍN DVOŘÁK (1841-1904)
Sonatina in G major for violin and piano
8 Allegro risoluto 6:10
9 Larghetto 4:48
10 Scherzo: Molto vivace 3:08
11 Finale: Allegro 6:09
23 June 1955 [Mono]

Gerhard Taschner, violin

CD 16
EDVARD HAGERUP GRIEG (1843-1907)
Sonata No.3 for Violin and Piano in C minor, Op.45
1 Allegro molto ed appassionato 9:07
2 Allegretto espressivo alla Romanza 5:47
3 Allegro animato 7:06
19 September 1956
Sonata No.2 for Violin and Piano in G major, Op.13
4 Lento doloroso; Allegro vivace 8:24
5 Allegretto tranquillo 5:55
6 Allegro animato 5:26
26 January 1960
ANTONÍN DVOŘÁK (1841-1904)
Sonatina in G major for Violin and Piano
7 Allegro risoluto 6:12
8 Larghetto 4:52
9 Scherzo: Molto vivace 3:13
10 Finale: Allegro 6:14
23 June 1955 [Stereo]

Gerhard Taschner, violin

CD 17
FRANZ LISZT (1811-1886)
Sonata in B minor, S.178
1 Lento assai; Allegro energico; Grandioso; Recitativo; 11:52
2 Andante sostenuto; Quasi Adagio 7:13
3 Allegro energico; Presto; Prestissimo; Andante sostenuto;
Allegro moderato; Lento assai 10:00
1954
OTHMAR SCHOECK (1886-1957)
Sonata for Violin and Piano in D major "For Stefi Geyer", Op.16
4 Nicht zu Langsam 6:28
5 Ruhig 4:39
6 Allegro con spirito 4:59
23 June 1955
JOSEPH MAURICE RAVEL (1875-1937)
Sonata for Violin and Piano
7 Allegretto 8:11
8 Blues: Moderato 5:43
9 Perpetuum mobile: Allegro 3:11
17 September 1956

Gerhard Taschner, violin

CD 18
FRANZ LISZT (1811-1886)
Piano Concerto No.1 in E flat major
1 Allegro maestoso 5:19
2 Quasi adagio 4:22
3 Allegretto vivace; Allegro animato 4:03
4 Allegro marziale animato 4:03

Piano Concerto No.2 in A major
5 Adagio sostenuto; Allegro agitato; Allegro moderato;
Allegro deciso; Marziale; Allegro animato 19:13
June/July 1952

PYOTR ILYICH TCHAIKOVSKY (1840-1893)
Piano Concerto No.2 in G major, Op.44
6 Allegro brillante e molto vivace 19:03
7 Andante non troppo 7:37
8 Allegro con fuoco 7:02
21 June – 25 July 1953, Konzerthaus, Vienna

Vienna State Opera House Orchestra, Dir. Hermann Scherchen

CD 19
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
Piano Concerto No.2 (1930)
1 Allegro 10:38
2 Adagio; Presto; Adagio 15:03
3 Allegro molto; Presto 6:07
Piano Concerto No.3 (1945)
4 Allegretto 7:47
5 Adagio religioso 11:06
6 Allegro vivace 7:48
21 June – 25 July 1953, Konzerthaus, Vienna

Vienna State Opera House Orchestra, Dir. Hermann Scherchen

CD 20
FRANZ LISZT (1811-1886)
Piano Concerto No.1 in E flat major
1 Allegro maestoso 5:08
2 Quasi adagio 4:01
3 Allegretto vivace; Allegro animato 3:55
4 Allegro marziale animato 4:00
Piano Concerto No.2 in A major
5 Adagio sostenuto; Allegro agitato; Allegro moderato;
Allegro deciso; Marziale; Allegro animato 18:46
15-27 March 1959, Mozartsaal, Vienna
Vienna State Opera Orchestra, Dir. Sir Adrian Boult
6 Concert Etude in A major, S.145 No.2 (Gnomenreigen) 2:46
1950, Musikverein (Brahms-Saal), Vienna
BÉLA VIKTOR JÁNOS BARTÓK (1881-1945)
7 Allegro barbaro, Sz.49 2:15
Suite for Piano, Sz.62 (Op.14)
8 Allegretto 2:05
9 Scherzo 1:53
10 Allegro molto 2:08
11 Sostenuto 3:03
September 1955

CD 21
SERGEI VASILYEVICH RACHMANINOFF (1873-1943)
Piano Concerto No.2 in C major, Op.18
1 Moderato 11:54
2 Adagio sostenuto 12:35
3 Allegro scherzando 12:41
15-21 October 1952, Konzerthaus, Vienna
PYOTR ILYICH TCHAIKOVSKY (1840-1893)
Piano Concerto No.1 in B flat minor, Op.23
4 Allegro non troppo e molto maestoso; Allegro con spirito 19:56
5 Andantino semplice; Prestissimo 6:17
6 Allegro con fuoco 6:39
21 June – 25 July 1953, Konzerthaus, Vienna

Vienna State Opera House Orchestra, Dir. Hermann Scherchen

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