CD 輸入盤

フリードリヒ・グルダ/シュトゥットガルト・ソロ・リサイタル 1966-1979(+1979年ウィーンでの即興演奏)(7CD)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SWR19081CD
組み枚数
:
7
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明

フリードリヒ・グルダ/シュトゥットガルト・ソロ・リサイタル 1966-1979

イェルク・デムス、パウル・バドゥラ=スコダとともに「ウィーン三羽烏」として名を挙げたフリードリヒ・グルダ[1930-2000]。ウィーン古典派の作品を得意とするとともに、ジャズや即興などジャンルを超えた演奏で知られる鬼才ピアニストです。
 このボックスに収録されているのは1969年から1979年にかけて開催されたシュトゥットガルトでのコンサートのライヴで、全て初出音源です。モーツァルトやベートーヴェン、シューベルトでの「ウィーンの伝統」を受け継ぐ端正な表現の中に、ちょうど傾倒しはじめたジャズを思わせる自由闊達さが感じられるユニークな演奏が並びます。1979年6月21日のリサイタルは、残念ながら第二部の音源が不明となっているため、このボックスではそれを埋めるために同年10月31日、ウィーン・コンツェルトハウスでの『インナーサークル』を収録しました。彼と数多く共演したウルスラ・アンダースとギュンター・ラプルとのスリリングな掛け合いが極上の世界を創り上げています。(輸入元情報)

【収録情報】


Disc1
『1966年11月4日のリサイタル』
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第8番ハ短調 Op.13『悲愴』
● ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
● ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調 Op.81a『告別』
● ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』
Disc2
『1966年11月4日のリサイタル(続き)』
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調 Op.106『ハンマークラヴィーア』(続き)

(アンコール)
2. ベートーヴェン:エリーゼのために WoO.59
3. ベートーヴェン:6つのエコセーズ 変ホ長調 WoO.83
4. J.S.バッハ:ブーレ(イギリス組曲第2番イ短調 BWV.807より)
5. シューベルト:即興曲 変イ長調 D.899-4
6. F.クープラン:とげとげしい女(クラヴサンのための組曲 第4巻 第26組曲より)
7. グルダ:前奏曲とフーガ

『1967年11月3日のリサイタル』
モーツァルト:
● ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調 K.333(K.315c)
● ピアノ・ソナタ第14番ハ短調 K.457
Disc3
『1967年11月3日のリサイタル(続き)』
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第28番イ長調 Op.101
● ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110

『1968年11月7日のリサイタル』
● ヘンデル:チェンバロのための組曲ホ短調 HWV.429
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第16番ト長調 Op.31-1
Disc4
『1968年11月7日のリサイタル(続き)』
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』

『1969年10月23日のリサイタル』
● ベートーヴェン:「エロイカ」の主題による15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 Op.35
● シューベルト:ピアノ・ソナタ第16番イ短調 D.845, Op.42
Disc5
『1969年10月23日のリサイタル(続き)』
● ドビュッシー:前奏曲集 第2巻(霧、枯れ葉、ヴィーノの門、妖精たちはあでやかな踊り子、ヒースの荒野/奇人ラヴィーヌ将軍、月の光が降り注ぐテラス、水の精、ピクウィック殿をたたえて、カノープ、交代する三度、花火)

(アンコール)
● グルダ:前奏曲とフーガ/14.モーツァルト:ロンド ニ長調 K485
● グルダ:シャッフル
Disc6
『1979年6月21日のリサイタル』
J.S.バッハ:
● 前奏曲とフーガ 第5番ニ長調 BWV.874
● 前奏曲とフーガ 第24番ロ短調 BWV.893
● 前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV.892
● 前奏曲とフーガ 第8番ホ短調 BWV.852
● 前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV.886
● 前奏曲とフーガ 第20番イ短調 BWV.889
● 半音階幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903

モーツァルト:
● 幻想曲 ニ短調 K.397(385g)
● ピアノ・ソナタ第18番ニ長調 K.576

 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)

 録音場所:
 Stuttgart, Liederhalle, Mozartsaal(Disc1-5)
 Stuttgart, Liederhalle, Beethovensaal(Disc6)
Disc7
● Perspektive 第1番 インナー・サークル(即興演奏)

 フリードリヒ・グルダ(クラヴィコード、リコーダー、クルムホルン、ヴォーカル)
 ウルスラ・アンダース(ドラム、パーカッション、リコーダー、ヴォーカル)
 ギュンター・ラプル(コントラバス)

 録音時期:1979年10月31日
 録音場所:ウィーン、コンツェルトハウス大ホール

 全てステレオ録音
 SWR放送所蔵のオリジナル・テープからのデジタル・リマスタリング
 全て初出音源

ユーザーレビュー

総合評価

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この実演での良く言えば生きの良い(時折は...

投稿日:2021/07/19 (月)

この実演での良く言えば生きの良い(時折はアバウトな)演奏を聴くと、グルダもセッション録音では、丁寧なレコードを意識した演奏をしていることを実感した。バッハが電子楽器での演奏であったのが残念だったが、総じて楽しいCDである。但し、グルダの即興演奏はあまり魅力を感じなかった。

トロ さん | 不明 | 不明

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