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Lazar Berman Great Artist in Prague 1982

User Review :3.5
(3)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
CR0500
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

グレート・アーティスツ・イン・プラハ/ラーザリ・ベルマン

ロシア出身の巨匠ピアニスト、ラーザリ・ベルマン。超絶技巧を要するリストなどを得意とし、圧倒的なテクニックとパワーで聴衆を魅了しました。
 このアルバムは1982年のプラハの春音楽祭でのライヴ録音。凄まじいパワーと気迫で演奏するベルマンに圧倒されます。難曲中の難曲と言われているリストのピアノ・ソナタでも、鍛え抜かれたテクニックを披露し、音楽を雄弁に語り、効果的な演奏を聴かせてくれます。リストだけではなく、続くヤナーチェク、ショスタコーヴィチもずば抜けた集中力と勢いで聴く者を引きこんでいきます。(キングインターナショナル)

【ベルマン・プロフィール】
ラザール(ラーザリ)・ナウモヴィチ・ベルマンは、1930年2月26日、レニングラードに誕生し、2005年2月6日、フィレンツェの自宅で亡くなっています。
 ベルマンは2歳からペテルブルグ音楽院出身の母にピアノを学び、その後、レニングラード音楽院付属の早期英才グループでサフシンスキーに師事。1934年、4歳のときに最初のリサイタルを開いて自作を演奏し、7歳では初めてのレコーディングをおこない、9歳でモスクワ音楽院に入学、。高名なゴリデンヴェイゼル(ゴールデンワイザーとも)に23歳までの長期間にわたって師事し、この19世紀生まれの巨匠から絶大な影響を受けることとなります(「私は19世紀の人間であり、ヴィルトゥオーゾと呼ばれるタイプに属しています」と自らを語った有名な言葉の背景にはゴリデンヴェイゼルの存在が大きいようです)。
 1951年にはベルリンで開かれた国際青少年音楽祭で第1位、1956年にブダペストのリスト国際ピアノ・コンクールで第1位となります。
 モスクワ中央音楽院卒業後は、ソ連国内と東欧諸国でさかんに演奏活動をおこない、特にハンガリーで「リストの再来」として高い評価を獲得します。1958年にはロンドンにもデビューしますが、1960年代に入るとコンサート活動から次第に遠ざかるようになります。
 その間、再びピアノの研鑽に励み、思索を深めたベルマンのピアノは、以前の名技至上主義的なものから、音楽の内容を深くつかみとろうとするものに変わって行き、1971年にはイタリアにデビュー、1976年にはアメリカにデビューしてセンセーショナルな成功を収めることとなリます。日本へも1977年以来何度か訪れており、演奏のほか、教育活動にも熱心なところを見せてくれました。(HMV)

【収録情報】
・リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調
・リスト:巡礼の年第1年より『ウィリアム・テルの聖堂』
・シューベルト/リスト編:12の歌曲S.558〜第4曲『魔王』
・ヤナーチェク:ピアノ・ソナタ変ホ長調『1905年10月1日、街頭にて』
・ショスタコーヴィチ:24の前奏曲Op.34(抜粋)
・ファリャ:火祭の踊り

 ラーザリ・ベルマン(ピアノ)

 録音時期:1982年
 録音場所:プラハ
 録音方式:ステレオ(プラハの春音楽祭ライヴ)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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ヤナーチェクのピアノソナタが大好きで、こ...

投稿日:2013/10/05 (土)

ヤナーチェクのピアノソナタが大好きで、これだけが聴きたくて購入。ところが、なんと2楽章のうち1楽章のみで拍手・終了。がっかりした。無駄買いだった。リストもショスタコも価値ある演奏だと思うが、中古処分に未練はない。

パパはマエストロ さん | 青森県 | 不明

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ベルマンのCDとしては録音が良く、彼の特...

投稿日:2011/08/23 (火)

ベルマンのCDとしては録音が良く、彼の特徴がよく伝わってきます。ライヴの熱気は素晴らしいですが、自宅で一人で聴いていると少し演出過剰な感じがします。ここまでやらなくても、と思います。DGの「巡礼の年」のベルマンが私にはベストです。

仔牛ののぶちゃん さん | 大阪府 | 不明

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全体的に、音質が良好で、ライヴ音源だが聴...

投稿日:2011/06/17 (金)

全体的に、音質が良好で、ライヴ音源だが聴衆ノイズもほとんど無くとても聴きやすい。ベルマンの音の特徴を良くとらえていると思う。リストのソナタは十八番にしているだけあって、名演だ。機運が壮大でスケールが大きいが、弱音部での味わい深さと美しさは他の追従を許さない。とてもライヴとは思えない完成度の高さと言い、昔、レコ芸で吉田秀和さんが、絶賛していただけの事はある。それほどベルマンのリストのソナタは素晴らしい。「巡礼の年」〜”ウイリアムテルの聖堂”も、DGのスタジオ録音には完成度では及ばないかもしれないが、気合いに入った演奏で、爆演と言ってもよいかもしれない。「魔王」もこれまた気迫の凄さに圧倒されて名演。ヤナーチェックのソナタやファリアの「火祭りの踊り」は言わないまでも名演で、今後、このような美しくも巨大なスケールの演奏をするピアニストは現れないのでは無いか。ショスタコーヴィッチの24の前奏曲は、DGにスタジオ録音があり、これも味わい深い名演だったが、CD化されておらず、今回の演奏に聴く前から自然と期待が高まる。聴いてまたこれが素晴らしい。ベルマン特有の内面への深い沈潜が感動を呼ぶ。スタジオ録音に負けず劣らぬ名演である。このCDは、ラザール・ベルマンを代表する名盤の1つに入れることが出来るであろう。この素晴らしい演奏の記録が、長く販売される事を望む。

カラジャン さん | 山口県 | 不明

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