南シナ海 アジアの覇権をめぐる闘争史

ビル ヘイトン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309226453
ISBN 10 : 4309226450
フォーマット
出版社
発行年月
2015年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
387p;20

内容詳細

境界線と領有権の「なぜ」を詳説!人工島の拠点化、緊張する周辺国、衝突の危険と不測の事態。「南シナ海の歴史」は「世界の歴史」であり、その未来は世界の関心事だ。ここで起こることは世界の未来を決めることになる…歴史、国際法、資源、政治、軍事など、あらゆる角度から解説する必読書。

目次 : 第1章 残骸と誤解―先史時代〜一五〇〇年/ 第2章 地図と線―一五〇〇〜一九四八年/ 第3章 危険と迷惑―一九四六〜九五年/ 第4章 あちらが浮かべばこちらが沈む―南シナ海と国際法/ 第5章 ゼロよりはまし―南シナ海の石油と天然ガス/ 第6章 軍鼓と象徴―ナショナリズム/ 第7章 蟻と象―外交/ 第8章 戦場の形―軍事問題/ 第9章 協力とさまざまな非協力―紛争の解決

【著者紹介】
ビル ヘイトン : ロンドンの「BBCワールド・ニュースTV」に勤務するジャーナリスト。ベトナムでBBCのレポーターの仕事をし、2013年にミャンマーでメディア・リフォームの経験を持つ。「フォーリン・ポリシー」「サウス・チャイナ・モーニング」「ナショナル・インタレスト」「ディプロマット」などの紙誌に現在も寄稿している。最初の著書は『ベトナム―ライジング・ドラゴン』(2010)

安原和見 : 東京大学文学部西洋史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • koji さん

    後回しの末、読了に8ヵ月以上かかりました。唯そのお陰で、この問題の本質理解を助けてくれました。石油・水産物の獲得、海上輸送の安全が絡んでいるとは言え、結局南シナ海は周辺国のナショナリズムの問題です。平21年、オバマ政権がポストイラク後のシンクタンクテーマとして南シナ海に深入りしてから、ややこしくなりましたが、トランプ後はどうなるのでしょうか。日本も、専ら東シナ海の保安上の反射問題として声高に主張していますが、本腰にはなりえません。本書は、視座の広さ、問題の掘り下げの深さで圧倒されました。本年収穫の1冊です

  • BLACK無糖好き さん

    著者はBBCジャーナリスト。領有権を巡って関係国間で緊張が続く南シナ海の歴史的背景、関連する国際法、海洋資源、政治・軍事・外交と、多角的に分析している。特に参考になったのは国際法で、領有の「歴史的根拠」を規定する古い法体系と、領土に基づいて領海の範囲を規定する国連海洋法条約で定められた新しい法体系と、相反する二種類の法が存在している。後者に基づくと東南アジア諸国が概ね中国より有利だという。よって中国は「歴史的権利」を主張する。アメリカと中国の利害が衝突する南シナ海、その全体像を把握するのに役立ちました。 

  • wasabi さん

    そもそも海洋における領土問題は、およそ解決なんてするはずがない。日本における竹島、北方領土、尖閣諸島についても主張し続けることで一方的に奪われないことがせいぜいだ。近世までの状況を客観的に学ぶに、どれひとつ日本の主張が胸を張って正当だとは言い難いもの。ただ相手国のそれとて同様で、強引な支配には呆れるのだけれど。ましてや列強国の支配で混乱し、未だに貧しい国々とあの横暴大国が囲む南シナ海の領有権問題なんて…。されど、同地域を政治、軍事、資源という様々な角度から学び、日本人として培うべき歴史認識はある。

  • Splash さん

    西沙諸島と南沙諸島は、中国、ベトナム、フィリピン、さらにはフランスやイギリスまで領有権をせめぎ合ってきた島々だった。石油・ガスの可能性だけでなく、中国にとって、周りを全て他の国の海域に遮られ公海に直接アプローチできないこと、ベトナムと友好的なロシアに南の出口を抑えられかねない脅威を感じての行動であることもわかった。さらに、軍をはじめとする圧力団体との関係で、弱腰に見られると中国共産党一党支配も揺らぎかねないという事情もあるようだ。根の深い事情が横たわっていることを教えてくれる本。

  • Masayuki Shimura さん

    [決定的な線引きへ]南シナ海の歴史を概説した上で、国際法・エネルギー・ナショナリズム・外交・軍事の観点から考察を加えているため、極めて総合的に南シナ海情勢を理解することができる一冊。本書の出版が2014年ということもあり、近年の情勢もまとめられているため、この問題に興味を持っている一方でまだ類書を読んでいない方に、まずオススメしたくなるような作品でした。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

ビル ヘイトン

ロンドンの「BBCワールド・ニュースTV」に勤務するジャーナリスト。ベトナムでBBCのレポーターの仕事をし、2013年にミャンマーでメディア・リフォームの経験を持つ。「フォーリン・ポリシー」「サウス・チャイナ・モーニング」「ナショナル・インタレスト」「ディプロマット」などの紙誌に現在も寄稿している。

プロフィール詳細へ

哲学・歴史・宗教 に関連する商品情報

  • なぜ日本人は幸福を感じられないのか? 物質的豊かさと便利さを実現したにも関わらず、なぜ日本人は幸福を感じられないのか。社会思想家の著者が資本主義の行き着く... |2015年10月19日 (月) 12:51
    なぜ日本人は幸福を感じられないのか?
  • ローマ社会における奴隷の実情を明かす 現在のイタリア人の40%は奴隷の子孫だと言われるが、当時の奴隷たちは愛人から医者まで様々な役割を果たしていた。奴隷な... |2015年06月10日 (水) 10:38
    ローマ社会における奴隷の実情を明かす
  • 貴重な記述を収録した『昭和天皇実録』 宮内庁が24年余りをかけて編さんし、天皇の御事蹟、日本社会を記述した『昭和天皇実録』。全19冊のうち、0〜12歳を収... |2015年06月03日 (水) 10:10
    貴重な記述を収録した『昭和天皇実録』
  • 人気のテレビ哲学番組を書籍化! テレビ放送のたびに話題を呼んだNHK Eテレの哲学トーク番組「哲子の部屋」が本になった『哲子の部屋』。人気哲学者が「... |2015年05月18日 (月) 17:16
    人気のテレビ哲学番組を書籍化!
  • 帝国憲法の成り立ちと意義を問う 歴史をひもとけば、大日本帝国憲法は、幕末明治の志士らが命を懸け勝ち取ったものであったことが見えてくる。帝国憲法の栄光... |2015年05月08日 (金) 17:52
    帝国憲法の成り立ちと意義を問う
  • お笑い芸人が作ったスゴイ日本史の本! 一度読むだけで、日本史の流れがすーっと頭に入って、忘れることがない奇跡の日本史物語『京大芸人式日本史』。芸人ロザン・... |2015年04月16日 (木) 14:19
    お笑い芸人が作ったスゴイ日本史の本!

おすすめの商品