ビュールク・トーヴェ

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二代目市川團十郎の日記にみる享保期江戸歌舞伎

ビュールク・トーヴェ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784909658098
ISBN 10 : 4909658092
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

資料がきわめて少ない享保期に残されていた、歌舞伎役者二代目市川團十郎の日記。この手つかずの資料を手掛かりに、第一部「享保期の江戸歌舞伎」で二代目團十郎の演技・演出について、第二部「享保期歌舞伎の興行」で江戸歌舞伎劇場経営の役割について解明する。そこには、身分を超えた観客らに広く迎え入れられた二代目團十郎と、業種を超えて近隣商業を巻き込み発展した歌舞伎劇場の姿があった。

目次 : 第1部 享保期の江戸歌舞伎―二代目團十郎と演出の種々相(二代目團十郎の読書体験と演技・演出/ 江戸の開帳興行―不動明王の演技・演出を中心に/ 宣伝の演出と印刷物の制作―もぐさ売りを中心に/ 「助六」と喫煙の演出)/ 第2部 享保期江戸歌舞伎の興行(享保期江戸歌舞伎の劇場経営/ 森田座の休座と控櫓による河原崎座の旗揚げ/ 享保期の芝居茶屋/ 江戸歌舞伎の観客)

【著者紹介】
トーヴェ・ヨハンナ・ビュールク : 1974年フィンランド生まれ。2000年、アーボ・アカデミー大学(フィンランド・トルク)大学院博士前期課程修了、修士(国際法)。2002年、フンボルト大学(ドイツ・ベルリン)で日本学研究を開始、2014年、立教大学日本文学博士課程後期課程修了、博士(文学)。2014年10月より埼玉大学人文社会科学研究科・准教授(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • まめはち

    2代目團十郎の出演演目リストと参考文献が江戸歌舞伎関連の調べ物をする時の参考になる、たいへん貴重でありがたい一冊。大坂と江戸の劇場経営の違いや控櫓の成立について詳しく紹介されていて勉強になった。ただ、学術書ゆえなのか、芝居小屋を「歌舞伎劇場」とする呼び方が私にはどうもしっくりしなかった。江島生島事件からわかる芝居茶屋と芝居小屋の関係(持ちつ持たれつのwinwinの関係)も興味深い。江島が山村座で見物した生島新五郎の狂言には言及がなかったので、本書に紹介されている参考文献を手掛かりに調べたいと思う。

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