DVD

Carmen: Zambello Pappano / Royal Opera House Antonacci J.kaufmann Amsellem

Bizet (1838-1875)

User Review :4.0
(6)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
UCBD9082
Number of Discs
:
1
Label
:
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD

Product Description

クラシックDVD名盤セレクション2021(初回生産限定)
アントナッチ、カウフマン、パッパーノ/ビゼー:歌劇『カルメン』


カウフマンを世に知らしめた英国ロイヤル・オペラの『カルメン』。今やスーパー・スター・テノールとなったヨナス・カウフマンがスターダムにのし上がるきっかけとなった2006年英国ロイヤル・オペラでの『カルメン』の映像です。アントナッチの官能的なカルメンに、カウフマンの豊かな表現によるドン・ホセ。パッパーノの指揮の下、新演出でも話題となった舞台映像です。(メーカー資料より)

【収録情報】
● ビゼー:歌劇『カルメン』全曲


 カルメン…アンナ・カテリーナ・アントナッチ(メゾ・ソプラノ)
 ドン・ホセ…ヨナス・カウフマン(テノール)
 エスカミーリョ…イルデブランド・ダルカンジェロ(バス・バリトン)
 ミカエラ…ノラ・アムセレム(ソプラノ)
 フラスキータ…エレナ・クサントウダキス(ソプラノ)
 メルセデス…ヴィクトリア・ヴィズィン(メゾ・ソプラノ)
 ダンカイロ…ジャン=セバスティアン・ブ(バリトン)
 レメンダート…ジャン=ポール・フシェクール(テノール)
 スニガ…マシュー・ローズ(バス)
 モラレス…ジャック・インブライロ(バリトン)、他
 コヴェント・ガーデン王立歌劇場管弦楽団&合唱団
 アントニオ・パッパーノ(指揮)

 演出:フランチェスカ・ザンベッロ
 美術:ターニャ・マッカリン
 制作:2006年12月 ロンドン、コヴェント・ガーデン、ロイヤル・オペラ・ハウス(ライヴ)
 映像監督:ジョナサン・ハスウェル

 収録時間:152分
 片面2層/COLOR/NTSC/16:9LB
 音声:1. リニアPCMステレオ、2. DTS 5.1chサラウンド
 字幕:1. 日本語、2. フランス語

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第一幕の前、プレリュードの終りのほうに、...

投稿日:2011/08/14 (日)

第一幕の前、プレリュードの終りのほうに、運命の動機がでてくるところで、営倉の中に入ってカルメンから投げつけられた花を握り締めているホセにスポットライトがあたる。効果的だと思った。この『カルメン』では、ホセの心理の変化(メイクや衣装もそれに合わせて変化していく)がが鍵を握っているからだ。ホセはカルメンの魅力に抗いきれず、愛してしまい、カルメンに執着する。最終的には嫉妬に狂ってカルメンを殺す。カウフマンの演技は大変説得力があり、第二幕で切々と歌う「花の歌」には涙したし。第四幕では、カウフマンの声がスピントなせいか、大変緊迫感があり、手に汗握りながら観た。このプロダクションでカウフマンがブレイクしたのも頷ける。 アントナッチもダンスも上手く、セクシーなカルメンだった。ダンスと言えば、第二幕の「ジプシーの歌」も見もの。 ミカエラのアンセレムも良かったし、エスカミーリョのダルカンジェロもカッコいい。 全体的にもセクシーで官能的な舞台。 

静流 さん | 福岡県 | 不明

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素晴らしい。このカルメンに比べると他のカ...

投稿日:2011/06/11 (土)

素晴らしい。このカルメンに比べると他のカルメンははるかに健康的。このロイヤルオペラのカルメンは大人のためのカルメンであるが、カルメンの本質を一番良く表したカルメンだと思う。それはカウフマンのホセ、ダルカンジェロのエスカミーリョというイケメンとアントナッチがじつに巧みな演出の中で好演技を見せてくれていることに尽きる。特にホセ(カウフマン)のカルメンへの愛に狂ってゆくその有様はメイクを巧みに変えながら、その太い見事な声と相まってものすごい迫力である。3幕のカウフマンの目は完全に狂人の目そのもので、クライマックスへの緊張感をこの上なく高めている。3幕でのこんなホセは見たことが無い。これを受けるアントナッチのカルメンは妖艶でそのあしらいっぷりがカウフマン(ホセ)の嫉妬の炎に油を注ぐ。演出はスペインを意識した全体に赤みがかった暗めの舞台で繰り広げられ、カルメンという物語の大部分を支配する猥雑さ、嫉妬、狂気に良く合っているし、その中での一服の清涼となるミカエラをさらに引き立たせている。酒場でのダンスも切れがあり見て楽しい。

Pollione さん | 東京都 | 不明

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ガランチャのMET盤と前後して入手しまし...

投稿日:2011/03/10 (木)

ガランチャのMET盤と前後して入手しましたが、両者を比較すると私はこちらのコベントガーデン盤の方が好きです。まずホセ役のカウフマンですが年齢を感じさせるアラーニャよりうんと若さを感じさせますし、(実年齢差は6才かな)歌い方も饒舌というよりパワー重視みたいなところがホセのイメージに合っています。カルメン役のアントナッチは確か50才位だと思いますが、年齢を感じさせないどころかカルメンの暗い情熱を十分に感じさせ、歌に緊張感があります。演技、踊りも申し分ありません。是もガランチャより優れているのではと思います。エスカミーリョは凛々しく、ミカエラは可憐に歌います。それらのため第一幕から、終幕までゆるみ無くこのオペラを聞かせ、楽しませてくれます。オケはパッパーノのうまさが目立ます。音楽のアクセント、歌わせ方、オケのドライブ本当に巧みです。2006年収録ですが、昨年の来日時は随分老けて、太ってしまったんですね。映像、舞台、演出は基本的にオーソドックスで安心感がありますし、録音も良い方だと思います。 この盤も解説に出演者のプロフィールが一部しか載っていません。すべてのディスクで充実させ手頂きたく、苦言を呈したいと思います。

ジャック さん | 新潟県 | 不明

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