CD 輸入盤

《アルルの女》組曲、子供の遊び、ほか ケーゲル

ビゼー(1838-1875)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BC94772
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Germany
フォーマット
:
CD

商品説明

ビゼー:組曲《アルルの女》ほか
ヘルベルト・ケーゲル

1986&87年ステレオ録音。そのユニーク過ぎる演奏内容によって、評論家の許光俊氏(慶應大学助教授)から絶賛されながら、Ars Vivendiなるマイナー・レーベルからのリリースゆえに入手困難な状況が続き、なかば幻と化していた注目の音源が、BERLIN CLASSICSからお買い得価格で復活。
 日本中のケーゲル・マニアが国内の中古市場はもちろん、海外にまで手を広げて血眼で捜しているとまで噂された当盤の復活は、まさに慶事というほかありません。

 ― 《アルルの女》 も真に畏怖すべき音楽。《アルルの女》 がこんなにうつろに、こんなに透明に、こんなに感覚的な刺激抜きで、こんなに裸型の精神のように響いたことはなかった。大芸術家が死の前に達した恐るべき境地としか言いようがない。
 弦や木管の奏でる旋律はもはやこの世の音楽とも思われない淡々とした風情、舞曲はブルックナーのスケルツォみたいに抽象的であり、遅い部分はマーラーのようだ。私はこんなにゾッとするような音楽を他に知らない。思い起こせば、実は 《アルルの女》 とは、たまたまある女をみかけたばかりに死ぬはめになるという、どうしようもない業の物語のはずだった。明るく楽しいわけがない ―  (「名指揮者120人のコレを聞け」(洋泉社)から)

、許光俊氏がその著作の中で述べているとおり、演奏内容はまさに孤絶としか形容しようがなく、そのあまりに透徹とした在り様は、過激な表現性がとげとげしいほどだったケーゲル壮年期の姿とも大きく趣を異にするものです。
 一般的な第2組曲では、「パストラール」における沈着な精神性を感じさせる荘重さ、「ファランドール」における澄明なパースペクティヴが印象的。
 さらに素晴らしいのは第1組曲の「アダージェット」。これはもう当CDの白眉と言いたいほどで、そのあまりにも崇高な想念と純化された美感には驚く他ありません。
 名エンジニア、クラウス・シュトリューベンの手になる録音も実に優秀。他に、小組曲《子供の遊び》と、《カルメン》からの4つの前奏曲&間奏曲を収録しています。



"Arlésienne" Suite N°1(18:52)
Prélude (7:13)
Minuetto (3:06)
Adagietto (4:16)
Carillon (4:02)

petit suite "Jeux d'enfants"(11:13)
Marche:trompette et Tambour (2:01)
Berceuse:La poupée (2:39)
Impromptu:La toupie (0:57)
Duo:petit mari, petite femme (3:34)
Galop:Le bal (1:49)

"Carmen" Prelude & Entr'acte (10:23)
Acte I : Prélude (3:26)
Acte II : Entr'acte (1:36)
Acte III : Entr'acte (3:08)
Acte IV : Entr'acte (2:02)

"Arlésienne" Suite N°2(18:13)
Pastorale (6:22)
Intermezzo (4:01)
Menuet (4:21)
Farandole (3:18)

収録曲   

  • 01. L'arlesienne Suiten No. 1 & No. 2
  • 02. Jeux D'enfants
  • 03. Carmen Preludes 1-4

総合評価

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印象がとても強かったのでほとんど「アルル...

投稿日:2016/03/24 (木)

印象がとても強かったのでほとんど「アルルの女」についてです。 まともなアルルはたくさん持っていて、食傷気味なので ユニークなものをと考えて選びました。 結果は思った以上でした。解釈の仕方でここまでの変貌を 見せる音楽という芸術の底知れない恐ろしさまで感じました。 透明な水をたたえた泉をじっと見ていると、意外なほどの深さです。 その深い底に得体のしれない闇を見つけてしまった事があります。 この演奏がまさしくそれでした。 わざとらしさなどはないのにひんやりとした空気を感じるような じんわり来る怖さがあります。 しかし、美しい。透明でもあります。音に角というものを感じない のもこの演奏が気に入ったポイントです。 ファーストチョイスでも構いませんが、これはある程度聴きこんだ 大人のためのアルルかなと思うので星は4つです。 (演奏とか僕の気に入りようは星5つなのですが。) これまでの中では、マルケビッチとセルの演奏がお気に入りです。 他にまだ3つあります。よっぽど好きなのでしょうね。

餡入り堂夏 さん | 兵庫県 | 不明

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発注してからずいぶんと待った。しかし待つ...

投稿日:2013/07/13 (土)

発注してからずいぶんと待った。しかし待つだけの意味は十分にあった。「アルルの女」はもちろん、「カルメン(組曲)」は私が聴いてきた中で最も感銘を受けたものである。アルルもカルメンも、これほどドラマチックな演奏は初めて。とはいえ、リスナーすべてがそう感じるかは分らない。個性的ではある。アルル第1組曲前奏曲冒頭の弦は、実に小気味よくメリハリがある演奏であるが、カラヤンの様な朗々とした感じが好きには方にはなじめないかもしれない。そのトーンと対照的な第2組曲パストラールは大河の様にゆったりと歌い上げられ、「音楽に身をゆだねて流れていく」ことが出来る。しかも第1組曲と第2組曲の間にカルメンと子供の遊びを配置するという心憎い演出がある。素晴らしい。

爺さん さん | 千葉県 | 不明

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実に久しぶりに聴くケーゲルの「アルルの女...

投稿日:2013/01/31 (木)

実に久しぶりに聴くケーゲルの「アルルの女」。第2組曲の間奏曲の中間部が当演奏のクライマックスではないでしょうか。そう、トランペットですよね、あの音は。あそこをケーゲルはいちばん聴いて欲しかったのではないでしょうか。南仏的でもドイツ的でもないケーゲル色が前面に出た名演だと思います。ただしけっして猟奇的などではありませんね。

淳メーカー さん | 愛知県 | 不明

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