パスカル・キニャール

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落馬する人々 最後の王国 7 パスカル・キニャール・コレクション

パスカル・キニャール

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801002258
ISBN 10 : 4801002250
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
335p;20

内容詳細

馬が嘶き、手綱は千切れ、地面に叩きつけられる。生死の境をさまよった末、血だまりのなかで息を吹き返した人間がみた世界―人馬一体の命運を転覆させ、戦争/平和、動物/人間、言語/イメージ、社会/自由の根幹を問い、起源を生き直すための忘我=脱自!

【著者紹介】
小川美登里 : 1967年、岐阜県に生まれる。筑波大学人文社会系准教授(専攻、フランス現代文学)。ジェンダー、音楽、絵画、文学などにも関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    落馬する英雄、馬上での弓なりの姿勢、性交時の姿勢、喰われるヒト、戦争。それらが、ギリシャ、ローマから革命時、近年まで、細切れに語られる。複数回言及されるアグリッパ、ランスロット、カラバッジョやフロイト、ギリシャの哲学者。思索の集合 11.落馬しない英雄。馬上のアルケサスは、トラキア人に馬の下の大地から槍を指し貫かれ、最初のケンタウロスの姿となった 36. セユスが所有した馬に乗った英雄達は死に、マルグリット・ド・ヴァロワと抱擁した男達も死に、彼女はセユスの馬と呼ばれた。後に米国ではファム・ファタルと。

  • いやしの本棚 さん

    いま大事なのは、集団的なものに流されず、独りでいることなんじゃないか…などとぼんやり考えながら手にとった一冊。とても興味深く読んだ。落馬する人、落下して起き上がった人というのが、鬱病を経た著者自身をも含んでいたと解説で知った。印象にのこったのは、『自発的隷従論』を著したラ・ボエシーの引用。「権力を揺るがせなさい、とさえ私はあなたがたに言いません。ただ権力を支持しないでほしい、とだけお願いしているのです」あとキリストの「裁いてはいけない」という言葉の解釈もとても面白かったのだけど、まだ消化できてない!

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