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大都会の愛し方

パク サンヨン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750516738
ISBN 10 : 4750516732
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

光と影が渦巻く大都市ソウル。最低賃金のバイトをしながら、くずみたいな文章を書きなぐって暮らす“俺”は、どれだけ派手に遊んでも、消せない孤独を抱えている。そんな日々のなか、梨泰院のクラブでバーテンダーとして働くギュホと出会い、愛を分かちあう。しかし“俺”には、人に言えない“秘密”がある…。(「大都会の愛し方」)喧騒と寂しさにあふれる大都会で繰り広げられる多様な愛の形。さまざまに交差する出会いと別れを切なく軽快に描く。韓国で新時代の文学として大きな話題を呼んだベストセラー連作小説。

【著者紹介】
パク・サンヨン : 朴相映。1988年、韓国・大邱(テグ)生まれ。2016年「パリス・ヒルトンを探してます」で文学トンネ新人賞を受賞し作家活動を始める。「メバル一切れ宇宙の味」(本書収録)で2019年若い作家賞大賞を受賞するなど、早くも2020年代を代表する新しい韓国文学の“顔”、最も将来が期待される作家の一人と位置づけられている。著書に短編集『知られざる芸術家の涙とザイトゥーンパスタ』(第11回ホ・ギュン文学作家賞受賞、2018年)

オ・ヨンア : 呉永雅。翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大通訳翻訳大学院博士課程修了。2007年、第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。梨花女子大通訳翻訳大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • azukinako

    大都会を隠れ蓑に、軽さを身にまとい、どこか冷めた感じを醸し出しているけれどどこまでも愛の話で喪失の話だから切ない。私は「遅い雨季のバカンス」が好きだな。

  • M H

    都市に生きる同性愛者の男性を語り手に孤独、喪失が刺さる4編の連作。気の合う女友達、愛した人、親。みんな通り過ぎていく。その寂しさに、軽いノリの語り口でもどんどん胸を締め付けられた。誰かを求めるほど、失ったときの傷は深くなる。理解してもらえなくても、それでも求め続けるのだろう。生き辛さに折り合いがつく日が来ることを祈る。

  • りつこ

    映画の原作であることを知らずに読んだ。 4つの連作から成る。 ゲイであることを隠して生きる生きづらさ、唯一無二の友だちとの別離、どうしても断ち切れない恋愛、長い間一緒にいた恋人への想い、人生の行く手を阻んでくるHIV。 都会は人が多くて華やかで友だちにも困らないように見えるけど決してそんなことはなく。 真の友だち、恋人、心を許せる相手を見つけたらその手を離さないようにした方がいいけれど…そうはいかない時もある。 韓国でゲイとして生きるのは日本以上に大変そうだ。 表題作が特に好きだった。

  • 星落秋風五丈原

    大都会で暮らす男性作家の4つの愛の物語。

  • yunyon

    映画を見逃してしまって、ジェヒの姿をキムゴウンちゃんで 脳内再生して、読んだらますます映画を見たくなりました。 著者の写真が、令和ロマンのケムリに似ていて、あー二丁目の橋本環奈の韓国バージョンなのかしらって、勝手に想像していたら、本人が言ってないのに、そんな風に考えてしまうのも、あかんな〜って反省。とはいえ、フィクションにしては、その界隈の描写がとても繊細で緻密。韓国はシスターフッドもすごいし、男同士の兄弟仁義、先輩後輩、友情もすごいし、日本の今どきの若者たちは、暑苦しいし面倒だけど、うらやましいかも。

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