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捕虜 誰も書かなかった第二次大戦ドイツ人虜囚の末路

パウル・カレル

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784059012030
ISBN 10 : 4059012033
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

Uボート乗員の“狼”たち、アフリカ軍団の精鋭、ルフトヴァッフェの撃墜王、そして年端もいかぬ少年兵たち…第二次大戦において、1100万に及ぶ元ドイツ軍人は連合軍の捕虜となり、酷寒のロシアからアフリカの荒野まで、世界各地に設けられた収容所に押し込められた。そして、ある者は地獄のような飢餓と拷問の中に命を落とし、ある者は祖国をめざして大脱走を企てた。敗戦国の将兵が辿る運命を生々しく再現する、パウル・カレルの知られざる最高傑作。

目次 : 第1章 生け捕りにされた狼たち(大西洋で釣り上げられて/ ボウマンヴィルの捕縛事件 ほか)/ 第2章 五大陸での収容所暮らし(オーストラリアの豪邸/ ナイル河畔のテント ほか)/ 第3章 ライン河と大西洋の間で(ライン河畔の牧草地収容所/ 死の谷と第404収容所 ほか)/ 第4章 力は正義より強し(スウェーデンの罪/ ユーゴでの償いの行進 ほか)/ 第5章 ロシアの捕虜(裏切り者にタバコとパン/ モスクワ市中行進 ほか)

【著者紹介】
パウル・カレル : 1911年チューリンゲン生まれ。キール大学などで経済学、哲学、心理学を専攻。第二次大戦中は情報将校として活躍する。戦後はジャーナリスト兼作家として第二次大戦に関するノンフィクションを多数執筆。1997年没

ギュンター・ベデカー : 1933年生まれ。大学で社会学を専攻。卒業後ジャーナリストになり、「ヴェルト・アム・ゾンターク」紙の副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アカ

    前半と後半の違いがすごい。戦争捕虜の体験記、しかもWW2ドイツ兵がメインの本なので当たり前ですが、読むのに精神力がいりました。いろいろ考えさせられます。読み返したいけど、少しずつ気力が充実してる時でないと。

  • スターリーナイト

    2015-71ユーゴの捕虜の扱いは酷い。吐き気がした。

  • VC

    米軍の捕虜収容所もひどかったんだな。ドイツ軍の体験記を読むと、よく東から米軍に投降しようとする兵隊がいるから餓死なんて無かったと思っていた。

  • 同志

    捕虜といえばどんなイメージがあるだろうか? 戦争によりとらわれた兵士は国際法により守られる存在だ だが、現実は厳しく、冷酷に捕虜の時間と命を奪っていく イギリスの捕虜になったドイツ兵の話から本書は始まるが、なかなか平和的な話でほっこりする しかし、ロシア、ユーゴ編では想像を絶する話が登場する。 これはたかだか、73年ほど前に起きた話、祖父の世代の人々が経験した実話なのだ 人は怒り、差別、復讐、イデオロギーの為ならばここまで鬼畜になれるのかと胸が痛む本だが、平和を享受する我らこそ読むべき名作

  • メレディス

    ナチスがしたことが、頭から離れないから、正直、ドイツ人捕虜には感情移入できなかった。

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