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Size 世界の真実は「大きさ」でわかる

バーツラフ・シュミル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784140819678
ISBN 10 : 4140819677
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

私たちの日々の暮らしは、無意識のうちにかなりの程度「サイズ」に規定されている―。人間社会はなぜこれほど大きくなったのか?極端に大きなものや小さなものに接したときどのように感じるのか?黄金比は実在するのか?現代の知の巨人バーツラフ・シュミルが、生物学、経済学、心理学、統計学の知見を駆使し、学際的なアプローチで「サイズ」の謎に迫る新感覚の教養書!

目次 : 第1章 万物の尺度としてのサイズ/ 第2章 錯覚はなぜ起こるのか/ 第3章 黄金比は実在するか?/ 第4章 サイズの実用的なデザイン/ 第5章 スケーリングをめぐる思い込み/ 第6章 代謝スケーリング/ 第7章 平均値とサイズの分布/ 第8章 左右非対称の支配/ 第9章 おわりに―エレクトロニクス時代に向けて

【著者紹介】
バーツラフ・シュミル : カナダのマニトバ大学特別栄誉教授。エネルギー、環境変化、人口変動、食料生産、栄養、技術革新、リスクアセスメント、公共政策の分野で学際的研究に従事。研究テーマに関する著作は40冊以上、論文は500本を超える。カナダ王立協会(科学・芸術アカデミー)フェロー。2000年、米国科学振興協会より「科学技術の一般への普及」貢献賞を受賞。2010年、『フォーリン・ポリシー』誌により「世界の思想家トップ100」の1人に選出。2013年、カナダ勲章を受勲。2015年、そのエネルギー研究に対してOPEC研究賞が授与される。米国やEUの数多くの研究所および国際機関で顧問を務める。日本政府主導で技術イノベーションによる気候変動対策を協議する「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)」運営委員会メンバー

栗木さつき : 翻訳家。慶應義塾大学経済学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat

    技術的進歩による取得と喪失、そして代償。伴って突き進むことによる”飽和状態”のリスク。黄金比などの先入観などが齎す「異」への焦燥、畏怖、混乱。共通・標準に見出す規則性への安心感が、物心両面での歯止めとなる感。非対称の件は過渡期と考え、更なるデータ分析を含めた検証を待つのみという印象。印象的なフレーズ「秩序ある非対称」、字面に夢が滲んでいる気がしてならない。一方、「偏在する数量であり、万物の尺度」は、辞書的で面白みがない。

  • よっち

    私たちの日々の暮らしは無意識のうちにかなりサイズに規定されている。生物学、経済学、心理学、統計学などの知見を駆使しサイズの謎に迫る1冊。人間社会はなぜこれほど大きくなったのか、極端に大きなものや小さなものに接したときどのように感じるのか、錯覚がなぜ起きるのか、黄金比は実在するのか、大きさを巡る思い込み、平均値とサイズの分布など、様々な事例を取り上げながら人がサイズをどう考えているのか、感じることが多いのか、限界が見えてきている大型化や小型化のなかでこれからどういう方向に向かうのかなかなか興味深かったです。

  • CCC

    雑多な情報の寄せ集め感は多少あるが、だからこそどこかには面白いと思える箇所を見つけられる。そんな本かもしれない。個人的には黄金比を否定しているパートが興味を持って読めた。

  • たかぴ

    人体のサイズときたらガリバーの話を通したくなるわな。

  • iwtn_

    世界の基本単位をどれぐらいのサイズにするべきなのかを考えていて、目に止まったので購入。あまり参考にはならなかった。自分にとって目新しい情報も少なく、スイスイ読めた。都市のほうがエネルギー効率が悪いというのは他の本では逆の意見だったが、こっちのほうが新しい情報なので、たぶん真実に近いんだろう。本人が調べているというよりは、色んなところから情報を引っ張ってきてまとめた本。ゲイツが絶賛ということで売れているのだろうか?イノベーションとインベンション気になるのでそちらも読んでみるかも。

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