2008年5月から6月にかけて来日
パリ・オペラ座『ル・パルク』の映像が登場!
2008年5月に来日公演があり話題になったパリ・オペラ座バレエ団の『ル・パルク』のDVDです(収録は1999年、現地でのもの)。キャストは日本公演のものとは異なりますが、ローラン・イレール(1965〜)が特筆すべき美しさと完成度。
内容は、基本的には男女の恋物語。モーツァルトの時代を髣髴とさせる衣装に身を包んで奥ゆかしくデュエットをする男女など、ほれぼれする美しさです。途中にはさまれる水中メガネを装着した庭師という設定の男性陣による群舞は対象的に、映画「マトリックス」のような感じで楽しめます。舞台はシンプルなセットで近代的。それにしてもモーツァルトの音楽の力は偉大で、バレエの音楽としてもこれだけ美しさを発揮するものか、と驚かされます。
バレエ好きの方のみならず、音楽好きの方にも自信をもってお勧めできる1枚です。(キングインターナショナル)
パリ・オペラ座バレエ
・『ル・パルク』
1幕:1. 庭師、2. 異性間の観察、3. アプローチ・ゲーム、4. 出会い
2幕:5. 庭師、6. 柔らかな色香、7 . 欲望、8. 征服、9. 抵抗
3幕:10. 夢/庭師、11. 嘆き、12. 熱情、13. 失神、14. 開放、エピローグ/庭師
振付・演出:アンジュラン・プレルジョカージュ
出演:イザベル・ゲラン、ローラン・イレール、他
音楽:モーツァルト、サウンド・コンポジション、ゴラン・ヴォイヴォダ
使用される音楽:
モーツァルト:アダージョとフーガ ハ短調K.546
6つのドイツ舞曲K.571、ピアノ協奏曲変ホ長調K.449 からアンダンティーノ
ディヴェルティメント第11番ニ長調K.251からアンダンティーノ
交響曲第36番ハ長調『リンツ』K.425からアダージョ、他
収録:1999年、パリ、バスティーユ歌劇場(ライヴ)
・プレルジョカージュへのインタビュー(約10分、英語字幕)
収録時間:本編92分
画面:カラー、16:9
音声:PCM Stereo, Dolby Digital 5.1
NTSC
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解説書(英語、フランス語、ドイツ語)