４４の二重奏曲、ハンガリー民謡集　コカシュ、ケレメン（vn）ユハース（rec）コチシュ（p）

優秀録音
SACDによるバルトーク新シリーズ
若手ケレメン＆コカシュによる44のデュオ、
ベテラン、コチシュもゲスト出演の民謡編曲

SACDハイブリッド盤。最新の研究成果を盛り込んであらたにスタートした、フンガロトンの看板「バルトーク・ニュー・シリーズ」。当アルバムにおけるケレメンとコカシュのように、ハンガリーの若い世代の演奏家を積極的に起用しているのも新シリーズの特色となっています。そのふたりのフレッシュな感性が開花した「44の二重奏曲」。あたらしいヴァイオリンのメソッドを研究していたエーリヒ・ドーフライン博士の依頼で書かれた全4巻の内容は、ほぼすべてがハンガリー、ルーマニアほかの民俗音楽から素材が採られ、あえてオリジナルを損なわない形で書かれているのが特徴。巻が進むに従い、演奏難易度が上がってゆく仕組みになっています。
　ほかに民謡編曲の作品集でピアノを受け持つのはコチシュ。「バルトーク大全集」では若手だったコチシュもいまや押しも押されぬ大ベテラン、時代も変わったものです。（キングインターナショナル）

バルトーク：
�@44の二重奏曲（2Vnのための）BB 104, Sz 98
　カタリン・コカシュ（ヴァイオリン）
　バルナバーシュ・ケレメン（ヴァイオリン）

�Aジェルジョーから（チーク県の3つのハンガリー民謡） BB 45a, Sz 35
　ゾルターン・ユハース（フルヤ　※ハンガリーのリコーダー）
　ゾルターン・コチシュ（ピアノ）

�Bシゲティ編：ハンガリー民謡集（『子供のために』第1、第2巻より7曲） BB 53add
�Cティヴァダル・オルサーグ編：ハンガリー民謡集（『子供のために』第1、第2巻より9曲）BB 109, Sz 42
　バルナバーシュ・ケレメン（ヴァイオリン）
　ゾルターン・コチシュ（ピアノ）

　録音時期：�@2007年9月17-18日、10月29-31日、�A�B�C2007年10月23日
　録音場所：フェニックス・スタジオ
　SACD Hybrid
　CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND