CD

Concerto for Orchestra : Celibidache / Munich Philharmonic +rehearsal

Bartok (1881-1945)

User Review :5.0
(1)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TOCE16011
Number of Discs
:
1
Label
:
Format
:
CD

Product Description

EMIクラシックス名盤999シリーズ(限定盤)
バルトーク:管弦楽のための協奏曲+リハーサル
チェリビダッケ&ミュンヘン・フィル


目から鱗が落ちる様な面白さに満ちた『オケコン』。オーケストラをこの上なく精緻にコントロールするチェリビダッケの特質が最もよく味わえるアルバムともいえそうです。併録されたリハーサル風景も貴重。(EMI)

【収録情報】
1. バルトーク:管弦楽のための協奏曲 Sz.116
2. バルトークのリハーサルより

 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
 セルジウ・チェリビダッケ(指揮)

 録音時期:1995年3月20日(1)、1995年3月10日(2)
 録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー
 録音方式:デジタル(ライヴ)

Track List   

Customer Reviews

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不協和音がこれ程調和するとは!バルトークのオケ...

投稿日:2013/09/03 (火)

不協和音がこれ程調和するとは!バルトークのオケコンといえば、徹頭徹尾不協和音と変則拍子に支配された曲だ。つまり、どんなに上手くやろうとしても、どうしても雑音の塊に陥りがちな難曲中の難曲だ。はっきり言って型破りな曲である。ところがチェリビダッケときたら、そんな不協和音すらも調和させてしまうのだ!歌舞伎役者、中村勘三郎は「型破り」について、「型破りとは、始めからハチャメチャをやることではない。型を熟知したうえで、敢えて踏み外すから、型破りなのだ」という。不協和音も、和音のバランスを熟知したうえで、敢えて踏み外しているのであって、そこには周到な計算があるはずなのだ。不協和音にも純然たるコスモスがあるのだ。不協和音が雑音とは全く異なるものであること、それ以上に、純然たる和音もバランスが崩れれば雑音になるという、音楽の根幹に至る哲学を、この演奏は教示してくれる。但し、上記の評価はあくまで輸入盤の評価。EMIの国内盤は往々にして指揮者の意図を逆撫でするような悪趣味なリマスタリングをするので、買う前から願い下げである。現在、輸入盤ボックスが限定ながら廉価で入手出来るから、聴くなら断然そちらを薦める。

遊悠音詩人 さん | 埼玉県 | 不明

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