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6 Cello Suites : Fournier (Tokyo 1972)(2CD)

Bach (1685-1750)

User Review :4.0
(2)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
TFMC1010
Number of Discs
:
2
Label
:
:
International
Format
:
CD
Other
:
Import

Product Description

LPで発売された
フルニエの無伴奏全曲1972年ライヴが
気品ある最良の音質でCD版が遂に復活!


演奏も最高でいつもの気品を保ちながら曲を追うごとに盛り上げる様子は、ライヴならではの迫力。さすがフルニエの無伴奏! と語り継がれてきただけのことはございます。音質も万全でFM東京の録音陣の技術力に驚くばかり。CDでは久々の発売!

「音楽を愛する、とりわけ私の父のことを知らない世代の皆さん。当ライヴ録音は、クラシックの美と、沸き起こる興奮を結び合わせ、情感、力感、構成力の真髄がつまっています。そして日本の皆様はこの素晴らしい演奏家を記憶にとどめることでしょう。父、ピエール・フルニエを。彼は1954年に初めて日本を訪れ、その後も日本のファンをいつも身近に感じていたのでした。父の誠実さ、気高さ、勇気は好評を博したこの東京公演で永遠となりました。激しさと美しさをあわせもつ父のサウンドを、見事に復元したこのディスクに喜びを感じます」
(ジャン・フォンダ・フルニエ)

ピエール・フルニエは1906年6月24日、パリ生まれ。父は軍人で、コルシカ島総督、母はピアニスト。母の手ほどきによりピアニストを志しますが、小児マヒのため右足が不自由になったことから、9歳でチェロに転向。パリ音楽院に学び、1924年、18歳でデビュー。1930年代には独奏者として名声を確立、ドイツでも高く評価されました。第2次世界大戦中にはパリにとどまって、母校で指導にあたっています。戦後は演奏会だけでなく、各社のレコードにおいても人気を獲得、アメリカ、ロシアなど、国境を越えて活躍しました。1970年にはパリからジュネーヴに居を移し、以後はここを本拠としました。1986年1月8日同地で死去。最後の来日は1981年。(キングインターナショナル)

【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲全6曲


Disc1
● 組曲第1番ト長調 BWV.1007
● 組曲第5番ハ短調 BWV.1011
● 組曲第3番ハ長調 BWV.1009

Disc2
● 組曲第4番変ホ長調 BWV.1010
● 組曲第2番ニ短調 BWV.1008
● 組曲第6番ニ長調 BWV.1012

 ピエール・フルニエ(チェロ)

 録音時期:1972年3月2日(Disc1)、3月4日(Disc2)
 録音場所:東京、虎ノ門ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
 AAD
 ディスクは国内プレスとなります。


アナログ・マスター・テープの音情報をダイレクトに音盤化するため、デジタル機材による整音や、ノイズ・間接音の除去を敢えておこなわず、16bit/ 44.1KHzに、そのままテープの音を落とし込んでCD化。その結果、当たり前といえば当たり前ではありますが情報量は最大となり、遠近大小の間接音がまるごと存在するため音の質感も野太く、個々の楽器の解像感もリアルでナチュラルという見事なサウンドを楽しむことができるようになりました。
 これはTOKYO FMのマスター・テープの保存状態が良好だったからこそ実現したもので、元の状態に問題さえ無ければ、そのままが最も望ましいということを改めて示す結果ともいえると思います。高解像度な環境で味わいたい優秀なライヴ録音です。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

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演奏、録音とも期待してSACDシングルレイヤ...

投稿日:2019/06/19 (水)

演奏、録音とも期待してSACDシングルレイヤー盤を購入して早速視聴しました。 演奏はフルニエらしさを発揮した名演で、東京ライブの貴重な記録としてもその意義は大きいと思います。端正なスタジオ録音盤も名演ですが、それとは雰囲気が異なります。  さて録音は、少し再生レベルを上げると、ホールの空調音のような風圧を感じる低周波音がずっとあり、原因は不明ですがSN比の良い録音とはいえません。 ライブの宿命である咳などは当然として、この低周波音は当事のホール固有の音なのか、録音上の問題なのかはわかりませんが、少なくともSACDの高音質を期待して購入した者としては残念です。このため演奏は5点、録音は3点、平均して★4としました。

karajan さん | 東京都 | 不明

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強靭な集中力を感じさせる演奏です。ライブ...

投稿日:2019/04/19 (金)

強靭な集中力を感じさせる演奏です。ライブならではの微かな揺らぎに脅かされる可能性が全くない、音楽の塊のようなものが静かに確固として存在し続けています。その力に圧倒され、ー耐えきれなくなって咳をする聴衆が何人もいます。(尤も当日の東京が最低気温が0℃−3℃という寒さだったことも関係あるかもしれませんが)また、このディスクの音響はオンマイクで眼の前に定位している感じになりますが当時の虎ノ門ホールの音を残したという意味でも貴重でしょう。

S さん | 熊本県 | 不明

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