CD 輸入盤

平均律クラヴィーア曲集全曲 ダニエレ・ボッカッチョ(オルガン)(4CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
BRL95157
組み枚数
:
4
レーベル
:
:
Holland
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


バッハ:平均律クラヴィーア曲集全曲(4CD)
ダニエレ・ボッカッチョ(オルガン)


バッハの平均律には楽器指定が無いため、ピアノ単独、チェンバロ単独での主流派演奏のほか、クラヴィコードでの演奏や、ピアノとチェンバロ、オルガン、フォルテピアノなどを弾き分けた演奏までさまざまな録音がおこなわれてきました。背景には、長大な曲集を多彩な音色で表現しようという意図があるものとも思われますが、そうした趣旨にふさわしいものとしては、数多くのストップを備えたパイプ・オルガンによる演奏が挙げられます。
 たとえば、フランスのオルガニスト、ルイ・ティリによる演奏は、冒頭の前奏曲第1番での色彩的で軽快な演奏から新鮮で、速めのテンポで繰り出されるアルペッジョでは、多彩なストップを備えたオルガンならではの美しさを聴かせる一方、一部のフーガなどではペダル鍵盤も駆使した荘厳な響きをつくりだして圧倒的な存在感を示してもいました。
 今回の演奏は、イタリアのオルガニストでチェンバリストのダニエレ・ボッカッチョによるものです。ボッカッチョは1967年にイタリアのピサに誕生。5歳から父に手ほどきを受け、18歳でノアーレ国際オルガン・コンクールで優勝、フィレンツェ・ケルビーニ音楽院でオルガンとオルガン作曲でディプロマを得て卒業し、その後はウィーンなどで古楽の研鑽を積み、現在はオルガニスト、チェンバリストとして活躍しています。
 当アルバムの演奏は、パドヴァの聖アントニオ・アバーテ教会のオルガンを用いておこなわれたもので、2015年4月に第1巻、2016年1月に第2巻がセッションを組んでレコーディングされています。(HMV)


【収録情報】
J.S.バッハ:
● 平均律クラヴィーア曲集第1巻 BWV.846-869
● 平均律クラヴィーア曲集第2巻 BWV.870-893

 ダニエレ・ボッカッチョ(オルガン/ Francesco Zanin Organ 2006)

 録音時期:2015年4月22-25日(第1巻)、2016年1月8-11日(第2巻)
 録音場所:イタリア、Sant Antonio Abate, Padova
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

ユーザーレビュー

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これはとてもいい演奏です。確かにHMVの商...

投稿日:2020/01/31 (金)

これはとてもいい演奏です。確かにHMVの商品説明にあるように、クラヴィーアとは鍵盤楽器の総称ですから、平均律クラヴィーア曲集は、楽器の指定はないことになります。チェンバロでもピアノでも、このディスクのようにパイプオルガンでも間違いではないことになります。ただ、バッハの時代はピアノはまだ発展途上であり、オルガンは弦を弾いたり叩いたりして音を出す鍵盤楽器ではないので、チェンバロで演奏されることを想定していたのではないでしょうか。でもオルガンで聴くバッハの平均律クラヴィーア曲集も本当にすばらしいです。ピアノ、チェンバロ、オルガン三種類の聴き比べもまた楽しいですね。

音楽大好き さん | 東京都 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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