CD 輸入盤

マタイ受難曲 ジョン・エリオット・ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団(2016)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SDG725
組み枚数
:
2
レーベル
:
Sdg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、モンテヴェルディ合唱団 2016年最新録音!
満を持して挑んだコンサート・ツアーを締めくくった最高のライヴを収録!


ガーディナーが『マタイ受難曲』を再録音しました。アルヒーフに録音したのが1989年、古楽器演奏の記念碑的名盤として聴き継がれています。今回約30年ぶりに録音され、『マタイ受難曲』の演奏史に新たな1ページを刻むアルバムが誕生しました。
 ガーディナーとモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツは2016年3月バレンシアを皮切りに6カ月間16回の『マタイ受難曲』ツアーを行いました。この録音はそのツアーの締めくくりとなったアニマ・ムンディ・フェスティヴァルでのライヴ演奏を収録したもの。ピサ・ロマネスクの代表建築であるピサ大聖堂で行われ、まるで天から舞い降りてくるような豊かな残響に包まれます。ガーディナーは、最終的に録音に向かうこのツアーにあたってリハーサル・ノートを書いており、それはアルバムのブックレットに掲載されています(欧文)。2016年2月5日から始まったツアー・リハーサルから開始され、数か月にわたって書き記されており、非常に興味深い内容となっています。
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツとモンテヴェルディ合唱団は、ガーディナーの求める音楽を生み出すための完璧な演奏、ソリスト陣の高水準の歌唱、そのどれをとっても生き生きと音楽が流れ出します。さらにエヴァンゲリストを務めたジェイムズ・ギルクリストの美声、カリスマ性が音楽に推進力を与えています。ソリスト陣9名はアリアはもちろんのこと合唱パートも歌い、若手中心の布陣ながら清々しい演奏を聴かせてくれています。ガーディナーは、特別なアプローチを狙うのではなく、バッハのスコアからしっかりと音楽を読み取り、そのバッハの情熱の中で最大限に想像力を働かせステージで披露することが、『マタイ受難曲』の演奏には必要だと語っています。(輸入元情報)

【収録情報】
● J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244


 ジェイムズ・ギルクリスト(テノール/エヴァンゲリスト)
 シュテフェン・ローゲス(バス/イエス)
 ハナ・モリソン(ソプラノ)
 ゾーエ・ブルックショウ(ソプラノ)
 シャルロッテ・シュリー(ソプラノ)
 レジナルド・モブレー(アルト)
 エレノア・ミニー(アルト)
 ヒューゴ・ハイマス(テノール)
 アシュリー・リッチーズ(バス)
 アレックス・アシュワース(バス)
 ジョナサン・セルズ(バス)
 モンテヴェルディ合唱団
 トリニティ少年合唱団
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(リーダー:カティ・デブレツェニ)
 サー・ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音時期:2016年9月22日
 録音場所:イタリア、トスカーナ州、ピサ大聖堂
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

収録曲   

ディスク   1

  • 01. Kommt, Ihr Tchter, Helft Mir Klagen
  • 02. Da Jesus Diese Rede Vollendet Hatte
  • 03. Herzliebster Jesu, Was Hast Du Verbrochen
  • 04. Da Versammleten Sich Die Hohenpriester
  • 05. Du Lieber Heiland Du
  • 06. Bu Und Reu
  • 07. Da Ging Hin Der Zwlfen Einer
  • 08. Blute Nur, Du Liebes Herz
  • 09. Aber Am Ersten Tage Der Sen Brot
  • 10. Ich Bin's, Ich Sollte Ben
  • 11. Er Antwortete Und Sprach
  • 12. Wiewohl Mein Herz in Trnen Schwimmt
  • 13. Ich Will Dir Mein Herze Schenken
  • 14. Und Da Sie Den Lobgesang Gesprochen Hatten
  • 15. Erkenne Mich, Mein Hter
  • 16. Petrus Aber Antwortete
  • 17. Ich Will Hier Bei Dir Stehen
  • 18. Da Kam Jesus Mit Ihnen Zu Einem Hofe
  • 19. O Schmerz, Hier Zittert Das Gequlte Herz
  • 20. Ich Will Bei Meinem Jesu Wachen
  • 21. Und Ging Hin Ein Wenig
  • 22. Der Heiland FLLT Vor Seinem Vater Nieder
  • 23. Gerne Will Ich Mich Bequemen
  • 24. Und Er Kam Zu Seinen Jngern
  • 25. Was Mein Gott Will, Das G'scheh Allzeit
  • 26. Und Er Kam Und Fand Sie Aber Schlafend
  • 27. Ach! Nun Ist Mein Jesus Hin
  • 28. Die Aber Jesum Gegriffen Hatten
  • 29. Mir Hat Die Welt Trglich Gericht
  • 30. Und Wiewohl Viel Falsche Zeugen Herzutraten
  • 31. Mein Jesus Schweigt Zu Falschen Lgen Stille
  • 32. Geduld!
  • 33. Und Der Hohepriester Antwortete
  • 34. Wer Hat Dich So Geschlagen

ディスク   2

  • 01. Petrus Aber Sa Drauen Im Palast
  • 02. Erbarme Dich
  • 03. Bin Ich Gleich Von Dir Gewichen
  • 04. Des Morgens Aber Hielten Alle Hohepriester
  • 05. Gebt Mir Meinen Jesum Wieder
  • 06. Sie Hielten Aber Einen Rat
  • 07. Befiehl Du Deine Wege
  • 08. Auf Das Fest Aber Hatte Der Landpfleger
  • 09. Wie Wunderbarlich Ist Doch Diese Strafe
  • 10. Der Landpfleger Sagte
  • 11. Er Hat Uns Allen Wohlgetan
  • 12. Aus Liebe Will Mein Heiland Sterben
  • 13. Sie Schrieen Aber Noch Mehr
  • 14. Erbarm Es Gott
  • 15. Knnen Trnen Meiner Wangen
  • 16. Da Nahmen Die Kriegsknechte
  • 17. O Haupt Voll Blut Und Wunden
  • 18. Und Da Sie Ihn Verspottet Hatten
  • 19. Ja! Freilich Will in Uns Das Fleisch Und Blut
  • 20. Komm, Ses Kreuz
  • 21. Und Da Sie An Die Sttte Kamen Mit
  • 22. Ach Golgatha, Unsel'ges Golgatha
  • 23. Sehet, Jesus Hat Die Hand
  • 24. Und Von Der Sechsten Stunde An
  • 25. Wenn Ich Einmal Soll Scheiden
  • 26. Und Siehe Da, Der Vorhang Im Tempel Zerri
  • 27. Am Abend, Da Es Khle War
  • 28. Mache Dich, Mein Herze, Rein
  • 29. Und Joseph Nahm Den Leib
  • 30. Nun Ist Der Herr Zur Ruh Gebracht
  • 31. Wir Setzen Uns Mit Trnen Nieder

ユーザーレビュー

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感動した。一気に聴き終えて再度聴きたくな...

投稿日:2018/05/13 (日)

感動した。一気に聴き終えて再度聴きたくなったほどの素晴らしい演奏だ。ガーディナーは2000年のカンタータ巡礼でテキストを充分に読み込む事が如何に大切かを知ったようだが、このマタイは、正に、歌詞が音楽を奏で、音楽が歌詞を語る演奏だ。この演奏が最大公約的であるとか平均的であるとかという意見もあるようですが、これだけ、歌詞に踏み込んだ演奏は稀であると断言したい。歌詞を熟読して再度聞いて頂きたいものだ。最後になったが旧友の市瀬礼子がガンバで参加しているのも嬉しい。

a pilgrim さん | 東京都 | 不明

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最大級の絶賛を呈する宣伝とレビューに動か...

投稿日:2017/10/18 (水)

最大級の絶賛を呈する宣伝とレビューに動かされ、またGardinerの新録音を購入してしまいましたが、予想通りが半分、予想外が半分、といったところでしょうか。予想通りなのは、合唱団としてもはや歴史的に越えるもののない伝統を誇る、モンテヴェルディ合唱団の演奏が手堅くまとまりがよいこと、さらにGardinerの演奏がやはり手堅く、誰にも文句のつけられないような最大公約数的、優等生的演奏であること。従って、どんなにまずい時でも平均的演奏以下に落ちることはまずあり得ません。しかしながら、それは同時にやりつくされ、型に嵌まった再現に傾く危険と裏腹で、実際この演奏からは新鮮さや緊張はほとんど感じられず、「ああ、またいつものマタイだな」という印象です。この西洋音楽史上の最高傑作であると同時に最大の問題作において、聴き手を新たに揺さぶってくる要素は極めて少ない演奏なのです。予想外なのは、ライブであることも大きいかも知れませんが、この超一流演奏者にして、ここまでに、というくらい演奏に粗さが目立つことで、合唱やソロのリズムが揃わないこと、バランスが崩れることが非常に多いことで、これは10年以上前のヨハネのライブを上回ります。ライブだけに非常に激しい場面の盛り上げは意図的に行われていますが、反面粗さが目立つために、何か非常に締まらないだらっとした印象を受ける場合が多いのです。ライブ会場ならこのような激しいけど粗い演奏も、感動に結びつくのかも知れませんが、CDとして聴いてみると素直に感銘を受けるのは難しいです。自分は決してGardinerのファンではなく、若い頃のGardinerのMonteverdiやBach演奏にみる、非常に鋭角的で前のめりなリズムがバロック音楽のものとしてはやや独特過ぎるようで馴染めませんでしたが、生命力に富んだ精緻で隙の無い演奏は、やはり替え難いものであったと思います。この10年くらいのGardinerの演奏は、上記の独特の「くせ」が影を潜め、どんなBachファンにも違和感のないような普遍的(常識的?)な外観をみせるようになった反面、次第に次第に演奏の精緻さ、厳しさは後退し、可もなく不可もない「型に嵌まった」平均的な演奏になっていくように思えます。偏見と言われればそれまでですが、やはり「老い」という言葉を思い浮かべざるを得ない、と言うのが正直な感想です。公平にみて、マタイの数ある演奏の歴史では、特筆するところのない、平均的な出来、というところではないでしょうか。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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ガーディナーによるバッハのマタイ受難曲。...

投稿日:2017/02/21 (火)

ガーディナーによるバッハのマタイ受難曲。正直マタイ受難曲程の作品になればリヒターやメンゲルベルク、アーノンクール等名盤に事欠かないし、実際作品があまりに素晴らしいので演奏についてどれがベストなのかを論じるのは愚かな事ですらあるが、この演奏は数ある名盤の中でも非常に印象に残るものとなった。ライブ録音が故に音楽の流れが良く、集中度が極めて高い演奏である。相変わらずテキストに対してのアプローチが本当に素晴らしい。2011年のモテットの録音位からモンテヴェルディ合唱団は若返り、透明度の高い表現と劇的な表現に加え音符がまるで生き物の様に動き踊り出す様な弾力のあるサウンドが備わった。人によっては荒々し過ぎると感じる場面もあるだろうが、旧盤の美しいけど食い込みが足らない感じは全くない。イングリッシュ・バロック・ソロイスツもキビキビとした潤いのアンサンブルが素晴らしい。ソリストは旧盤の方がスター歌手が多かったから安心して聴いていられたが、今回はエヴァンゲリストとイエス意外はソリストも全員コーラスを歌っていて、ある意味聴いていてスリリングだが、そこがまた良いと感じられた。エヴァンゲリストのギルクリストは個性的な歌声だが、知的でありながら人間味のある歌唱がとても新鮮に聴こえ楽しめる。マタイ受難曲、新たな名盤の誕生であり、ガーディナーの益々の充実ぶりが伺える。次は一体何が飛び出すだろうか...。

singet225 さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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