SACD

バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番、第3番、イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番、第4番 ジョセフ・リン

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
NF53002
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

バッハとイザイ〜円を描く音楽の旅(SACD)
ジョセフ・リン

『魂のシャコンヌ〜和声を介した連続の旅』(NF63001)につづく、ジョセフ・リンの『バッハとイザイ〜円を描く音楽の旅』の録音が、音響の良さで定評のある、すみだトリフォニーホールで2007年の2月に行われました。バッハとイザイの無伴奏を組み合わせた全曲録音シリーズは、世界初の試みと思われますが、リンはこの録音のためにだけ来日し、万全の体制で3日間のセッションに臨みました。
すぐれた演奏家は、ホール空間を活かしきる耳と感性を持っているといいます。ジョセフ・リンがまさにそれで、彼はヴァイオリンだけではなく、ホールを弾いているといっても過言ではありません。録音はその一部を一般にも特別に公開しましたが、世界の名ホールにもひけをとらない音響を誇る、すみだトリフォニーホールは至福の時で満たされました。(ファインNF)

このアルバムはハイブリッド・タイプのSACDなので、通常CDのステレオ音声のほか、SACDのステレオ音声、SACDのマルチチャンネル音声(5.0ch.)という3つの音声が収録されています。
 直接音の切れ味、楽器の音の細密な描写を味わうのであれば2チャンネル・ステレオが、ホールに響く全体の雰囲気を味わうにはマルチチャンネルが適しているとよくいわれますが、それらを聴き較べて楽しむのもハイブリッドSACDならではの楽しみと言えるでしょう。

・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006
・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調(J.ティボーに)
・バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002
・イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調(F.クライスラーに)
EXTRA TRACK(CD層のみ)
・盛宗亮(ブライト・シェン):小河淌水(The Streame Flow)より
 ジョセフ・リン(vn)
 録音:2007年2月8-10日 すみだトリフォニーホール(東京)
 SACD Hybrid
 DSDマルチ・チャンネル録音
 SFネイチャー・サラウンド
 CD 2.0/ SACD 2.0/ SACD 5.0

【ジョセフ・リン Joseph Lin】
中国(台湾)系アメリカ人。1978年アメリカ合衆国メンフィスに生まれる。4歳からヴァイオリンをはじめ、ジュリアード音楽院プレカレッジ(シャーリー・ギブンスに師事)から、名門ハーバード大学で比較宗教学を学び優等で卒業、2004年にはフルブライト奨学金を得て中国音楽学院で古琴を中心に中国音楽を研究するなど、特異なキャリアを持つ音楽家。
 1996年,コンサート・アーティスト・ギルド国際(ニューヨーク)、2001年マイケル・ヒル国際のなどのコンクールで第1位受賞、マールボロー音楽祭で共演した内田光子、タングルウッド音楽祭で協演した小澤征爾、リンと同じくハーバード大出身のヨーヨー・マからも、若手のホープとして期待を集める新星。日本には2001以降毎年のように訪れ、数多くのリサイタルの他、新日フィルや札響などとも共演している。ソロ活動と平行して室内楽にも力を注ぎ、台湾系アメリカ人4人で結成したフォルモサ四重奏団は、昨年(2006年)4月に開催された、第10回ロンドン国際弦楽四重奏団コンペティションで優勝(過去タカーチ、ハーゲン、ヴァンヴァーグ、アトリウムなどが優勝者)、活動の場がヨーロッパにも広がりつつある。優勝直後にEMIデビュー・シリーズでの収録が行われ、2007年1月には世界発売された。リンは、近年教育にも力を注いでいて、北京で定期的にワークショップを開催。北米の名門コーネル大学音楽科助教授(ヴァイオリン)に任命され、2007年8月末より就任予定。(ファインNF)

収録曲   

  • 01. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 Bwv 1006
  • 02. イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調(J.ティボーに)
  • 03. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 Bwv1002
  • 04. イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第4番ホ短調(F.クライスラーに)

-Extra Track (CD層のみ)-

  • 05. 盛宗亮(ブライト・シェン):小河淌水(The Streame Flow)より

ユーザーレビュー

総合評価

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あまり名の知られていないジョセフ・リンだ...

投稿日:2010/05/12 (水)

あまり名の知られていないジョセフ・リンだが、稀有な才能だ。魂の純粋さが音になったような清澄な響きには一瞬で心を奪われてしまう。音楽に対するひたむきさと喜びに溢れている。特にイザイは伸びやかな音色が至福の旅へと聴き手を誘う。こういう人こそが本当の音楽家なのだと思える。価格は高いが、演奏はもちろん音も素晴らしく、私には十二分の値打ちがあった。

chopianism さん | 北海道 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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