SACD 輸入盤

カンタータ集第15集(第52、60、116、140番) クイケン&ラ・プティット・バンド

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ACC25315
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド,輸入盤

商品説明

S.クイケン&ラ・プティット・バンド
巨匠の意欲あふれる人気シリーズ最新盤
J.S.バッハ:カンタータ集 Vol.15


シギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドによる大好評のカンタータ集シリーズ、待望の最新盤! 高音質SACD Hybrid盤での発売になります。
 OVPP(One Voice Per Part=各声部を1人が担当する方式)を採用し、歌唱方法や楽器の編成などにもかなりのこだわりを見せるS.クイケンの意欲シリーズとして注目を集めてきた本シリーズですが、全20集を予定とするうち、早くも第15集の発売を迎える運びとなりました。
 今回収録されているのは、待降節の直前、第23、24、25、27の日曜日に歌われる教会カンタータ。第1曲目のシンフォニア冒頭から、ラ・プティット・バンドの洗練された器楽伴奏にぐっと惹き込まれます。ストリングスの瑞々しい響き、滑らかなフレージング、柔らかくも存在感のあるホルンの煌びやかな音色も溜息ものの美しさ。ソプラノの独唱が殆どを占める牧歌的なカンタータ『いつわりの世よ、われ汝に頼らず』では、第13、14集に引き続いての登場となるソ・イェリの柔和な歌声が、清廉な器楽伴奏と共に爽やかなハーモニーを聴かせています。2曲目の『おお永遠よ、汝恐ろしき言葉』は、恐怖(アルト)・希望(テノール)・神の声(バス)がそれぞれ織り成す二重唱が聴き所ですが、小編成ならではのクリアな音世界が歌手たちのアンサンブルをより鮮やかに引き立てているように感じられます。シリーズ初期からお馴染みのペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)、クリストフ・ゲンツ(テノール)、ヤン・ファン・デア・グラッベン(バス)ら名手3人のソロも素晴らしく、濃密なアンサンブルを展開。今回も、クイケンは演奏方法や解釈に関する丁寧な注釈をブックレットに載せており、2004年から開始した本シリーズに対する変わらぬ熱意を感じることが出来る渾身のアルバムに仕上がっています。(キングインターナショナル)

【収録情報】
J.S.バッハ:カンタータ集第15巻〜待降節直前、第23、24、25、27日曜日のカンタータ集〜
・『いつわりの世よ、われ汝に頼らず』 BWV.52
・『おお永遠よ、汝恐ろしき言葉』 BWV.60
・『汝平和の王、主イエス・キリスト』 BWV.116
・『目覚めよ、と呼ぶ声あり』 BWV.140

 ソ・イェリ(ソプラノ)
 ペトラ・ノスカイオヴァ(アルト)
 クリストフ・ゲンツ(テノール)
 ヤン・ファン・デア・グラッベン(バス)
 ラ・プティット・バンド
 シギスヴァルト・クイケン

 録音時期:2011年12月5-6日
 録音場所:ベルギー、シント=トロイデン、Beguinenhofkerk
 録音方式:ステレオ(デジタル)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

収録曲   

  • 01. Sinfonia
  • 02. Falsche Welt, Dir Trau Ich Nicht!
  • 03. Immerhin, Immerhin
  • 04. Gott Ist Getreu!
  • 05. Ich Halt Es Mit Dem Lieben Gott
  • 06. In Dich Hab Ich Gehoffet, Herr
  • 07. O Ewigkeit, Du Donnerwort
  • 08. O Schwerer Gang
  • 09. Mein Leztes Lager Will Mich Schrecken
  • 10. Der Tod Bleibt Doch Der Menschlichen Natur Verhasst
  • 11. Es Ist Genug, Wenn Es Dir Herr
  • 12. Du Friedef・st, Herr Jesu Christ
  • 13. Ach, Unaussprechlich Ist Die Not
  • 14. Gedenke Doch, O Jesu
  • 15. Ach, Wir
  • 16. Ach, Lass Uns Durch Die Scharfen Ruten
  • 17. Erleucht Auch Unser Sinn Und Herz
  • 18. Wachet Auf, Ruft Uns Die Stimme
  • 19. Er Kommt, Er Kommt
  • 20. Wenn KヨMMST Du
  • 21. Zion HヨRT Die W臘hter Singen
  • 22. So Geh Herein Zu Mir
  • 23. Mein Freund Ist Mein
  • 24. Gloria Sei Dir Gesungen

ユーザーレビュー

総合評価

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現在S.Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bach...

投稿日:2013/01/31 (木)

現在S.Kuijken/La Petite BandeのJ.S.Bach演奏の日本発売が無い事は、日本の多くのBachファンにとって不幸なことではないでしょうか...。Bachの作品は、そのリズム、テンポ、音色、フレージングに至るまで、全ての要素が有るべきバランスの上にはめ込まれた時に初めて真の魅力を発すると思いますが、そのバランスを実現するのはとてつもなく難しい。S.Kuijkenは、前のマタイ・ヨハネ両受難曲の名演奏において、歴史上、晩年のLeonhardtのみがなし得ていた、Bach声楽演奏における理想的なバランスのレベルに近づきつつあることが伺われましたが、このカンタータ集の最新盤も、目立たないながらそれをはっきり確認するものとなっています。有名無名が入り混じるカンタータ各曲において、どの瞬間においても至適なテンポ・リズム・声楽と器楽の理想的なバランスがとられ、どんな些細な響きをとってもこれ以外にあり得ない、無駄を一切そぎ落とした、簡素でありながら充分な音空間が実現している。当然OVPPによっていますが、このぎりぎりの編成もS.Kuijkenのこの理想的な音空間を実現するのに、必須とは言わないまでも、大いに貢献している。特筆すべきはこのような全ての要素がバランスをとれた空間においては、おそらく若手中心でスター不在の演奏者であっても演奏の輝きに何ら不足を感じず、よく言われるようなアルトが不満だとか、テノールが今一歩だ、などを感じさせる瞬間は一切ありません。ただしLa Petite Bandeはこの盤においても、おそらく現在進行中あるいは過去のBachカンタータプロジェクトの器楽演奏全てと比較しても、圧倒的に群を抜いた演奏をみせているのも確かです。CDのラストに置かれた140番の想像を絶する美しさは、過去現在のあらゆる他の演奏ともレベルを異にする素晴らしいもので、正直あまりの純な美しさに感動して涙を抑えられませんでした。J.S.Bach教会カンタータの真正な魅力を明らかにする、歴史上稀に見るプロジェクト.....どうか一曲でも多く、録音して欲しいと切に願います。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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