バシル・ヘンリ・リデル・ハート

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第一次世界大戦 下

バシル・ヘンリ・リデル・ハート

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784120031007
ISBN 10 : 4120031004
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2001
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

勝敗を分けたのは作戦力か、技術力か、それとも…。第一次世界大戦の真実を、欧州の著名な戦略史家ハートが検証し分析した戦記ノンフィクション。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • skunk_c

    下巻はおまけが多く本文は5/3程度。三国協商側の反撃によって戦況が逆転したというより、ドイツ側が攻勢に出て、これがかえって自らを苦しくした様相が詳細に語られる。攻め落とした街でワインで酩酊していたとは!著者の主張は成功する作戦は奇襲であることと、兵士を無駄に殺す作戦に対する厳しい批判(例えばフォッシュ)だが、もちろん後付けの面は強い。しかし後者に関して物量というものを利用して次の大戦を戦ったのが、この大戦の終盤に参戦したアメリカで、学ばなかったのがこの大戦で漁夫の利を得た日本というのは歴史の皮肉だろう。

  • 富士さん

    再読。基本はひとつひとつの戦況を中心に戦争の推移をたどったものですが、反総力戦のイデオローグ、熱心な孫子ファンらしい著者の思想が一貫して現れる歴史著述でした。その根底には、なぜ自分たちの世代は死ななければならなかったのか?という問題意識と、それをもたらしたものとしての近代的な秩序を基礎とした盲目的な集団主義や官僚主義を嫌悪する自由主義者としての価値観が流れているのを感じます。一見無味乾燥な内容に惑わされますが、よく読むとその内実はかなり熱い想いが語られており、名著と呼ぶにふさわしいものだと思いました。

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