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この世からすべての「ムダ」が消えたなら 資源・食品・お金・時間まで浪費される世界を読み解く

バイロン・リース

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784826902595
ISBN 10 : 482690259X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰もが「ムダ」を嫌うのに、どうして世界は「ムダ」であふれているのか?
資源・食品・お金・時間まで、世界にあふれるやっかいな問題を読み解く鍵は「ムダ」にあった!

・レジ袋の有料化には効果があるのか?
・リサイクルするorしない、どちらがエコな選択なのか?
・地産地消で本当にコストを減らせるのか?

良かれと思った行動がムダを生み、ムダにしか見えないものが価値を生む。
私たちがより良い世界で生きるための、正しい「ムダ」の知識を授けます。

■ ■ ■

初めは、ムダとはどういうものかを学ぶ本にするつもりでいた。
だが著者ふたりがそれ以上に興味をそそられたのは、ムダがなかったら世界がどんな姿になるかを考えることである。
これっぽっちのムダも存在しない世界。紙ゴミも出なければフードロスもない。時間もムダにならず、優れた頭脳や人の命が空しく失われることもない。
(‥‥)探究の旅に読者をいざなうことで、なぜムダが生じるのかを理解してもらうとともに、ムダのない世界がどういうものかを思いえがいてもらうことを目指している。
(「はじめに ムダのない世界に向けて」より)

■ ■ ■

【著者紹介】
バイロン・リース : フューチャリスト、作家、シリアルアントレプレナー(連続起業家)。現在はJJケント社のCEO。既訳書に『人類の歴史とAIの未来』(古谷美央訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、また未邦訳の著書に『無限の進歩(Infinite Progress)』、『物語、サイコロ、考える岩石(Stories,Dice,and Rocks That Think)』、および『われらは超個体アゴラ(We Are AGORA)』がある。テクノロジーの未来に関する講演などでも活躍

スコット・ホフマン : インターナショナル・リテラリー・プロパティーズ社CEO。同社は版権とキャッシュフローを取得する会社であり、ホフマンは1,000以上のタイトルポートフォリオを所有・管理している。フォリオ・リテラリー・マネジメント社の共同創業者のひとりでもある。ウィリアム・アンド・メアリー大学で文学士号を、ニューヨーク大学スターン経営大学院で経営修士号をそれぞれ取得。テキサス州オースティン郊外在住

梶山あゆみ : 翻訳者。東京都立大学人文学部英文学科卒。訳書に、ビバードーフ『さぁ、化学に目覚めよう』(山と溪谷社)、ヘラップ『アルツハイマー病研究、失敗の構造』(みすず書房)、イーグルマン『脳の地図を書き換える』(早川書房)、ハラリほか『漫画 サピエンス全史 歴史の覇者編』(河出書房新社)、シンクレアほか『LIFESPAN』(東洋経済新報社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ルート

    すごいな。水は貴重な資源なんだ。ある水資源に乏しいA国は、水資源が豊富なB国で、牛用の餌を作り、輸入する。そのとき、B国の大量の水が使われる。A国は、なかったはずの水を生み出すことに成功する。それはバーチャルウォーターと呼ばれている。農業にはたくさんの水が必要だ。1kgのコメを作るのに、4000リットルもの水が必要らしい。雨が少ない今夏、恵みの雨が待ち遠しい。水の章だけでもかなり勉強になる。また繰り返し読みたい本。

  • おさと

    壮大なムダの物語。ムダを解消するためのさらなるムダ。エンドレス。地球にとっては病原菌の私たち。いかにして共生していくか。

  • Humbaba

    資源は有限のものであり、無駄にしてしまえば本来それを活用できた人がいたとしても、活用されないで消え去ってしまう。実際には完全にむだとなるものがなくつかいきるというのはふかのうではあるが、どれだけ無駄にしているかがわかれば、それを少しでも減らして活用できる幅を広げようという考えも出てくる。実態の把握は問題解決のための第一歩であり、全てはそこから進めていくことになる。

  • のんのんとピーターラビット

    常日頃から思う。この世はムダでできている。そのムダがなくなっったら、間違えなく幸せになる人が増える。世界平和、地球を愛し大切に思うなら、この本で警鐘を鳴らしていることを世界中が一人一人が考え、実行した方がいい。

  • miharasi_mamiya

    ムダと思われるものについてありとあらゆる内容を網羅して書いていて知識量がすごかった。環境問題について、リサイクルの実情など。ムダをなくそうと思うが実際にムダをなくすとはどういうことであるのか、かなり複雑な連関があり、どういうふうに考えたらよいかが難しい。将来の科学技術の発展の可能性でムダがなくせるかもしれないという可能性についても触れている。

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