Product Details
ISBN 10 : 458800753X
Content Description
ハイデッガーとデリダの関係を、「時間」と「言語」に焦点を当て解明する野心作。西洋形而上学の破壊を試みたハイデッガーの思惟の変遷をたどり、その領域を相続しながらも異質な境位を拓くデリダの思考の展開を描く。
目次 : 序章(破壊と脱構築/ ハイデッガーの転回 ほか)/ 第1章 時間の定めを翻訳する(差異の差異/ 翻訳としての時間 ほか)/ 第2章 初期ハイデッガー(Grundprobleme「根本的諸問題」/ 人間の諸々の目的=終焉)/ 第3章 掛詞(ヘルダーリンを読む/ 到着しつつある文学 ほか)/ 第4章 黙示録の先取りの数々(存在の授与/ ハイデッガーの書簡=呼応 ほか)/ 第5章 テーゼの時間としての時間のテーゼ
【著者紹介】
ハーマン・ラパポート : オランダに生まれ、1950年代に家族とともにアメリカに移住。1978年カリフォルニア大学アーヴィン校で英語のPh.D.を取得。シカゴのロヨラ大学、アイオワ大学などで教員をつとめた。現在、ニューヨーク州サウサンプトン大学芸術学部英語学科教授。比較文学とカルチュラル・スタディーズを専攻する批評理論家として活動している
港道隆 : 1953年生まれ。パリ第一大学哲学科博士課程修了。哲学専攻。甲南大学教授
桧垣立哉 : 1964年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退(哲学専攻)。大阪大学大学院人間科学研究科助教授
後藤博和 : 1962年生まれ。関西大学大学院文学研究科博士課程中退(哲学専攻)。関西大学、京都教育大学、近畿大学他非常勤講師
加藤恵介 : 1958年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得(哲学専攻)。神戸山手大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
