基本情報
内容詳細
思想的に最も多産な時期から晩年まで、28冊のノートに書き続けられた膨大な日記・完結篇。活動的生活と観想的生活を包含する独自の思考の生成を記録。
目次 : 無人支配としての官僚制/ 政治における理解/ 無題(偉大さと深さの次元は緊密に結びついている)/ 昔のことが思い出され、頭から離れない/ アリストテレス『政治学』第七巻第一四章/ イデアについて(プラトンのイデア)/ 正義について―カントとヘーゲルの「狡知」/ 無題(マルクスの搾取概念)/ マルクス―ニーチェ/ 複数性の三つの次元〔ほか〕
【著者紹介】
ハンナ・アーレント : 1906‐1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した
ウルズラ・ルッツ : 1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍
インゲボルク・ノルトマン : 1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う
青木隆嘉 : 1932‐2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。ハンナ・アーレント『思索日記』の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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