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ISBN 10 : 4588140426
Content Description
全体主義との闘争の過程で敢行された西洋政治哲学の伝統との対決の貴重な記録。現在の出来事に関する証言でもあり、アーレント理解にも不可欠の第一級資料。
目次 : 無題(赦し・報復と和解)/ 人格‐自我‐性格/ 「この世に別れを告げぬ間に」(E・ディキンソンの詩)/ 無題(過去‐現在‐未来)/ 思考‐行為/ 感謝はキリスト教的美徳ではない/ 報復や赦しよりも純粋な怒りのほうが上だ/ 誰でも現実の与えるショックから逃れようとする/ 無題(鉋をかけると鉋屑が出る)/ 政治には二つの基本原理がある〔ほか〕
【著者紹介】
ハンナ・アーレント : 1906‐1975。ドイツ系ユダヤ人の哲学者・政治思想家。マールブルク大学、ハイデルベルク大学に学び、1941年、アメリカに亡命。シカゴ大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチ等で教鞭をとる一方、ナチズムや全体主義をめぐる論争に積極的にかかわり、活発な言論活動を展開した
ウルズラ・ルッツ : 1936年生まれ。ベルリン自由大学で社会学を学んだ後、フリーの翻訳者・編集者として活躍
インゲボルク・ノルトマン : 1944年生まれ。ベルリン自由大学で文芸学、政治学、哲学を研究後、フランクフルト・アム・マインのプロテスタント・アカデミーでジャーナリスト兼研究指導者として活躍。ドレスデンのハンナ・アーレント全体主義研究所で共同研究を行う
青木隆嘉 : 1932‐2016。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学(哲学専攻)。大阪女子大学名誉教授。ハンナ・アーレント『思索日記』の翻訳により2007年レッシング・ドイツ連邦共和国翻訳賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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