ハンス・トラクスラー

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本当にあった?グリム童話「お菓子の家」発掘

ハンス・トラクスラー

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768456743
ISBN 10 : 476845674X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : あるメルヒェン研究者の子ども時代/ メルヒェンが明らかにされる/ ゲオルク・オセック、存在しない家を発見/ 驚くべき発見/ 水を欲する魔女/ 魔女の家、復元される/ 魔女はなぜ森に暮らすのか?/ 忘れられた記録/ 短くも波乱に富んだカタリーナ・Sの生涯/ ヴェルニゲローデ手稿/ ゲルンハウゼンからカッセルまで/ 白い鳥/ エンゲルベルト・フンパーディンク―伝説の完成者/ ゲオルク・オセックとその後

【著者紹介】
ハンス・トラクスラー : 1929年、現在チェコのヘルリヒに生まれる。戦後、フランクフルトで絵画を学ぶ。1962年より風刺雑誌『パルドン』に参加。トラクスラーなどの参加したアーティストたちは、「新フランクフルト派」と呼ばれる。1963年、『ヘンゼルとグレーテルの真相』を出版、センセーションを巻き起こす。その後も、風刺画家、イラストレーター、児童文学作家などとして幅広く活躍。2007年、ドイツ・カリカチュア大賞受賞。2009年、フランクフルトにてこれまでの活躍を回顧した展覧会が開催された

矢羽々崇 : 1962年、盛岡市生まれ。1987年、上智大学文学部ドイツ文学科卒業。1989年、ミュンヘン大学哲学部にてMagister Artium取得(主専攻:近現代ドイツ文学、副専攻:哲学、日本学)。1994年、上智大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻にて博士(文学)取得。1994年、獨協大学外国語学部ドイツ語学科専任講師。現在、同教授

たかおまゆみ : ドイツ語翻訳・通訳者。教育学修士。前・内閣府男女共同参画会議専門委員、やまねこ翻訳クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Urmnaf

    シュリーマンばりに「ヘンゼルとグレーテル」が史実である、という前提で史跡調査をしていく著者。すると、ドイツの森でお菓子の家の跡らしきものが発見され、実は、ヘンゼルとグレーテルは貴重なお菓子のレシピを奪うためにその家に住む女性を殺害したという衝撃の事実が明らかになる。というテイのパロディ。原著は1960年代の出版で、半世紀を経ての和訳。眉に唾をつけて読んだせいか、さすがに嘘とわかる点も多いが、出版当時は騙された人も多かったらしい。後半分は、訳者によるメルヒェン、パロディの解説。こちらも興味深い。

  • たまご

    こーゆー本が出版されるドイツ,大人だなあ.いや,面白かったです.きっと気づいていない「にやり」なネタがたくさんあるに違いない….木の傷は,読んでいた時は何も思わず,あとから,しまったと.一応生物学んでたはずなのに…. 日本でも,民俗学とからめての童話解釈とかあるけど,こーゆーのももっと出ても面白いなあ.太宰のお伽草子的な?

  • naonchi

    訳者の解説が1/3を占めているのって・・・大学の推薦テクストみたいで、小説としてはちょっと拍子抜け。50年前に出版されて、未だに著者への手紙や問い合わせが絶えないくらい、このパロディを「信じたい人」「許せない人」がいるというのが面白い。こんなのよく作ったよなぁ。。。一生懸命おバカさんな事する人は偉い!「おお、なんたるくだらなさと卑劣さのかたまりか!」

  • ぱすこもち

    筆者の策にまんまとはまって読み始めた。途中に真相に気づいてからはおもしろく読めた。大学のレポート課題もこれほどまでに理路整然としていれば文句は言われまいという出来だった。

  • じょん

    ヘングレが実は秘密のレシピを巡る経済的犯罪だったのではないか?!ということを科学と追跡調査によって明らかにしていく考古学者のお話。実際お菓子の家跡地を発見するしかまどから魔女とおぼしき女性の遺体が出てきたりする。 結末で馬鹿馬鹿しくなって笑ってしまったが、この本から『鹿角塩は“パン屋のアンモニア”とも呼ばれていた昔のふくらし粉で鹿の角から採った』ということを学んだ。炭酸アンモニウムらしい。

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