ハンス・クリスチャン・アンデルセン

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影 あなたの知らないアンデルセン

ハンス・クリスチャン・アンデルセン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566021761
ISBN 10 : 4566021769
フォーマット
出版社
発行年月
2004年12月
日本
追加情報
:
21cm,65p

内容詳細

暑い国で、学者の「影」は一人歩きを始め、やがて恐ろしい結末へ。「影」とは果たして何者なのか、本当は何を見てきたのか…。アンデルセンの作品中最も解釈の分かれる異色作を、デンマーク語からの新訳で贈る。

【著者紹介】
ハンス・クリスチャン・アンデルセン : 1805年4月2日、デンマーク、フューン島の小さな町オーデンセに貧しい靴屋の息子として生まれる。14歳のとき、舞台俳優を夢見て首都コペンハーゲンに出たが挫折し、その後、声楽家やバレエダンサーを目指しながら、苦労して大学を卒業。舞台の世界での成功は収められなかったものの、書きためていた脚本や詩が認められ、1935年に最初の小説『即興詩人』(日本では森鴎外の訳で有名)を上梓する。同年に『子どものためのお伽』を発表。これで一躍“童話作家”として注目を浴びる。「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「おやゆび姫」など世界じゅうで読みつがれる名作を著し、“童話の王さま”と呼ばれるが、おとなに向けたメッセージを秘めた作品も多い。私生活では、生涯独身を通し、孤独な生活を送ったと言われている

長島要一 : 1946年東京生まれ。1982年コペンハーゲン大学よりPh.D.取得。同大学異文化研究・地域研究所副所長。専門は、日本近・現代文学・比較文学・比較文化

ジョン・シェリー : イギリス、バーミンガム生まれ。ボーンビル・スクール・オブ・アート、マンチェスターポリテクニックでイラストレーションを専攻。1987年以降、日本に在住。パルコや三菱の広告で注目を浴びる。初めての絵本『ザシークレットインザマッチボックス』はイギリスでマザーグース賞次点、アメリカでペアレンツチョイス賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mii22. さん

    この物語を初めて読んだのは、分身をテーマにしたアンソロジーの中の一篇としてだった。あまりの恐ろしさにこの一篇だけはとても記憶に残っていた。主人(人間)と従者あるいは奴隷(影)の関係は色々な解釈が出来る物語で、謎と秘密に溢れた魅力的な作品だ。解釈のしようによっては容赦なく背筋が凍る恐ろしさだ。また斬新なイラストは頁ごとにスタイルが異なりとても楽しませてくれた。

  • キジネコ さん

    私達の影に「君は誰だ」と問う事の怖さ、影は当たり前の事として「私達のもの」であった筈が「嘗て私達の…」であるかも知れず、憑いてくる誤謬の足音に怯え、その影は影の影、若しくは影の影の影でしかなく「私」とはもはや途絶された存在であり、更には「私」自身が実体を仮想する影でしかなくなる。安部公房の「箱男」の無名性と、村上春樹の「ハードボイルド〜」影と切り離された夢読みの焦燥を思いました。アンデルセンという作家の遺した仕事の全体像が違って見えてくる話です。ある日突然気が付く影の不在、アナタの影は未だ其処にいますか?

  • クラムボン さん

    「影」はアンデルセン童話とは一味違います。子どもに向けて書かれたとは思えないような話です。ある日、影を無くした主人の元に、本人よりも豊かなった影が人間となって現れる。それだけでも寓意に満ち溢れているのだが、元々が影なので《影》が無い。そこで元の主人に《影》になれと迫るのだが…。深読みすれば色々有りそう…ただ、私は深読みは苦手なので、そのままに受け止めるだけだが。絵の方は少し抑え気味の色調で、主人と影の対比が、そして主客逆転してゆく有様が、印象的に描かれていて、楽しい絵本です。

  • 亮さん さん

    アンデルセンの作品はどうしてこうも救いがないのでしょうか。この影という作品はみなさんが思うように影と主人の立場が入れ替わり最後には・・・・・。アンデルセンに対抗して、私が救いのある同じく影という作品を作ります。

  • Hiroki Nishiyama さん

    「若くて賢い」のですが、うだつのあがらない「学者」が主人公です。人間として大成功を遂げる「影」は、学者の内なる欲望が具現化したものとして描かれているのでしょうか?違いそうです。学者は「影」の成功を羨んだり、妬ましく思ったりする描写は見られません。学者は「影」に対して、好奇心のみを抱いているように思えます。それでは何故、「影」は学者を葬ったのでしょうか?物語の中では、「影」が自分の正体を知る学者の口封じのためと描写されます。これは、出自による差別を表しているのではないでしょうか。

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