ミヒャエル・ハイドン:弦楽五重奏曲全集(2CD)
天才フランツ・ヨゼフ・ハイドン[1737-1806]の5歳年下の弟、ミヒャエル・ハイドン。彼も兄に負けず劣らず音楽の才能に抜きんでていました。やはり幼い頃からシュテファン大聖堂の聖歌隊で歌い、オルガン、ピアノ、ヴァイオリンを学び、20歳でハンガリーのグロースヴァルダイン司教の楽長となったのを皮切りに、数多くの宮廷に仕え、多くの作品を残しています。教師としても高名で、弟子にはウェーバーやディアベリなどがいます。
cpoレーベルでは彼の作品を集中的にリリースすることで、若干過小評価され気味のミヒャエル・ハイドンに光を当てるべく奮闘しています。この五重奏曲集も、同時代のモーツァルトのものよりも変化に富み、かなり冒険的なのではないでしょうか。(cpo)
【収録情報】
Disc1
ミヒャエル・ハイドン:
● 弦楽五重奏曲変ロ長調 MH.412
● 弦楽五重奏曲ハ長調 MH.187
● 弦楽五重奏曲へ長調 MH.367
Disc2
● 弦楽五重奏曲ト長調 MH.189
● 弦楽五重奏曲へ長調 MH.411
ザルツブルク・ハイドン弦楽五重奏団
録音時期:2013年
録音方式:ステレオ(デジタル)